熟年夫婦あせって旅に出る

年金が確実に減額される世代。退職してから旅行と思っていたけれど、どうなるかわからない将来より、今、健康のうちに楽しもうと思ったシニア夫婦の海外ツアーやフリー旅の記憶です。記録しないとすぐ忘れちゃう!

フランス旅行5 -モンサンミッシェルー

世界遺産モンサンミッシェル

今日もすがすがしい、いや、肌寒いパリの朝です。
今日はモンサンミッシェル日帰りツアー】Wi-Fi付バスで行く!元祖モンサンミッシェルとノルマンディーのいなか村というオプショナルツアーです。

まずは、朝食!
ホテルの朝食は含まれていないので、朝早くでも開いているシャンゼリゼ通りの国民的パン屋さんのPAULへ。
ここのクロワッサンをフランスへ来て何度食べたことか・・・!
もう、日本で売られているトランス脂肪酸いっぱいのマーガリンが入った菓子パンを食べる気がしなくなります。

こうやって食べるものを選択していくとエンゲル係数が上がります。
が、人生いつ何時、どうなるのかわかりません!
病気になって食べたくても食べられなくなる人も見てきましたので、後悔のないよう好きなものを食べておこうと思うのです。

と、自分を納得させながら、日本では高くてPAULのパンも買わないけど外国では気持ちも大きく、
どーん!とユーロの小銭を出します。


そんなことを考えながらオプショナルツアー集合場所へ!
日本人だけで10名ぐらいの小人数でバスに乗り込みます。

毎回、ほんとよくもこんなに眠れるものなのね。と思うほど乗り物では爆睡できます。
ガイドさんに悪いとは、思うのですが・・・。

無理です。
池上 彰 氏の講演会でさえ、途中で寝てしまいました。
しかし、辛坊 治郎 氏の講演会は一睡もしませんでした。

さて、約3時間ほどバスの中で爆睡していたらノルマンディーの小さな村に到着。
ここで30分ほど休憩します。

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パンの美味しそうな匂いに誘われてパン屋へふらふら・・・。
エクレアがとっても美味しかったです。
クリームにほのかにミルクの味がするんです。
あー、わたしは今まで何を食べてたんだろう・・・。
自然素材がちゃんと使われている、そんな感じです。

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小さな村をぐるっと散歩したあとは、バスでモンサンミッシェルへ移動。
その前にレストランでモンサンミッシェル名物オムレツをいただきます。
名物だというアップルシードもいただきました。
アルコールはどこ?
と思うリンゴジュースでした。 

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そして、モンサンミッシェル名物オムレツ

3年前食べた時はイマイチ・・・!と思ったけど、今回はどうかしら?

卵のメレンゲが・・・
フワフワが・・・・

だんだん気持ち悪くなって途中で食べるのをやめました。
ダンナもイマイチ・・・。との感想。

もし、今度、モンサンミッシェルオムレツを食べるチャンスがあったなら、モンサンミッシェル島内にある老舗のレストランをラストチャンスで試してみようっと。

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3年ぶりのモンサンミッシェル~!!
ハリーポッターホグワーツみたい~!
ここはやっぱ、感動~!!

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しかし・・・、寒い!
薄手のUVカットパーカーでは耐えられない寒さ。
モンサンミッシェルまでのシャトルバス乗り場前にカラフル牛のスーパーマーケットがあります。
風邪をひいたら残りの旅行に差し支えると、ここでえいや!っと、ダウンジャケットを購入。
デザインもサイズも、もうこれでいいか・・・!って感じ。

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さっそくバスに乗り込みます。次々来るけど満席です。

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混んでいる修道院にやっとこさ入って下を見ると、シャトルバスを使わずに歩いている方も多数いらっしゃいます。
駐車場から約3キロです。

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修道院の中は厳かで、石の冷たさが肌に刺すような空気です。
日本と違って、石の文化は残るからうらやましいです。
しかし・・・、
ガイド説明がないので想像するしかありません。
きっとバスの中で説明してくれたんだと思うのですが・・・。
やはり、現地で実物を前に説明が欲しいところでした。
というか、事前勉強するべきでした。

次回の旅行の時は・・・!
と、何度も同じ失敗をしているのでした・・・。

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と、中庭に球体オブジェ

??よく分からないですが、現在アートと中世との融合なのかしら?
中世の街に突如出現したUFO!!
みたいな感じです。
でも、これがきっと芸術なのかしら?
こういう感覚を理解してみたいと思うのですが・・・。
理解できたらまたひとつ、世界が広がるのかも・・・!

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ここにも・・・!
なんなんだろう??
この球体
きっと、宇宙を示すとか何かすごい意味が隠されているに違いない!

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球体に後ろ髪引かれつつ修道院を出てメインの通りへ。
ものすごい人です
まるで、京都の清水寺へいくまでの土産物が並ぶ小路みたい。
狭い小路に人がいっぱいで、前に向かって歩くしかできません。
もちろんバック禁止です。

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 人ごみに疲れたのと集合時間が気になるので、お土産物も買わずにシャトルバスで駐車場まで戻ります。
シャトルバスも満員です。

名残惜しく、モンサンミッシェルを振り返り。

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バスに乗ってパリに着くまで、もちろん爆睡。
パリはもう真っ暗の21時。

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さっとホテルに帰って、カメラや重い荷物は置いて食事に出ることに。

ホテルに着いたので

ちょっとベッドでごろん~♪

ふたりで仲良くごろん~♪

ダンナのいびきがかすかに聞こえてきました。
起こしても悪いし・・・。
ちょっとだけ、休憩です。

の、はずでした。

 

「ええっ!?」


「ちょっと!!ちょっと!!」


「どうするん!?」


「もう23時やで!」


「ちょっと! どうするん!?」


「晩ごはん、どうするん!?」


「いびきかいて寝てたやん。」とダンナ。

「そっちもやん!」とわたし。

「あかん!もうええわ。寝よ!」

と、あきらめて寝ました。
またしても、フランス料理を食べそこねました。
もう、マクドはありえんし・・・。

年を取ると疲れ度合いが違うということがわかりました。
あれだけ、バスで寝たはずなのに・・・。

シニアの個人旅行は油断するとあきません。

明日は美味しいもの食べに行きたいです。