熟年夫婦あせって旅に出る

年金が確実に減額される世代。退職してから旅行と思っていたけれど、どうなるかわからない将来より、今、健康のうちに楽しもうと思ったシニア夫婦の海外ツアーやフリー旅の記憶です。記録しないとすぐ忘れちゃう!

インド旅行2 ーデリーからジャイプルー

デリーからジャイプル

もう朝!
昨夜、このホテルに着いたのが1時ぐらいで寝たのは3時前でしたから。
今日は、デリーからジャイプルまで6時間のバス移動があるので、まぁ、余裕です。

6時から朝食。
ビュッフェスタイルです。カレーからオムレツまで一通りあります。
ソーセージは鶏肉だったと思います。

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軽くいただきました。
お味は見た通り。まぁまぁです。

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食事がすんだらジャイプルへ向かって出発!
黄色いターバンの運転手さんと、アシスタントさんとガイドさん、ツアー客9名で出発です!
インドといえばターバン!
と頭の中に描いてしまいそうですが、実際はターバンをしている方を見るのは探さないと見つからないくらいです。
ヒンズー教シク教のみの少数派だそうで、ガイドさんも時々ターバンを巻くそうです。
ま、見るからに暑そうですし、頭は蒸せるんじゃないかと・・・。
ターバンは何色もあるそうなので、運転手さんのターバンの色は見ていて楽しいかも・・・!

このバス、思いっきりエンジン音はするのです。
LowかSecandぐらいの音はするのです・・・が、遅い!
縦揺れも半端ない・・・!
6時間耐えられるかなぁ。

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朝のデリー
ごっちゃな感じです。

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少し走ると近代的なビル群が・・・!

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約3時間走ったところでトイレ休憩です。

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お土産を売ってるカフェ?
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ガイドさんがここのチャイはおいしいというので、試してみました。
ショウガとシナモンがたっぷりでおいしい!。
この後、ホテルでも毎朝いただきましたが、ここのチャイが一番気に入りました。
ダンナには濃すぎるようです。もう少し薄い方がいいと・・・。
まぁ、人それぞれで・・・。
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またジャイプルまでまたバスです。
またお尻が痛くなるなぁって思ってたけど、なんせ外は猛暑!
最初は「えーっ!このバス?」って思ったけど、クーラーがある!
体感温度40度の車外より、クーラーの効いてるおんぼろバスから出たくなくなるのでした。外観はきれいなんですが・・・ね。

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お尻の痛さもマックスになるころ、ジャイプルに到着です。
壁がピンクなのでピンク・シティとも呼ばれています。
ピンクというより赤レンガ色ですが・・・。
ピンク・シティとは怪しい感じがしますが、かなり汚れて朽ちています。
人口は300万人以上、人が多い!

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ジャイプルの町に入ったら、もうお昼もとっくに過ぎてます。ランチです!
もちろんカレー!
観光客の多いレストランでいただきます。ってか観光客しかいないかな?

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まずは野菜のスープです。

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そしてカレーセット!
飲み物はラッシーを頼みました。飲むヨーグルトと同じ味です。
特にナンがおいしいです。
カレーは野菜、ジャガイモ、豆、チキンと並びチキンカレーが一番おいしかったです。
観光客向けなのかそんなに辛くなかったのが残念でしたが・・・。

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風の宮殿

ランチの後は、ジャイプルのガイドブックで必ずトップページに出てくる風の宮殿。
町の真ん中にあるので、バスの停車は数分!
その数分の間にバスから降りての記念撮影のみですが、太陽光線が太陽ビーーーム!!って感じできつくて、数分で十分って感じですが・・・。

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雑多な店構えにマリーゴールドの色がきれい。
サリーって涼しいのかしら?
インドの方は汗をかいていないように見えるが・・・
ダンナは汗びっしょり・・・!

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シティパレス

真っ青な青空!
クーラーが効いてる車内にいれば景色も堪能できるんだけど、せっかくインドまで来て車内でじっとしているわけにもいかない。
観光に出かけます!
向かったのはシティパレス
マハラジャの子孫が今も住んでいるそうです。
頭の中は、この館の中でどうやってこの暑さを和らげるんだろう?ということだけです。
今日は9月30日。
日本の関西で一番暑い日から湿気を少しとって、太陽光線を2倍にした感じ。
太陽光線が肌に突き刺さるぅ~~~!!!

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日陰に入るとほっ・・・!

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マハラジャイギリスへ行く時に、この銀の壺にガンジス川の水を入れて持って行ったそうです。
「うわっ!はた迷惑!」って感じですが、聖なる河といわれるガンジス川ですので、思い入れがあるのでしょう。
人によって大事なものはそれぞれですが・・・、暑さの中、これを担がされる人も動物もたまらんやろなぁ・・・と思うのでした。

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お次は巨大天文台のジャンタル・マンタルです。
日時計にぴったりのお天気!
太陽サンサン!
秒単位で計測できる日時計もあり、精密度がすごいです。
さすがZEROを発見したインド人!
これでもか!というぐらい多種類の日時計を見せつけられました。
はい、まいりました。
もう暑くて頭がクラクラしそうです。

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ほんと・・・、暑い!
ガイドさんも頭にタオル巻き始めました。
もうまぶしすぎてサングラスがないと眼がチカチカです。
熟年になると眼の明暗力も劣りますから。

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アンベール城

天文台では30分ほど自由時間があるのですが、あまりの太陽攻撃に写真撮影もそこそこにバスへもどります。
私たちがバスへ戻るとアシスタントがクーラーを全開してくれます。
あぁ、天国だわ!
このままアンベール城のふもとまで移動します。

それにしもインドの街で様々な動物に出くわします。
インドといえば…!牛! 野良牛!
手前の小さい黒いのが犬。

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野良イノシシ見っけ!!

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野良サル!

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もうなんでも野良!自然のままですね。
人間も自然と言えばよいのでしょうが、男性があちこちで立ちションしてます。
ので、路地を歩くとアンモニアがすごい・・・!( ゚Д゚)

さて、アルベール城のふもとまでやってきました。
ここからはジープだそうです。
天井が低くて頭に当たるので猫背状態
おまけに祭りで渋滞です。
背を伸ばしたい!

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インド万里の長城といわれるアンベール城が見えてきました。

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混んでいたので約40分ぐらいかかってアルベール城に到着。
ここでも、アンモニアの香りが漂ってきます・・・。
はぁ・・・。

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なんと細かい細工なんでしょう!
ガネーシャと呼ばれています。
像の顔の神様ガネーシャが門の上部に描かれてます。
ガネーシャ=富の神様
ということなので、ガネーシャの置物を買っておこう!
と心に決める!

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様々なデコラティブな壁や天井も美しいです。
今まで見た国の全ての貴族やお金持ちやファラオやそしてマハラジャも、こういった細かい、人手のかかる仕上げが好きなんですね。
力の象徴なんでしょうか。

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それともこれも公共工事に一つなのかもしれません。
多くの雇用が生まれるので。
ガウディの建築も100年以上も雇用を生んでいますし・・・。

こちらは鏡の間です。
大きな宝石箱の中に入った感じがする壁面です。

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 アンベール城を堪能したあとは、猫背になるジープで麓まで下ります。

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 ジャイプルの街は車で混み混みです。
こちらの車はSUZUKIが多いです。
それ以上に多いのがタタ自動車
サイドミラー、ウィンカーがないのは当たり前だそう!
しかし、ウィンカーがあっても出す人はあまりいなく、車線変更などはクラクションで合図してます。
ので、クラクションがずーーっと鳴っていて、むちゃくちゃやかましい!
追い越しするときもクラクション!
寄れよ合図も、早よ行け合図もクラクション!

そして、左への回り込みは、運転手の横に座るアシスタントが確認!
なんでドライバーの他にアシスタントがいるんだろう?って思ってました。

サイドミラー替わりなのだ!ということがやっとわかった!
なるほど!
ここでも大人口を抱えるインドならでは、分業ができていると納得。
多くの人に仕事がいきわたるように細分化されているのかも。
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太陽光線に疲れたところ、やっとホテルに到着!
ホテルはHOTEL ROYAL ORCHID
部屋は十分な広さと、なんとセクシーなガラス張りのお風呂付なのでした!

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この部屋から眺められる景色はどんなんだろう?とカーテンを開けたところ、目線当たりまで細かいストライプが入っていて、外の景色が見えないようになっていました。

よっぽど見せたくないんやな?
だったら見てみよう!ってことで、ストライプの隙間から目を凝らして夜の闇を覗くと・・・。
ここは3F,2F部分の屋根に当たる部分が窓の外側に訳3mの奥行で3F全体に広がっているようです。

眼を凝らしてゆっくり視線を下に向けると・・・。


そこには、何百匹という鳩がぎっしりと詰め詰めの状態で寝ていらしたのでした。
( ゚Д゚)

鳩を起こさないようにカーテンをそっと閉めました。

朝起きてカーテンを開けてみると、そこには鳩の姿はなく、多量の糞だけが残されていました。
やっぱりあれは夢じゃなかった・・・!

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さすがインド
これでなくては・・・!

夕食はビュッフェ形式。
前回のホテルと同等のレベルです。
インドのビールはアメリカビールのように軽いです。

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このホテルはデザートが豊富でした。

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明日はアグラに向けて出発です!
また、明日も暑いんだろうなぁ・・・。
バスにも慣れてきたし、楽しもうっと!