香港旅行 -弾丸1泊二日の香港エクスプレスー
熟年夫婦と息子と娘の香港1泊だけ
我が家ではネコを飼っています。
これまでの旅行中、留守番を頼んでいた息子にネコの面倒を見てもらっていました。
娘はオーストラリアへ留学中で、彼女は友達同士であちこちと旅行しております。
息子だけが日本でじーっと、ネコと過ごす日々。
その息子の就職も決まり、ついに旅立ちが決定!
何と嬉しいこと!
お祝いをしよう!
お祝いついでに海外旅行へ行ったことのない息子と海外旅行へ行こう!
大学院の夏休みの間、オーストラリアから帰って来て、我が家で居候している娘にネコとの留守番を頼んでみた。
ネコにちょっかい出しすぎて、ネコに嫌われている娘は「わたしも行く!」と言い出した。
愛しいネコをひとりにして2晩過ごさせるのは、心が痛い!
なので、決まった先が1泊で帰って来られておいしいものが食べられる香港!
4人も行くとなると旅費も高くつくし、なるだけ予算をケチろうと選んだのが香港エクスプレス!
香港まで片道7000円弱で行けるじゃーん!
4人ともにリュックにして、当然、荷物は預けない!
それでも
運賃¥54,640
手数料および諸税¥28,160
予約料¥5,440
合計¥88,240(4人分)
LCCでも手数料や関空の設備料で結構高くつくのね。
旅行会社の1泊2日のツアーがあれば断然その方が安いと思うけど、残念ながらそんなフリーツアーはありません。
2泊3日からの香港ツアーなら多数あります。
でも、2晩もネコを一人にしておけないし、ペットホテルなんてのも無理!
そこで、価格を重視に今回の旅行プランを立てます。
ホテルは寝るだけだからとケチってComfort Guest House E を予約。
インド人の両替商がたくさん入っている重慶大廈(チョンキンマンション)のホテル。
尖沙咀(チムチャッチョイ)にあります。
いやぁ、あのカオスのようなアパートメントにホテルがあるとは知らなった。
安いし面白そうだしと予約。
ツインルーム2部屋で¥17,000
家族4人で1泊2日香港一人約¥20,000のツアーができあがりです!
日本の国内旅行より安いぞ!
さて、そんな家族4人での初めての海外旅行です。
たぶん、もう二度とこういう機会はないかもしれないので記録しておくことにしました。
初めての香港エクスプレス!
LCCができてからというもの、安く海外旅行ができるので、より身近になりました。
思ったより座席は窮屈ではありません。
身長が180cm以上の方はちょっとつらいかも・・・。
リクライニングの角度は浅めです。
香港まで約4時間ですので、その間でしたらそんなにリクライニングしなくても大丈夫かも。
4時間はKindleで読書、もしくはAmazon Primeでダウンロードしたドラマを見て過ごしました。
夢中になって見ていた「Gossip girl」のドラマをiPhoneに入れていたので、3本軽くみている間にもう香港です!
香港から中心部まで23分で着くというエアポートエクスプレスに乗ります。
チケットはちょっと高いけど、ここは節約しません!レーザー光線が飛びまくる夜景のショー、シンフォニー・オブ・ライツに間に合わない!
エアポートエクスプレスに乗るためにカウンターでチケット購入!
チケットブースでグループチケットを購入するとお得です。
すっかすっかで静かで快適です。
急げー!
地下鉄(MTR)に乗って尖沙咀駅まで急ぎます!
シンフォニー・オブ・ライツに間に合うか!?
間に合わんかった・・・!
レーザーショーは終わったところやった・・・!
関空からここまで、テンション高めの両親を冷めた眼で見ていた息子や娘も、香港の夜景には満足そうです。
な、気がします。
何も話さないので、分からんが・・・。
「わぁ!すごい!」とか「めっちゃ、綺麗やん!」とか感嘆符が出るような言葉が聞かれないのが寂しいが・・・。
せっかくの家族旅行、一人一人が盛り上げんかい!と思うのは無理な話なのね。
ので、「すごーい!、こんな高いビル群、日本では見られへん!」
と一人はしゃいでみるのでした。
5年前に来た時よりか夜景を見る遊歩道は整備され、横のビルではプロジェクトマッピングのショーも始まりました。
さすが、香港!竜がクリスマスを祝う内容です。
しかし、12月の香港は寒かった・・・!
例年にない寒気が来ているのだとか・・・。
日本の12月の服装でちょうどよい感じでした。
特に夜はダウンが必要です。
薄めのジャケットだったので寒かった~!
夜景も堪能したので、夜ご飯へ!
美味しいものを食べるのが一番の目的!
台湾が本店だけど、香港にもある小籠包がおいしい鼎泰豐 (ディンタイフォン)へ。
オーストラリアでも行きましたが、ここの小籠包は癖になるのです。
ここなら何度も食べてるし間違いないしです。
初海外旅行の息子に気を使って、外れなしのレストランを選びました。
小籠包食べて満足!
しかし・・・、静かなわたしたちのテーブル。
次々にやってくる料理を平らげると娘と息子はスマホをいじりだします。
話してるのはダンナとわたしの二人のみ。
家なら、夕食がすむとすぐに個々の場所へ散らばる子供たちです。
散らばる場所もないのでその場でスマホ。
もっと、旅を楽しめるよう「すごーく、おいしい!」とか「こんなん初めて食べたとか!」なんとか言わんかいな・・・。
ダンナとわたしが気を使って「どう?おいしい?」と聞くが「うん」のみ。
気を遣うわぁ・・・!(*´Д`)
いつもの食卓が香港に移動しただけ。
あかん・・・!疲れる。
ダンナと二人の旅の時はお互いに、この旅を楽しくしようと少なくともさり気なく気遣います。
不満はあっても、不満ばかり言っていたらその旅自体もつまらなくなるからです。
子供たちも友人同士で行くならはしゃぐのだろうけど・・・。
1泊でよかった・・・と。
デザートは香港のあちこちで目に付くマンゴーアイスの専門店、許留山でマンゴーアイスをいただきます。
寒いけど、ここのマンゴーデザートはおいしいから欠かせない!
震えながら食べました。
子供たちも不満が聞こえないということは、美味しかったのでしょう。
あ~、何かしゃべってよぉ~!
とりあえず、ここでも楽しませようと色々話しかけてみるのですが、子供たちのテンションは上がらず。
まぁ、いつもワイワイという家庭ではないから、外国に来た!というぐらいでは無理か・・・とあきらめモード。
さて、ホテルへのチェックイン!
重慶大廈(チョンキンマンション)に宿泊
重慶大廈(チョンキンマンション)のホテルってバックパッカーの聖地みたいなところらしいです。
複数のエレベーターがあって、対応する部屋のエレベーターに乗らないといけません。同じ階だからと乗っても連絡はできていません。
そのエレベーター待ちがすんごい人。
数十分待ってやっとホテルいえ、ゲストハウスのフロントに利用されている部屋に到着。
インド人っぽい人が「なんちゃら、なんちゃらOK?」とか言ってるけど、よー分からんけど、「OK!」
どうやら1Fまで降りてそこからまた数十分待って、別のエレベーターに乗り込んでゲストハウスに到着です。
部屋はコンパクトでツインルーム。
L字型にベッドが置かれてます。
まぁ、一泊だけだからいいんじゃないの?っていう感じです。
面白かったのが、トイレとシャワー。
トイレの便座の上にシャワーがある。
どう考えてもトイレはビショビショ。
へぇ、水回り工事の節約なんだぁ・・・って思いました。
しかし・・・洗い場はトイレの前面部分だけなので非常に狭い!
まぁ、一泊だけだし・・・。
ふと、娘を見ると超膨れ面!
「せっかくの家族旅行なのになんでこんなとこなん?
今まで泊まった中でも最低やわ!」
うっそー!どこが・・・!?
コンパクトで清潔な感じじゃーん。
と思ったのだけど、娘にとってはバックパッカー用のこのゲストハウスじゃなく、少なくとも大きなフロントのあるホテルに泊まりたかったようです。
家族旅行なら両親がそこそこのお金を出すと思ったのでしょう。
あまいぞ娘!
8時間しかいない部屋にたくさんのお金は出さんぞ。
いいホテルへ泊まりたければ自分のお金で行くのよ。フンッ!
と、ふてくされた娘。
どんな小さな部屋でも寝てしまえば分からん。
黄大仙で占い、北京ダック
朝ぁ~!さぁ、もう今日で香港はラスト!
お粥食べにいくぞ!
尖沙咀(チムチャッチョイ)にあるマンゴープリンで有名な「糖朝」へ。
さんざん迷ったあげくにやっと到着!
鶏肉とピータンのお粥を選択。
美味しぃわぁ!
豚肉の塩味がちょうどトロトロになったお粥と絡み合っていい味にいい味だしてます。
ピータンもおいしい!
朝からたくさんの方が、お粥を食べにいらしてます。
さて、ゆっくりとしている暇はありません。
と、言っても子供たちもしゃべらないしで静かなテーブルです。
食べ終わったら手持無沙汰でして・・・、ケータイを見るしかない・・・。
次、行こう!
娘の希望で占いができるという黄大仙(ウォンタイシン)へ。
地下鉄MTRの黄大仙駅まで約20分ぐらいかな。
人の流れに沿って駅を出ると目の前にどどーんと寺院が見えます。
朝から多くの人が線香をあげたり、お供え物を置いたりとお参りのや観光客の方でごったがえしています。
朱塗りの寺院が高層ビルに囲まれている風景は、ちょっとおもしろいです。
さらっと見学した後は目的の占いへ。
占い師がたくさん集まった占い横丁みたいなところがあります。
英語OKとか日本語OKとか書かれているので、日本語OKを探します。
こういう観光地では多言語を話せた方が、売り上げにもつながるでしょう。
私たちが入ったのは、日本語OKの女性占い師のブース。
日本語OKが数件しかなく、しかも朝から働いているのは彼女だけなんです。
値段は人相と手相とのセットで一人6千円!
高くないかい?
でもここまで来て引き返すのもなんだし・・・で、結局、息子と娘だけ占っていただきました。
なんのことはない、水をたくさん飲みなさい。方角はあっちの方がいい。
おまけに息子は「目が小さい!ほら!見て!小さい!小さい!」と言われて、病院へ行きなさいと・・・。
えー!そんなに悪いのか・・!?とびっくりして日本に帰ってきて眼科に行かせたけど、単に目が小さいだけで機能的には問題なかった。
全く・・・。
まぁ、眼科検診のかわりになったと思えばいいけど。
占ってもらって、少しだけ何かに気を付けようとか、就職が気になる二人の背中を少し押すきっかけになるとか、そういうことなのかと思います。
しかし・・・、二人で1万2千円は高すぎる~!
日本の占いで十分です!
まぁ、これも経験ですね。でも、ほんと商売上手です。
片言の日本語でも、日本語が話せるという看板をあげているので日本人客が来ます。わたしたちの後ろにも4人ほど日本人が待っていました。
英語も話せると看板をあげています。きっと片言の英語なんでしょう。
いやぁ、なかなかやるね。おばちゃん占い師。
眉はまっすぐはダメ!って言ってたけど、わたしゃ、おばちゃんの細字サインペンで描いたような、ぶれている細眉が気になってしかたなかったよ。
さてお次はランチ!
予約していないと席がないという情報から、日本のHISで予約した北京ダックの店へ!
鹿鳴春(尖沙咀)という北京ダックでは老舗の店です。
MTRで尖沙咀まで戻ります。
お店は雑居ビルの中にあります。
看板が目に付くところにないので分かりにくく、通り過ぎてしまいました。
うろうろしてやっと見っけ!
11時30分の予約に15分遅刻。
12時には店内は予約客で満席になっていました。
予約していてよかったぁ~。
さて、この年になって初めての北京ダック。
卵スープも頼みました。
TVでは見たことがあるけど・・・。ワクワク!
おじさんが切っているのがきっと私たちの!
ん・・・、鶏だね。
茶色の皮の部分に甘辛の醤油味っぽい。
これに甘いみそを付けてきゅうりといっしょにいただきます。
この包む皮がかなり分厚くてもさもさ感があります。
すぐにお腹がいっぱいになってしまいました。
結局、4人で丸ごと1羽の北京ダックを完食できませんでした。
北京ダックってこういうものか・・・ってのが経験できてよかったかな。
やっぱ鶏の方がおいしいかな。
さて、これで香港ツアーもおしまい!
あとは空港に向けてダッシュ!
出発までの時間がない!
走る、走る、MTRに乗って、エアポートエクスプレスに乗って、空港に到着!
香港エクスプレスのカウンターが見当たらない!
片言英語で聞くと、ターミナル1だという。ここはターミナル2だよ。
また走る、走る!
カウンターにはすでに搭乗客はいない!
わたしたちが最後か・・・!と思ったら、日本人の家族が滑り込んで来ました!
チェックインの時間にぎりぎり間に合ってよかったぁ。
あとは関空までLCCシートで3時間の我慢です。
ほんと、弾丸香港でしたが1泊で行けるっていえば行ける。
余裕はないけど、「食べる!」ということなら十分です。
近場で外国と活気を感じるのにはちょうどよいかも。
今度は香港の夜景が見えるバーとかに行ってみたいです。
でも、もう子供たちは行かないと思います。
子供たちは、同じ年代の仲間と楽しく行ってくれぇ~!
親は君たちが楽しんでいるのかそうでないのかよくわからんので、気疲れしたよ。
やっぱり熟年夫婦でぶつぶつ思いながらも、お互い気遣いながらの旅行の方がいいです。
香港は気軽に行けるナイスなレストラン街!
いつか熟年夫婦であこがれのペニシュラホテルに泊まって、香港の食を満喫したいと思います。
香港も、また今後行くフォルダに入れておこう!
LCC最高!
インド旅行5 -デリーから関空 ー
アグラからデリーへ
いよいよ最終日!
ふつうは名残惜しくなるんだけど、あの快適なANAのビジネスクラス、しかもフルフラットの座席で寝ながら帰れると思うと、ちょっとワクワクです。
昨日は、朝日のタージマハル、眩しい太陽の中のタージマハル、なんちゃってカフェのタージマハルと、もう十分に堪能しました。
気持ちはデリーへ!
朝はホテルの定番ビュッフェ。
インドに来てからの便秘でお腹はパンパン!
昨夜の生野菜のサラダにもびくともしなく、今朝もコーヒーにオレンジジュースと水分はたっぷりめで様子をみます。
あ~!つらい!
朝食後はデリーへ出発!
アグラからデリーまでは、ホテル経営するお金持ちが作ったという快適な高速道路を利用します。
途中、ドライブインで休憩。
今まで入った中で一番きれいなドライブイン!
さすが!お金持ちが作った高速道路だけある!
このドライブインでインドのカップヌードル・マサラ味とチップスをお土産に購入。
インドではベジタリアン用に緑の四角いマークが入っています。
アイスクリームにも緑のベジタリアンマーク!
お味は・・・、うーん、植物性脂肪のラクトアイスです。
当然ながら乳脂肪は入っていませんので濃くはありません。
約6時間でデリーに到着。
デリーに近づくと高層マンションがぞくぞくと建設中です。
近代的なビルディング群があると思えば、河川敷にはバラックのボロ屋が密集しています。
しかし、こういうところもあと10年もすればきっと変わっているんでしょう。
こういう格差を見ると、国の伸びしろがまだまだあるんだって思います。
ランチです。
夜はバーというか、昼間もバーのような暗い店に入ります。
暗い夜の店の雰囲気の中でランチのタンドリーチキンをいただきます。
相変わらずナンは美味しゅうございます。
インドでのお店はガイドさんが探すんだそうです。
日本人の好みに合わせた店を探してくれているようで、このタンドリーチキンも見た目はインスタ映えしそうにはないですが、美味しかったです。
店はどちらかというとインドの若者が夜に集まりそうなナイトバーという感じでしたが、お味はなかなかです。
紅茶店
ガイドさんからお土産用に紹介された紅茶店へ寄ります。
えっ!?ここ?
って思うくらい、はっきり言って汚い小さい店でした。
フラッと入ってみたいとは思わないお店です。
観光客を連れてくるというスタイルです。
ここで、注文したお茶を受け取ります。
これも話のネタにと石鹸をこちらで購入しました。
いつからおいてあったんだろう?って感じの古い石鹸です。
まぁ、インドですから。ということで良しとするのでした。
フマーユーン廟
ランチの後はフマーユーン廟へ。
タージマハルと同じくこちらもお墓。
真ん中のドームより棟が低いとお墓、高いとモスク!
とガイドさんより教えてもらいました。
タージマハルもフマーユーン廟もよってお墓!
窓の幾何学模様が素敵です。
お墓の中は涼しくて過ごしいい!
細かな彫刻が素晴らしいです。
世界中どこにでも器用な人はいます。
こういうのを見ると、国内でよく言われている日本人は器用という、「日本人は」は、どうかと思うのでした。
笑顔を見せてくれたかわいい女の子。
インドの女性も男性も、ほんとに顔が小さい!
無駄にでかい自分の顔がいやになります。
化粧品はインド人の2倍使わないといけないです。
クトゥブミナール
70メートルの世界最大の高さのある塔をもつモスク。
ドームより塔の方が高いからモスク!
あまりに塔が高いので飛行機の接触事故があったそうな。
と、ガイドさん。
ほんまかいな!?
話し半分に聞いとこ。
ローマの遺跡みたいです。
これくらいの暗さが、観光にはちょうど良い感じ。
昼間は太陽光線がきつすぎるぅ~!
車窓からはインド門を鑑賞
一瞬ですが、バスから鑑賞。
望遠で撮ってます。
バスから見ると親指サイズ!
遠っ!
この後、インドサリーの店に行きました。
特にほしいものもなかったので、トイレ休憩のみ。
同じツアーのおじいさんが娘にと、サリーを買おうとしていたのでみんなでアドバイス。
おじいさんが選んだのは赤とかピンクとかド派手なもの。
絶対にセンスない!って言われるから、それはやめとき!と女性陣が阻止!
日本人の女性の好みそうな淡い色合いを女性陣でおすすめ。
男性は女性用には赤けりゃいいという勘違いが改めさせたかったけど、おじいさんは買う気をそがれたのか、だいぶと迷ったけど購入せずでした。
まぁ、娘さんもあのド派手なサリーをもらって「お父さん、ありがとう!大事に着るわ!」ってのはたぶん、数パーセントの確率。
高い確率で「・・・・!(絶句)」だと思う。
阻止した女性陣は、父と娘の関係がぎくしゃくしないことを事前に対処したということだけで満足です。
女性はおせっかいですが、影の薄い一人旅のおじいさんがみんなに囲まれて中心になってのワイノワイノは、結構楽しかったはず!と見ました。
さて、最後は食事は中華料理です。
馴染みの味にちょっとホッとしました。
ディナー食事も終わって空港へ向かいます。
バスの中から眺める景色を目に焼き付けようと・・・。
いやでも焼き付くこの電線!
燃えるぞ~っ!
さて、いよいよインドともさようなら!
空港には象もいます。
ツアーではほとんど買い物できなかったので、空港のきれいなお店でゆっくり買い物をしました。
といっても、そうほしいものもなくお土産のチョコや金のガネーシャのブックマークを購入しただけ。
買い物については欲求不満です。
そして、乗り込んだANAのフルフラットのビジネスクラス!
これが帰りの一番の楽しみ!
朝食です。
和食にしました。
ん・・・。
インドの素材・・・?
成田―インドの方が格別に美味しい。
なんちゃって和食。全部食べることはできませんでした。
だんなは洋食を選択。
だんなも美味しくなかったとのこと。
帰りの機内食は期待しない方がよい。ということでした。
と、無事に成田に到着!
もういつ入れるか分からない成田のラウンジも十分に堪能です。
だんなはシャワーまで浴びてました。
設備は十分に充実してとても満足したとのことです。
インドの旅も、お腹をこわさず熱も出さずに無事に終了です。
ガイドさんの言っていた言葉が頭に残っています。
アメリカのシリコンバレーにはたくさんのインド人がいる。
googleやマイクロソフトに勤めて高給を取っていたMIT(インド工科大学)の人たちが、インドに帰ってきて起業をし始めている。
ITはインドでもっとも成長する分野。
そして、デリーは今や建設ラッシュ。
今年買ったマンションは、2,3年後には確実に2,3割増し!
ITと不動産でこれからはインドが伸びます!
日本の皆さん!ぜひ投資してください!
だそうです。
株は乱高下するので、不動産がおすすめだそう。
ただ、インド人にしか不動産は買えないのでガイドの私に言ってくれればよいのだそうで、もちろん手数料はいただきます!とのこと。
日本の不動産会社もインドに多数事務所を開いて投資しているよ!って。
インドで不動産を購入することは敷居が高いけど、REITならとインドのREITを探したけど見つからず・・・。残念!
確かに、この人口の多さと驚異的な大腸菌に対する抗菌力を見たらインドすごい!と思ってしまいます。
そして、カーストの枠に入らないIT企業を目指す若者の意欲もすごい。
ITなら最下位のカーストから抜け出すことができるんですから。そりゃ、ちょっとできる子なら家族総出で必死になりますって。
インドの未来は眩しいくらい明るい!
と感じた今回の旅でした。
あと10年したら、ハイテク都市のインドになっているかも!
「10年後にもう一度行く国」フォルダに入れておこう!
インド旅行4 -アグラ・タージマハル ー
アグラ・タージマハル
今日も暑いかいな・・・?で朝です!
朝日のタージマハルを見るために5時起きです。
6時にはロビーに集まって出発!
朝は涼しいのでテンションも上がります。
ホテルからバスで数分の川沿い原っぱへ移動。
「えっ?ここから見るの?」って思うような場所ですが・・・
いよいよ対面のタージマハル!
見える・・・!
はるか遠くに見えるタージマハル・・・。
ここから見えるタージマハルは小さい・・・!
想像していた”朝のタージマハルツアー”とは違うけど、まぁ、インドやし・・・。
iPhoneでは、やはり限界か・・・。
粗い画像です。
一眼レフもってくればよかったと思ったけど・・・、持ち運びに重たくて置いてきちゃいました。
あー、でもこの時だけは少し後悔。
日中はiPhoneで十分なのですが、光が足りなくなるとやはり一眼レフカメラの威力にはかないません。
おー、お日様あがったー!
ふと横を見ると・・・。
ビニールシートの家に住んでる女性が朝ごはんの支度をしているようです。
一気にこの殺風景な原っぱの現実に引き戻されます。
ホテルへ戻って朝の散策。
今回宿泊した中では一番大きなJAYPEE PALACE HOTEL!
ホテルの中のショップはしょぼいけど・・・。
中庭ではリスが元気に走り回っています。
プールもあります。
今回宿泊したホテルは、すべて大理石がふんだんに使われています。
カウンターも大理石。
朝食の後はいよいよタージマハルへ!
チケット売り場はすごい列です。
外国人優先(料金が地元の人とは全然違う)レーンからタージマハルへ。
おぉー!見えた!
あれが世界遺産、死ぬまでに見ておきたいタージマハル!
ほー。
美しい・・・!
今までさんざんホコリっぽくて、きちゃない町を見たかいがあります。
このタージマハルの美しさを倍増させるための演出だったんだぁ!って思えます。
街中のごじゃごじゃ感が、タージマハルの美しさをかえって引き立ててます。
しかし、年を重ねるとほんとちょっとやそっとのもんでは感動しなくなった自分が悲しい。
確かに美しいけど、残念ながらこれを死ぬまでに見なければいけない!
ほどの感動が出てこない!
と、思うのです。
どんな世界遺産にも感動ができる方は、その場所に興味を持ち、時代を知り、歴史を知り、その世界遺産のできた事情を知っているかで感動の度合いが違ってくるということじゃないかなと・・・。
あかん!
インド映画を一本ぐらい見ただけで来た軽いノリに、この風景はもったいない!
ずーっと見ていたいけど、やはり太陽光線ビームから逃れたく、早く日陰に入りたいの思いが強い!
タージマハルから入口方面を望む。
タージマハルの白い大理石を歩くために、靴カバーが用意されています。
白い靴カバーを履いて滑らないようにと・・・。
なんせシニアですから。
こけたら痛い。
このタージマハルの中に入るのにぐるーっと並んでいます。
ガイドさんはいなかったので、どうしてよいのかわからず列の終わりを探していました。
炎天下の中これを並ぶのかと思うとうんざりです。
しかし・・・!
思いついた!
高い外国人入場料で入場しているから、きっとファストパスレーンがあるはず!
そうなんです、チェックも何にもないけど、見た目明らかに外国人と分かれば優先的に入れる列がありました。
で、すんなり入場!
内部は撮影禁止です。
お墓ですので、中心部に大理石の棺が置かれてます。
見学者に押されてほんの数分でさらーっと回れます。
アグラ城
世界遺産のアグラ城へ移動。
世界遺産もなんのその!
早く日陰へ!!!
こちらの部屋から幽閉されたシャー・ジャハーンが愛しの妃が眠っているタージマハルを眺めていたそうです。
「ほんまかいな?
ほかに見るもんなかったんちゃうん?」
って思ってしまう、関西のおばはんです。
望遠で撮っています。
幽閉された部屋の内部は、大理石と埋め込まれた本物の宝石でものすごく贅沢です。
本物のルビーやエメラルドが埋め込まれています。
もちろんあちこち取られています。
日本だったら柵でかこってガラスばりにして触れないようにするでしょうが・・・。
ここはインド、触れます。
撫でてみました。
エメラルドをほじってみたい欲求をぐっとこらえました。
お昼はレストランでいただきました。
このスープは美味しかったです。
お馴染みの味です。そろそろ飽きてきました。
お次はタージマハルを見ながらのティータイム。
ということで、小さな小さなビルのホテルの屋上(8Fぐらいだったでしょうか)に案内されます。
ところでタージマハルは?
左斜め奥です。
望遠で頑張るとこんな感じになります。
タージマハルは見えます!
嘘じゃないです!
というところの屋上急場設置カフェでしょうか。
まぁ、インドです。
これも笑える思い出です。
夜はホテルのレストランで。
インドのビールは薄味です。
そろそろこういった料理も飽きてきました。
インドでは毎日、朝、昼、夜、全てカレーだそうです。
「飽きませんか?」とガイドさんに聞いたら、「野菜カレー、じゃがイモカレー、チキンカレー、色々あるから飽きないよ!」って。
めっちゃ飽きそう!と思ったけど、そもそもそれしか知らなかったら十分なのかも・・・と。
明日でいよいよ最終日!
デリーに戻ります。
最後の夜だというのに、ホテルのバーに行く元気も太陽に奪われてしまったシニア夫婦です。
なんだかもったいない気もしますが・・・。
ツアーの皆さんもお疲れのようで、ホテルの小さな売店を冷やかすぐらいでした。
それにこの旅行中ずーっと便秘だったお腹が、もうパンパン!
便秘薬はインドのトイレ利用が難しそうですし、ツアーですしで持って来なかった。
水分をとっても暑さで蒸発するのが早いのか、なかなか頑固です。
行く前に生野菜だけは食べるな!とアドバイスされていましたが、我慢できずに昨日からその禁断の生野菜を朝食に食べてます。
が・・・、効きません。(;'∀')
このまま関空かなぁ・・・。
あ~つらい・・・。
インド旅行3 ージャイプルからアグラへー
アグラへ
朝ごはん!
ホテルの朝食はどこも似たり寄ったりです。
ビュッフェスタイルなので、どうしても自分の口に合いそうなものだけを選択するとこんな感じになってしまいました。
カレーは必ずありますが、観光客向け仕様なのでしょうか、まったく辛くはないです。
ので、カレー好きな方には物足りないかもしれません。
味は化学調味料がいろいろと入っているとは思えないので、素朴な味です。
朝食後はアグラに向けて出発です。
今日もピーカン!真っ青な空!
今日も暑いんだろうなぁ・・・。
とバスに乗り込んで出発!
インドの街並みを見て楽しもう!
と思ったけど、こんな感じでゴミが気になります。
癒される風景になかなか出会えないですが・・・、これはこれで、これから綺麗になるという発展性に目を向けることにします。
中国も日本も数十年前はこんな感じ。
それが今や・・・!って思うと、
インドは確実に伸びます!
なんといっても中国に匹敵する巨大な人口!
カースト制度から抜け出すための一つとしてIT産業が選択されるという現実!
それに比例する頭脳人口!
そして、大腸菌に負けない強い身体!
間違いなく最強になるでしょう!
そんなインドの未来を想像しながら景色を眺めてみます。
フルーツの屋台は、まぁまぁ絵としてもきれいかな。
バイクは基本3人乗りらしい。
この子たちが大きくなる時には、インドはどう変わっているのか楽しみです。
チャンド・バオリ(階段井戸)
ジャイプル近郊の階段井戸に到着!
階段は3500段!
ここから水を汲みに行くのが女性の仕事だったそう。
一日中、水汲みばかりしていたそうな。
足が鍛えられてパンパンやったんやろなぁ・・・と想像する。
と次にどうやってさぼろうかと考える。
排水用の穴?に野良オウム発見!
野鳥のオウムを初めて見てちょっと興奮!
ガイドさんが、レリーフの説明をするのですが、暑さで頭に入らない・・・。
湿気は多くないので大丈夫かと思ったのですが、やはり太陽光線がきつい!
今度インドに来るときは、絶対に11月以降にしよ!と思ったのでした。
さて、やっと涼しいバスに乗って高速道路を走ります。
なんとこれが田舎の高速道路。
道路わきには普通にお店が並び、人も行き来してます。
もちろん、いろんな動物も。
窓からの景色は相変わらず埃っぽくてゴミが散乱し、バラックのような家に人と動物という風景です。
窓の景色を見て癒されようとは思ってはいけません。
果物は豊富なようです。
アグラに到着!
お昼ご飯!
おなじみのカレーです!
ジャガイモカレー、野菜カレー、チキンカレー、と定番のようです。
味は・・・、
うーん、飽きました!
ファテープル・シークリー
まぶしい!
お日様も絶好調のお昼!
アグラ到着の前に世界遺産のファテープル・シークリーに観光です。
おっ!池だ!
近づいてみると、そう綺麗な水ではなかった・・・。
それにしても眩しすぎて・・・!
ガイドさんの説明も頭に入らず・・・。
日陰に入るとほっとし・・・。
この日陰からもう出たくないな・・・。
太陽のせいでせっかくのガイドさんの説明も、すっかり焼き尽くされて記憶から薄れた観光でした。
バスに戻って、クーラー全開の中ぬるいお水をがぶ飲みします。
あー生き返る!
再びバスに乗ってアグラへ出発!
野良牛ではないので、毛並みに艶があります。
やはり、食べ物によって毛並みも変わるのでしょうか。
この牛を先導している人はいないのですが、自宅へ戻る途中だそうです。
アグラのJaypee Palace Hotel(ジェイピーパレスホテル)に到着!
欧米からの観光客もたくさんいらっしゃいます。
大きなホテルです!
部屋の写真を撮り忘れていたので、出発間際に撮影!
シーツがよれてしまいました。
このツアーで利用した部屋はすべて十分な広さがあります。
ホテルはこのホテルで最後ですが、部屋の広さや清潔さは満足です。
中には鳩の見えるホテルもありましたが・・・。
バルコニー付です。
暑いので出る気はしませんが・・・。
荷物を置いて、中庭を散策しました。
綺麗な中庭にプールもあります。
外のホコリっぽさを微塵にも感じさせない優雅なホテル。
やっと落ち着いたという感じです。
日中の観光で、太陽との闘いにすっかり疲れてしまいました。
明日は朝日のタージマハルを見に行きますので早起きです。
せっかくなのでホテルのバーにでもと思うのですが、ダンナは疲れているようです。
熟年ツアーはほんと静かです。
若者ツアーでしたら、これも何かの縁かと盛り上がるのでしょうが・・・。
そういう場が作れない雰囲気なのがちょっと残念です。
あー、盛り上がりたい・・・!
と思うのはわたしだけ。
ダンナは早く寝たいようです。
バスの中で寝ればいいのに・・・!と思うのですが、バウンドして眠れないんだそう。
うーん・・・そーかなぁ???
もう慣れた私にはそれなりに心地よい揺れに変わったんですが・・・。
というわけで、ホテルの小さな土産物屋をひやかしてこの夜はおしまいです。
明日はいよいよインドのクライマックス!タージマハル!
死ぬまでに一度は見ておきたい世界遺産なのだそうで・・・。
ほんとにそうなのか?
楽しみです!
インド旅行2 ーデリーからジャイプルー
デリーからジャイプルへ
もう朝!
昨夜、このホテルに着いたのが1時ぐらいで寝たのは3時前でしたから。
今日は、デリーからジャイプルまで6時間のバス移動があるので、まぁ、余裕です。
6時から朝食。
ビュッフェスタイルです。カレーからオムレツまで一通りあります。
ソーセージは鶏肉だったと思います。
軽くいただきました。
お味は見た通り。まぁまぁです。
食事がすんだらジャイプルへ向かって出発!
黄色いターバンの運転手さんと、アシスタントさんとガイドさん、ツアー客9名で出発です!
インドといえばターバン!
と頭の中に描いてしまいそうですが、実際はターバンをしている方を見るのは探さないと見つからないくらいです。
ヒンズー教のシク教徒のみの少数派だそうで、ガイドさんも時々ターバンを巻くそうです。
ま、見るからに暑そうですし、頭は蒸せるんじゃないかと・・・。
ターバンは何色もあるそうなので、運転手さんのターバンの色は見ていて楽しいかも・・・!
このバス、思いっきりエンジン音はするのです。
LowかSecandぐらいの音はするのです・・・が、遅い!
縦揺れも半端ない・・・!
6時間耐えられるかなぁ。
朝のデリー。
ごっちゃな感じです。
少し走ると近代的なビル群が・・・!
約3時間走ったところでトイレ休憩です。
お土産を売ってるカフェ?
ガイドさんがここのチャイはおいしいというので、試してみました。
ショウガとシナモンがたっぷりでおいしい!。
この後、ホテルでも毎朝いただきましたが、ここのチャイが一番気に入りました。
ダンナには濃すぎるようです。もう少し薄い方がいいと・・・。
まぁ、人それぞれで・・・。
またジャイプルまでまたバスです。
またお尻が痛くなるなぁって思ってたけど、なんせ外は猛暑!
最初は「えーっ!このバス?」って思ったけど、クーラーがある!
体感温度40度の車外より、クーラーの効いてるおんぼろバスから出たくなくなるのでした。外観はきれいなんですが・・・ね。
お尻の痛さもマックスになるころ、ジャイプルに到着です。
壁がピンクなのでピンク・シティとも呼ばれています。
ピンクというより赤レンガ色ですが・・・。
ピンク・シティとは怪しい感じがしますが、かなり汚れて朽ちています。
人口は300万人以上、人が多い!
ジャイプルの町に入ったら、もうお昼もとっくに過ぎてます。ランチです!
もちろんカレー!
観光客の多いレストランでいただきます。ってか観光客しかいないかな?
まずは野菜のスープです。
そしてカレーセット!
飲み物はラッシーを頼みました。飲むヨーグルトと同じ味です。
特にナンがおいしいです。
カレーは野菜、ジャガイモ、豆、チキンと並びチキンカレーが一番おいしかったです。
観光客向けなのかそんなに辛くなかったのが残念でしたが・・・。
風の宮殿
ランチの後は、ジャイプルのガイドブックで必ずトップページに出てくる風の宮殿。
町の真ん中にあるので、バスの停車は数分!
その数分の間にバスから降りての記念撮影のみですが、太陽光線が太陽ビーーーム!!って感じできつくて、数分で十分って感じですが・・・。
雑多な店構えにマリーゴールドの色がきれい。
サリーって涼しいのかしら?
インドの方は汗をかいていないように見えるが・・・
ダンナは汗びっしょり・・・!
シティパレス
真っ青な青空!
クーラーが効いてる車内にいれば景色も堪能できるんだけど、せっかくインドまで来て車内でじっとしているわけにもいかない。
観光に出かけます!
向かったのはシティパレス!
マハラジャの子孫が今も住んでいるそうです。
頭の中は、この館の中でどうやってこの暑さを和らげるんだろう?ということだけです。
今日は9月30日。
日本の関西で一番暑い日から湿気を少しとって、太陽光線を2倍にした感じ。
太陽光線が肌に突き刺さるぅ~~~!!!
日陰に入るとほっ・・・!
マハラジャがイギリスへ行く時に、この銀の壺にガンジス川の水を入れて持って行ったそうです。
「うわっ!はた迷惑!」って感じですが、聖なる河といわれるガンジス川ですので、思い入れがあるのでしょう。
人によって大事なものはそれぞれですが・・・、暑さの中、これを担がされる人も動物もたまらんやろなぁ・・・と思うのでした。
お次は巨大天文台のジャンタル・マンタルです。
日時計にぴったりのお天気!
太陽サンサン!
秒単位で計測できる日時計もあり、精密度がすごいです。
さすがZEROを発見したインド人!
これでもか!というぐらい多種類の日時計を見せつけられました。
はい、まいりました。
もう暑くて頭がクラクラしそうです。
ほんと・・・、暑い!
ガイドさんも頭にタオル巻き始めました。
もうまぶしすぎてサングラスがないと眼がチカチカです。
熟年になると眼の明暗力も劣りますから。
アンベール城
天文台では30分ほど自由時間があるのですが、あまりの太陽攻撃に写真撮影もそこそこにバスへもどります。
私たちがバスへ戻るとアシスタントがクーラーを全開してくれます。
あぁ、天国だわ!
このままアンベール城のふもとまで移動します。
それにしもインドの街で様々な動物に出くわします。
インドといえば…!牛! 野良牛!
手前の小さい黒いのが犬。
野良イノシシ見っけ!!
野良サル!
もうなんでも野良!自然のままですね。
人間も自然と言えばよいのでしょうが、男性があちこちで立ちションしてます。
ので、路地を歩くとアンモニア臭がすごい・・・!( ゚Д゚)
さて、アルベール城のふもとまでやってきました。
ここからはジープだそうです。
天井が低くて頭に当たるので猫背状態。
おまけに祭りで渋滞です。
背を伸ばしたい!
インドの万里の長城といわれるアンベール城が見えてきました。
混んでいたので約40分ぐらいかかってアルベール城に到着。
ここでも、アンモニアの香りが漂ってきます・・・。
はぁ・・・。
なんと細かい細工なんでしょう!
ガネーシャ門と呼ばれています。
像の顔の神様ガネーシャが門の上部に描かれてます。
ガネーシャ=富の神様
ということなので、ガネーシャの置物を買っておこう!
と心に決める!
様々なデコラティブな壁や天井も美しいです。
今まで見た国の全ての貴族やお金持ちやファラオやそしてマハラジャも、こういった細かい、人手のかかる仕上げが好きなんですね。
力の象徴なんでしょうか。
それともこれも公共工事に一つなのかもしれません。
多くの雇用が生まれるので。
ガウディの建築も100年以上も雇用を生んでいますし・・・。
こちらは鏡の間です。
大きな宝石箱の中に入った感じがする壁面です。
アンベール城を堪能したあとは、猫背になるジープで麓まで下ります。
ジャイプルの街は車で混み混みです。
こちらの車はSUZUKIが多いです。
それ以上に多いのがタタ自動車!
サイドミラー、ウィンカーがないのは当たり前だそう!
しかし、ウィンカーがあっても出す人はあまりいなく、車線変更などはクラクションで合図してます。
ので、クラクションがずーーっと鳴っていて、むちゃくちゃやかましい!
追い越しするときもクラクション!
寄れよ合図も、早よ行け合図もクラクション!
そして、左への回り込みは、運転手の横に座るアシスタントが確認!
なんでドライバーの他にアシスタントがいるんだろう?って思ってました。
サイドミラー替わりなのだ!ということがやっとわかった!
なるほど!
ここでも大人口を抱えるインドならでは、分業ができていると納得。
多くの人に仕事がいきわたるように細分化されているのかも。
太陽光線に疲れたところ、やっとホテルに到着!
ホテルはHOTEL ROYAL ORCHID。
部屋は十分な広さと、なんとセクシーなガラス張りのお風呂付なのでした!
この部屋から眺められる景色はどんなんだろう?とカーテンを開けたところ、目線当たりまで細かいストライプが入っていて、外の景色が見えないようになっていました。
よっぽど見せたくないんやな?
だったら見てみよう!ってことで、ストライプの隙間から目を凝らして夜の闇を覗くと・・・。
ここは3F,2F部分の屋根に当たる部分が窓の外側に訳3mの奥行で3F全体に広がっているようです。
眼を凝らしてゆっくり視線を下に向けると・・・。
そこには、何百匹という鳩がぎっしりと詰め詰めの状態で寝ていらしたのでした。
( ゚Д゚)
鳩を起こさないようにカーテンをそっと閉めました。
朝起きてカーテンを開けてみると、そこには鳩の姿はなく、多量の糞だけが残されていました。
やっぱりあれは夢じゃなかった・・・!
さすがインド!
これでなくては・・・!
夕食はビュッフェ形式。
前回のホテルと同等のレベルです。
インドのビールはアメリカビールのように軽いです。
このホテルはデザートが豊富でした。
明日はアグラに向けて出発です!
また、明日も暑いんだろうなぁ・・・。
バスにも慣れてきたし、楽しもうっと!
インド旅行1 ー伊丹・成田~デリー、ビジネスクラスー
B787 成田→デリー ビジネスクラス
ついにこの日がやってきました!
インド!
混沌とかカオスと例えられるインド!
汚い、臭いといわれるけど・・・。
たぶん、想像通りなのかな?
それに、インド旅行以上に楽しみなのが人生初のビジネスクラスです。
伊丹から成田間はエコノミー、成田からデリーがビジネスクラスとなる「クラブツーリズム、ビジネスクラスで行くインド6日間」に参加です。
料金は約18万。ビジネスでこの値段なら行ける!と選んだツアーです。
全日空ANAのB787-9、フルフラットのシート!
ダンナとともにテンション上がりまくりです!
一度は体験したかったビジネスクラス!やっと現実になりました。
ワクワクしながら伊丹空港に到着!
国際線がビジネスクラスだと使用できるというANAラウンジへ、ゲートが開くまで10分しかないのに、それでも入ってみました。
伊丹空港ラウンジ。
さすがビジネスマンいっぱい!
リュック姿の熟年夫婦は場違いです。
成田到着!
早速、ANAラウンジへ直行!
こちらは、伊丹とちがって旅行者が多いです。
簡単な軽食も用意されています。
アルコールはワインにビール。
飛行機に乗ったらいただくのでここは我慢!
皆さん静かにくつろいでいらっしゃいます。
さて、いよいよ全日空ANA B787のビジネスクラスへと乗り込みます!
搭乗時間になると例の「・・・ビジネスクラスのお客様、ご搭乗下さい」のアナウンス!
エコノミーのお客より先に!
なんという優越感!
大切に扱われている感がこんなに心地よいなんて・・・!
そしてフルフラットのシートと対面!
この中に体を沈めて眠るのね!
サイドのスイッチを操作すると足置きと座面がスライドしてくっつき、完全にフラット状態になります。
広さから言うと棺桶っぽいけど、それが落ち着くのかも!
ディスプレイは17インチ。大きい!
だんなと乗ったらウェルカムシャンパンをいただこうと決めていました。
美味しいのかそうでないのか分からないけど、とにかく気分は最高!
担当CAさんが挨拶に来られました。
あこがれのベテランCAさんの挨拶になんとも言えない優越感?
これって、男性が高級クラブでホステスたの方たちから接待される感と同じだそう。
職場の先輩ビジネスクラス利用者に教えられました。
なるほど・・・。
しばらく飛ぶと夕食のフルコース。
何種類かあるワインのうちフランスの白ワインをいただきます。
コースは洋食を注文しました。
前菜はキノコのなんちゃら。
美味しゅうございました。
メインのヒレステーキ!わぉ!
もうインドへ着かなくてもいいわ!
と思ったぐらい幸せな瞬間です!
少しお肉は硬めでしたが、完食しました。
抹茶味のデザートもきっちりいただきました。
最後のコーヒーもいただきます。
映画を見ながらワイン・・・!最高じゃん!
でも、これって・・・
子供もダンナもいない明日は休日の夜と同じ。
ただ食事に違いがあるだけ。
たまにだからきっとこの高揚感を味わえるんだと思います。
なので、ビジネスクラスは通常使いするものではないのだ!と・・・。
もちろん、金銭的余裕がないのが大きな理由なんですが・・・。
さて、日本の飛行機だけあってドラマや映画には、日本語字幕と吹き替えが充実してます。
うれしくなっちゃう!
1本目の映画の途中で・・・眠りに落ちる~。
さすがのフルフラット!
寝るとほんとに棺桶の中に入ってるような感じ。
通路側だったので、やたらとCAさんの行き来するのが気にはなりましたが・・・。
これが窓側や真ん中通路のど真ん中席なら、個室感を味わえるのは間違いなし!です。
3列シートのうちの通路真ん中のシート。
窓側のシート。
ふと気が付くともう朝!
8時間もあっという間だわ!ぐっすり眠れました!
名残惜しくビジネスクラスからさよなら。
また帰りが楽しみ!
デリー到着!
夜なので思ったほどの暑さではないよう。
入国審査まで歩いている途中に眼に入ったのがこの大きな写真!
思わず男前の方に吸いよされますが、そっちは男子トイレです。
ヨガの手のポーズが印象的な入国審査。
すんごい人です!
でも・・・、ビジネスクラスはファストパスで入国審査も通過できるんですよね。
荷物もpriorityってタグが貼られてすぐに出てくるし。
あー、虚栄心をくすぐるぅ~!!
荷物を受け取って出口を出たら、すぐ目の前にある両替所を利用。
デリー大学を卒業したという日本語が堪能なインド人ガイドさんと合流。
ツアーのメンバーは9名です。
夫婦が3組、一人参加の男性2名、女性1名。
もちろん、全員熟年で現役組は私たちのみ。
皆さんリタイア組で、旅慣れた方ばかり。
一人参加の女性は2,3か月に1度の海外旅行を楽しんでいるそうです。
わたしたちがリタイヤするころの年金は・・・。
まぁ、期待せんとこ。
ITC WELCOME HOTELに到着!
大きなホテルです。
もう午前1時を過ぎているので、ホテル探検もなしです。
1Fにマーケットが入っています。
ここで現地のお菓子を買ってみたかったです。
部屋も広くて十分です。
バスタブはありませんが、必要なしですね。
ただ・・・廊下に出ると下水のにおいが・・・。
まぁ、インドですから。
もう、午前2時過ぎ。明日はジャイプルまで6時間バスに乗るので出発が早いです。
早く寝なくては!
インドに来たのねぇ!とワクワクしながら寝ます!
明日は暑いかな?
オーストラリア旅行5 -メルボルンの観光地めぐりー
ブロックアーケード
メルボルン最終日!
さぁ、ラストです。残りの観光を楽しまなきゃ!
夜の出発なので、時間はたっぷりあります。
まずは、トリップアドバイザーでも評価の高いブロックアーケードへ。
いつものようにホテル近くの無料のトラムに乗って、何度も降りたフリンダース駅へと向かいます。
フリンダース駅から少し歩いてエリザベス通りへ。
この通りを歩いていると
「えっ!?ここ?」
っていう感じの入口にブロックアーケードがあります。
ヨーロッパの雰囲気満載!
中はお上品なお店が並んでいます。
お上品なお店ばかりなので、気軽に入ることができません。
ショールの専門店があったので、入ってみました。
お店の方に「How are you?」と尋ねられたかと思います。
びっくりして言葉も出ず、「アワワ・・・」ってな感じで退散・・・!
とっさの英語攻撃に倒れました・・・。
あー、英語、憧れの英語、なんで日本はアメリカの植民地にならんかったんや!って一瞬アホなことを考えて、もしそうなってたら食文化はイマイチやったやろな・・・と、すぐに打ち消し!
このアーケードの片隅にオープンなカフェがありました。
オープンカフェで労働者っぽい方がコーヒーを飲んでらしたので、ここなら入りやすいと、ここでブレックファースト。
クロワッサンが300円ぐらい、コーヒーは一杯600円ぐらい。
やっぱ、高い・・・!
いや・・・、日本人の給与が上がってないからだ・・・!
なんて思いつつ二人でクロワッサンを分けました。
お昼はピザやし・・・!
今はこれで十分!
民族博物館
娘との待ち合わせに時間があるので、民族博物館へ行ってみました。
オーストラリアが移民の国ということがよく分かる博物館です。
金鉱を求めてやってきた人、ベトナムのボートピープル、多人種がオーストラリアを目指した歴史が描かれています。
そして、各人種の多様性を認めようってなことを訴えている博物館です。
猫も食料をネズミから守るために船でやってきたよ!っていう展示物。
世界中から人々が集まってできた移民国家だよという、パスポートの展示。
すいているのでサラーッと見た後は、娘と合流してランチタイムです!
メルボルンでピザ!
今日は、日本を出る前から食べたかったナポリの窯で焼かれたピザ!
イタリア人も数多く住んでいるので、おいしいピザが食べられるそうです。
そんな中で見つけた+39というイタリアレストランを予約しておりました。
ほんとトリップアドバイザーは便利です。
電話しなくてもネットから予約できる~!
そして、最近の翻訳ソフトも素晴らしいです!
分からないメニューもグーグル翻訳やMicrosoft TranslatorでiPhoneカメラにメニューを映しだすだけで翻訳してくれるんです!
店内の雰囲気も良い感じ。
みなさん、ピザを召し上がっているようです。
わたしたちもマルゲリータピザ!
この香ばしい生地が食べたかったのよん!
一枚約1800円ぐらい。
ピザの価格はまぁ、こんなものかな。
2枚のピザを3人で分けて、デザートにパンナコッタを頼みました。
これが1400円もするので、3人で分けることに・・・。
もし一人ずつ頼んだらカプチーノとデザートで一人2000円。
3人で6000円。
ピザも入れたらランチに3人で1万円!
高すぎるやろ・・・。
一つでよかったです。
むちゃくちゃ甘かったので3人で分けてちょうどでした。
サウスゲート
ランチの後は、宿泊しているPensione Hotel からヤラ川沿いを歩いてみました。
何やら川向うにおしゃれなスポットがありそうなので行ってみることに・・・。
ウォーターフロントサウスゲートだそうです。
すてきなレストランやショップが集まっています。
今度来たら、この中のレストランで食事するのもいいかな・・・って。
とっても雰囲気がいい感じのレストランがたくさんありました。
日焼けが気にならなければ、こういうカフェもステキ。
ヤラ川沿いのビルディング風景も絵になります。
それにしてもメルボルンの紫外線がきついです。
サングラスは放せません。
散歩の後はホテルかえって荷物を受け取って、メルボルンとも娘ともお別れです。
何度も通ったサザンクロス駅。
大きな駅です。この駅のはずれから空港バスが出ます。
最後にサザンクロス駅をもう一度!
空港バスに乗り、見送る娘が寂しげに映ります・・・。
遠い異国の地で一人・・・
泣きだしたら止まらなかった小さな娘が成長し、大学入学と共に一人暮らしをはじめ、そして1年の就職ののち、憧れていた海外の大学院への入学。
この経験は人生の大きなチャンスにも、自分自身の成長になること間違いなし!
がんばれよ!娘!
じんわりと感傷に浸っていたらバスも出発。
30分で空港に到着です。
後はシンガポール経由関空です。
シンガポール航空
夜ご飯!
なぜか帰りの便は、テンションが下がるせいか食欲も下がります。
夜食のサンドイッチ。
食欲なし!
ダンナはもったいないのかしっかり食べています。
シンガポールへ到着!
乗換の搭乗ゲートへ急ぎます。
ふと頭上の案内を見ると、歩いて30分とある。
えーっ!
あと19分!
でかすぎる!
このあたりでやっとモノレールがあったことを思い出しました。
一駅分は歩いたのです。あー、しんど。
最後の機内食。
チキンが美味しゅうございました。
今回はツアーではなく個人旅行でしたので、時間に余裕がありました。
時間に余裕がある分、ずーっと二人なので熟年夫婦にとって会話に限界があるのも事実ですが・・・。
せっかくの旅行が台無しにならないよう、ここお互いに大人になって、時には奥さんのショッピングに付き合い、ダンナの歴史うんちくに耳を傾ける、そんな感じで、わたしたち熟年夫婦もメッチャ頑張ってます!
頑張ったかいがあって、今では二人の共通の思い出も増えてきました。
旅番組を見ながら時々そんな思い出を笑いあってます。
綺麗なメルボルンの次は、混沌とした国!
インドです!
それも初めてのビジネスクラス!
ダンナが乗ってみたいと言うものですから、思い切って予約してしまいました。
18万という価格に惹かれて・・・!
インドもですが、全日空のビジネスクラスがむちゃくちゃ楽しみです!