熟年夫婦あせって旅に出る

年金が確実に減額される世代。退職してから旅行と思っていたけれど、どうなるかわからない将来より、今、健康のうちに楽しもうと思ったシニア夫婦の海外ツアーやフリー旅の記憶です。記録しないとすぐ忘れちゃう!

インド旅行5 -デリーから関空 ー

アグラからデリーへ

いよいよ最終日!
ふつうは名残惜しくなるんだけど、あの快適なANAビジネスクラス、しかもフルフラットの座席で寝ながら帰れると思うと、ちょっとワクワクです。
昨日は、朝日のタージマハル、眩しい太陽の中のタージマハル、なんちゃってカフェのタージマハルと、もう十分に堪能しました。
気持ちはデリーへ!

朝はホテルの定番ビュッフェ。
インドに来てからの便秘でお腹はパンパン!
昨夜の生野菜のサラダにもびくともしなく、今朝もコーヒーにオレンジジュースと水分はたっぷりめで様子をみます。
あ~!つらい!

f:id:travelingbag:20171129142937j:plain

朝食後はデリーへ出発!
アグラからデリーまでは、ホテル経営するお金持ちが作ったという快適な高速道路を利用します。
途中、ドライブインで休憩。
今まで入った中で一番きれいなドライブイン!
さすが!お金持ちが作った高速道路だけある!

f:id:travelingbag:20171129143057j:plain

このドライブインでインドカップヌードル・マサラ味とチップスをお土産に購入。
インドではベジタリアン用に緑の四角いマークが入っています。

f:id:travelingbag:20171129142932j:plain

アイスクリームにも緑のベジタリアンマーク!
お味は・・・、うーん、植物性脂肪のラクトアイスです。
当然ながら乳脂肪は入っていませんので濃くはありません。

f:id:travelingbag:20171129142929j:plain

約6時間でデリーに到着。
デリーに近づくと高層マンションがぞくぞくと建設中です。

f:id:travelingbag:20171129143052j:plain

近代的なビルディング群があると思えば、河川敷にはバラックのボロ屋が密集しています。
しかし、こういうところもあと10年もすればきっと変わっているんでしょう。
こういう格差を見ると、国の伸びしろがまだまだあるんだって思います。

f:id:travelingbag:20171207155823j:plain

ランチです。
夜はバーというか、昼間もバーのような暗い店に入ります。

f:id:travelingbag:20171207155810j:plain

暗い夜の店の雰囲気の中でランチのタンドリーチキンをいただきます。
相変わらずナンは美味しゅうございます。

f:id:travelingbag:20171129143041j:plain

インドでのお店はガイドさんが探すんだそうです。
日本人の好みに合わせた店を探してくれているようで、このタンドリーチキンも見た目はインスタ映えしそうにはないですが、美味しかったです。
店はどちらかというとインドの若者が夜に集まりそうなナイトバーという感じでしたが、お味はなかなかです。
f:id:travelingbag:20171129143035j:plain

紅茶店

ガイドさんからお土産用に紹介された紅茶店へ寄ります。
えっ!?ここ?
って思うくらい、はっきり言って汚い小さい店でした。
フラッと入ってみたいとは思わないお店です。
観光客を連れてくるというスタイルです。
ここで、注文したお茶を受け取ります。
これも話のネタにと石鹸をこちらで購入しました。
いつからおいてあったんだろう?って感じの古い石鹸です。
まぁ、インドですから。ということで良しとするのでした。

f:id:travelingbag:20171129143200j:plain

フマーユーン

ランチの後はフマーユーン廟へ。
タージマハルと同じくこちらもお墓。
真ん中のドームより棟が低いとお墓、高いとモスク!
とガイドさんより教えてもらいました。
タージマハルマーユーン廟もよってお墓!

f:id:travelingbag:20171129145737j:plain

窓の幾何学模様が素敵です。
お墓の中は涼しくて過ごしいい!

f:id:travelingbag:20171207155758j:plain

細かな彫刻が素晴らしいです。
世界中どこにでも器用な人はいます。
こういうのを見ると、国内でよく言われている日本人は器用という、「日本人は」は、どうかと思うのでした。

f:id:travelingbag:20171129143304j:plain

笑顔を見せてくれたかわいい女の子。
インドの女性も男性も、ほんとに顔が小さい!
無駄にでかい自分の顔がいやになります。
化粧品はインド人の2倍使わないといけないです。

f:id:travelingbag:20171207155801j:plain

クトゥブミナール

70メートルの世界最大の高さのある塔をもつモスク。
ドームより塔の方が高いからモスク!

f:id:travelingbag:20171129143147j:plain

あまりに塔が高いので飛行機の接触事故があったそうな。
と、ガイドさん。
ほんまかいな!?
話し半分に聞いとこ。

f:id:travelingbag:20171129143155j:plain

ローマの遺跡みたいです。
これくらいの暗さが、観光にはちょうど良い感じ。
昼間は太陽光線がきつすぎるぅ~!

f:id:travelingbag:20171219142414j:plain

車窓からはインド門を鑑賞
一瞬ですが、バスから鑑賞。
望遠で撮ってます。
バスから見ると親指サイズ!
遠っ!

f:id:travelingbag:20171129143157j:plain

この後、インドサリーの店に行きました。
特にほしいものもなかったので、トイレ休憩のみ。
同じツアーのおじいさんが娘にと、サリーを買おうとしていたのでみんなでアドバイス
おじいさんが選んだのは赤とかピンクとかド派手なもの。
絶対にセンスない!って言われるから、それはやめとき!と女性陣が阻止!
日本人の女性の好みそうな淡い色合いを女性陣でおすすめ。
男性は女性用には赤けりゃいいという勘違いが改めさせたかったけど、おじいさんは買う気をそがれたのか、だいぶと迷ったけど購入せずでした。

まぁ、娘さんもあのド派手なサリーをもらって「お父さん、ありがとう!大事に着るわ!」ってのはたぶん、数パーセントの確率。
高い確率で「・・・・!(絶句)」だと思う。
阻止した女性陣は、父と娘の関係がぎくしゃくしないことを事前に対処したということだけで満足です。
女性はおせっかいですが、影の薄い一人旅のおじいさんがみんなに囲まれて中心になってのワイノワイノは、結構楽しかったはず!と見ました。

 さて、最後は食事は中華料理です。

f:id:travelingbag:20171219134315j:plain

馴染みの味にちょっとホッとしました。

f:id:travelingbag:20171219134308j:plain

ディナー食事も終わって空港へ向かいます。
バスの中から眺める景色を目に焼き付けようと・・・。
いやでも焼き付くこの電線!
燃えるぞ~っ!

f:id:travelingbag:20171219142410j:plain

さて、いよいよインドともさようなら!
空港には象もいます。

f:id:travelingbag:20171219134256j:plain

 ツアーではほとんど買い物できなかったので、空港のきれいなお店でゆっくり買い物をしました。
といっても、そうほしいものもなくお土産のチョコや金のガネーシャのブックマークを購入しただけ。
買い物については欲求不満です。
f:id:travelingbag:20171219134301j:plain

そして、乗り込んだANAフルフラットのビジネスクラス
これが帰りの一番の楽しみ!

f:id:travelingbag:20171219134305j:plain

朝食です。
和食にしました。
ん・・・。
インドの素材・・・?
成田―インドの方が格別に美味しい。
なんちゃって和食。全部食べることはできませんでした。

f:id:travelingbag:20171219134508j:plain

だんなは洋食を選択。
だんなも美味しくなかったとのこと。
帰りの機内食は期待しない方がよい。ということでした。

f:id:travelingbag:20171219134503j:plain

と、無事に成田に到着!
もういつ入れるか分からない成田のラウンジも十分に堪能です。
だんなはシャワーまで浴びてました。
設備は十分に充実してとても満足したとのことです。

インドの旅も、お腹をこわさず熱も出さずに無事に終了です。
ガイドさんの言っていた言葉が頭に残っています。

アメリカのシリコンバレーにはたくさんのインド人がいる。
googleマイクロソフトに勤めて高給を取っていたMIT(インド工科大学)の人たちが、インドに帰ってきて起業をし始めている。
ITインドでもっとも成長する分野。
そして、デリーは今や建設ラッシュ。
今年買ったマンションは、2,3年後には確実に2,3割増し!
ITと不動産でこれからはインドが伸びます!
日本の皆さん!ぜひ投資してください!
だそうです。
株は乱高下するので、不動産がおすすめだそう。

ただ、インド人にしか不動産は買えないのでガイドの私に言ってくれればよいのだそうで、もちろん手数料はいただきます!とのこと。
日本の不動産会社もインドに多数事務所を開いて投資しているよ!って。

インドで不動産を購入することは敷居が高いけど、REITならとインドREITを探したけど見つからず・・・。残念!

確かに、この人口の多さと驚異的な大腸菌に対する抗菌力を見たらインドすごい!と思ってしまいます。
そして、カーストの枠に入らないIT企業を目指す若者の意欲もすごい。
ITなら最下位のカーストから抜け出すことができるんですから。そりゃ、ちょっとできる子なら家族総出で必死になりますって。

インドの未来は眩しいくらい明るい!
と感じた今回の旅でした。
あと10年したら、ハイテク都市のインドになっているかも!
「10年後にもう一度行く国」フォルダに入れておこう!