エジプト旅行2ールクソール東岸ー
午前3時・・・目が覚める。
これが時差ぼけか・・・。
ベッドの中で寝返りゴソゴソ・・・。
と、外で流れるお祈りの時間を知らせる放送で眼が覚める。
かなりでかい音。
これから毎朝5時前に、この音で目覚めることに・・・。
そして朝ごはん!
甘いパンの種類が多いです。
オムレツというよりか卵を焼いただけです。塩コショウはご自分で。
ホテルのナイル川側へ出てみます。
おぉー!ミステリィナイル!
エジプトにいるんだぁ!って実感がひしひしと伝わってきました。
朝は寒いくらい。
空気は乾燥してて気持ちいぃ!
観光に出かけるぞぉ!
カルナック神殿
今日も明日もピーカン!
って感じな雲ひとつない青空。
朝日の差し込みが半端なく痛いです。
ほんとにピー!ってくる感じ。
湿気がないので太陽光も拡散せず直撃!
サングラスなしで外は歩けないくらいの強さ。
まずはビジターセンターで大きな模型を前にカルナック神殿の全体像をつかみます。
いよいよカルナック神殿へ。ゾロゾロ・・・。
羊の頭とライオンの身体のスフィンクスがお出迎え。
このスフィンクスが約3キロ離れたルクソール神殿まで続いていたそう。
門をくぐると・・・。
あっ!これだぁ!
「ナイル殺人事件」で出てきた羊の頭にライオンの身体のスフィンクス!
おぉ!テンションあがるぅ!
とやはり映画を見てるとちょっと楽しめるわ!
ラムセス2世像
でかい・・・!
こんなでかいもんばかり作る男は、気が小さい男に違いない。
と勝手に想像。
この像と同じポーズで手を前に組む写真を撮る観光客が多いそうですが、それは死人のポーズ!
生きているポーズはこっち!
左足を一歩前に出すの!っだって。
中に入ると大列柱。
触っちゃいけないけど、防御なし!
世界遺産がこれでいいのか・・・!?と思ってしまうけど、4000年前の建物の中に入り込めるなんて、なんて素晴らしい体験!
かすかに着色が残っている個所もあります。
想像力を駆使して大列柱をカラーにしようと頑張ります。
かなり苦しいが・・・
「ナイル殺人事件」では、この柱の上に人が登って石を落とすのですが、これは・・・登れない!
それにしても何もかもがでかい。
ずーっと上ばかり見てるので首がやたらと凝ります。
スカラベ(フンコロガシ)の像
この周りを7回周ると幸せが訪れるということでグルグル回りました。
ちなみにフンコロガシは大きな丸いフンを運ぶ姿が、太陽を運んでいると見られることから、幸せを運ぶのだそう。
20分ほどの自由時間を堪能したあと、次の観光地へ。
「ワンダラー(1$)、ワンダラー」の呼び込みをかわしながらバスに向かいます。
ワンダラーのほかに「シェンエン(千円)、シェンエン」や、なぜか「ヤマモトヤマ」と言って声をかけられます。
時間があれば、相手もしてみたかったけど・・・。
ルクソール神殿
ラムセス2世の横にはオベリスク。
2本あったそうです。
一つはパリへ
コンコルド広場にあったぞー!
パリのオベリスクは台座がついて触れられないように大事にされとったぞぉー!
右側にオベリスクの台座だけ残ってます。
オベリスクの両脇の像は二つともラムセス2世。
これ以外にもあちこちにラムセス2世。
どんなだけ自分が好きやねん!
気持ちわる・・・と思ったのは私だけなのか・・・。
さて、こちらは性の神様だそう。
皆さん”あそこ”を触ってご利益にあずからろうとするので真っ黒に。
「実際には触れないで、写真に撮ってその写真を触ってください」とガイドさん。
だんなはなぜか名残惜しそうにいつまでもこの壁画を見ておりました。
彼の脳内は今、どんなことになっているのか・・・
想像するのはやめとこ。
気を取り直してと・・・。
ツタンカーメン王とアンケセナーメン王妃座像。
二人がとても仲良しだったそうです。
ほんまかどうかは知らんが・・・。
後ろにまわるとアンケセナーメン王妃の手が長~~く伸びているのでした。
ここに書かれてあるヒエログリフは、もちろんツタンカーメンとアンケセナーメンの名前です。
が、ラムセス2世が削って自分の名前と妻のネフェルタリに書き換えたそうです。
やっぱ、気持ち悪い男やで。
ルクソール神殿からカルナック神殿につづくスフィンクス像。
これが約3キロ続いていたのですね。
すごい、どんなに当時は発展した都市だったのか・・・。
今日の観光はおしまい。
今日の宿泊であるナイル川クルーズ船、AL KHAHILA「アルカヒーラ号」に乗り込みます。
船室はきれいです。
ちゃんとバスタブも左側にあります。
さっそくバイキング形式の昼食。
フライドチキンだけ・・・美味しかった。
昼食後は船の屋上デッキに出てみます。
3台の船が横並びです。
隣の芝生は青く見えるで、隣の船の方が良くみえるぅ~!
6000円のオプショナルツアーを申し込まれた方は、あの白い帆船のファルーカに乗ってナイル川を遊覧します。
わたしたちはケチって昼寝です。
太陽が眩しすぎてデッキでゆっくりという気分ではありません。
光線が目に突き刺さります。
太陽に当たって疲れたせいか、船室に戻るとそのまま爆睡。
と、夕食タイム。
こちらもバイキング形式。
昼間よりか少しメニューが多い気が・・・。
ただし、使われている食材はほとんど同じ。
イスラム教徒が多いせいか、豚肉の料理がありません。
プレートにはBEEFと書いてあるのですが、肉のうまみが出てこないんです。
羊かな?
パンは塩と水と小麦で練って焼いたという感じで硬め。
余分な添加物が入っていなさそうにないので、安心かもしれないけど、味気がないです。
バター入りの食パンを食べ慣れているせいか、うーん・・・という感じ。
4000年前のパンを食べているよう。
そのかわりに菓子パンもたくさんあるんですが・・・。
食事の後はベリーダンスショー。
このおっぱいのお姉さんに迫られて、だんなと共にフロアでいっしょに踊りましたとさ。
この後、だんなはいつになくご機嫌で饒舌。
普段はほとんど話さないのに・・・。
おっぱい効果はすごい!
こうしてナイルの夜は更けていきました。
明日はこの船も出航します。
治安が心配なので船から出ることは許されません。
まぁ、安全が第一です。
まだまだ世界旅行したいですもん。
それにしても迫力のおっぱいでした。