熟年夫婦あせって旅に出る

年金が確実に減額される世代。退職してから旅行と思っていたけれど、どうなるかわからない将来より、今、健康のうちに楽しもうと思ったシニア夫婦の海外ツアーやフリー旅の記憶です。記録しないとすぐ忘れちゃう!

イタリア旅行1 -ナポリ編ー

2015年5月に訪れたイタリア旅行の記録です。

全都市スーペリアクラスホテル利用/フィレンツェ3連泊/珠玉の街々と美しい風景を巡るイタリア周遊9日クラブツーリズムを利用しました。

5月4日出発 6泊9日 ひとり278,000円
燃料費や空港使用料を合計すると、ひとり318,040円なり~!
連休中なので、これでも安い方です。

 
記憶を失ってしまわないうちに…

つい数年前までは、旅行写真を見ればその時の会話や空気、暑さ、人々の声までもが蘇ってきたけれど、最近は、写真を見るだけでは記憶の蘇りが遅い!下手するとこんなの撮ったっけ?に・・・!

 

というわけで、記憶をたどりながら夫婦で訪れた国やツアーの様子などを記録に残しておくことにしました。

まずは、まだ記憶が新しいイタリアから。

 

5月4日出発のゴールデンウィークの最高値をはずした料金のツアーで出発です。

8日間で25万ぐらい。

添乗員さんと一緒にローマ、ベネツィア、ポンペイをトルコ航空で訪れます。

参加者は11名。結婚前の娘さんを除いて全員シニア。(^◇^)

どんな旅になるのかわくわく、普段は静かな夫婦も、思わずはしゃぎ気味です!

 

関空から内装のブルーが美しいトルコ航空で13時間かけてインスタブールへ。

夜中の出発なので、持ち込んだタブレットで保存していたドラマを見て、ワインでうつらうつらしていたらインスタンブールへ到着!

ここでイタリアへ乗り継ぎします。

f:id:travelingbag:20151121135625j:plain

 

乗り継ぎの間、免税店めぐり。トルコ名物のロコモというお菓子を全種類つまみ食い。

トルコ航空の飛行機に乗ると毎回でてくるお菓子です。

おいしい!

帰りに買うからねぇ~!

と心の中でお約束。

 

イスタンブールからナポリへ。

旅行は、計画してから現地に到着するまでが一番楽しい!と思うのはわたしだけかしら?

いろんな妄想が。。。イタリアってイケメンが多いのかしら?食はローマからって言うし、きっとイタリア料理はおいしいはず!

普段は1000円のワインでも、イタリアでは2000円相当のワインが飲めるはず!

 とか、なんとか・・・もう、わくわく(*^▽^*)

イスタンブールからナポリへ2時間半の間の機内食です。まぁ、見た目通りかな。

f:id:travelingbag:20151121152540j:plain

 

イタリアの地を踏んでテンションも上がる~!

イタリアの男性って 足がまっすぐ!

だから余計におしゃれにも見えるし、じっさいおしゃれ!鮮やかなグリーンのパンツブラウンジャケットのコーディネイトなんて、まずはおしゃれに着こなしている人なんて日本ではお目にかかれない。

あー、イタリアへ来てよかった。

と空港に着くなり思ったのでした。

振り返ってみるナポリの空港玄関までおしゃれにみえる~。

もうすでにテンションMAX。

f:id:travelingbag:20151205142301j:plain

 

お昼ごはん。

あさりのパスタ。まぁまぁかな。うーん、日本のパスタ専門店の方がおいしいかなぁ。

仕方ないよね。安いツアーだし、と自分を納得させる。

この先の食事に期待しよう!

f:id:travelingbag:20151205142705j:plain

 

デザートのアイスクリーム。いや、アイスクリームじゃなくてラクトアイスだと思います。次、期待しよう!

f:id:travelingbag:20151205142943j:plain

ランチの後は、ポンペイの遺跡へ

 

f:id:travelingbag:20151205143108j:plain

 

おぉーー! テルマエロマエ

ヴェスヴィオ火山=テルマエロマエの思考回路。

f:id:travelingbag:20151205143501j:plain

 

「これ!火山灰やでぇ!」(関西弁)

と石好きのダンナが興奮気味。

f:id:travelingbag:20151205143926j:plain

 

飛び石の横断歩道。馬車の幅に合わせてあるそうです。当時は、下水設備がなかったので道路が排水溝の役目を果たし、足が濡れずに横断できるようにとこの形になったそう。

そうか、下水設備はなかったのか・・・さぞかしいろんなものが流れるんだろう・・・

f:id:travelingbag:20151205144220j:plain

 

ヴェスヴィオ火山を望む広場。

あー、やっぱりテルマエロマエだぁ!(やたら阿部寛の顔がちらつく)

f:id:travelingbag:20151205144849j:plain

 

立ち飲み屋跡もありました。

丸い穴のなかにワインや料理の壺を入れて販売していたそうです。

こんなに温暖で海にも恵まれた気候です。食文化が発達しないわけはないって感じです。

あー、ワイン飲みたい!夜の食事に期待を馳せる。

f:id:travelingbag:20151205145148j:plain

 

パン窯。イケメンそうなガイドが解説していたのを横目でちらちらみながら撮影。

こんな窯でピザを焼いてもらったら、さぞかし香ばしくておいしそう。

夜ごはんに期待しよう。

f:id:travelingbag:20151205145934j:plain

 

火山灰の積もった空洞に石膏を流し込んでできた人型。
当時の姿勢のままの白い石膏のやわらかな曲線に、なぜか特別な気配を感じさせられます。

f:id:travelingbag:20151205151052j:plain

 

ポンペイ遺跡を出発して、少し早めのディナー!

夜ご飯!夜ご飯!今度こそ期待!

おぉ!生ハム!やっぱり本場の生ハムよね!

おいしいわぁ!おおざっぱな盛り付けは、仕方ないよね。安いツアーだし。

赤ワインはキャンティを注文。渋みと酸味で、日本で飲んでる500円のワインとの違いが分からず、ちょっと悲しい。
でも、それはきっと私の舌がまだイタリアに慣れてないせい!きっとそう!

f:id:travelingbag:20151205151715j:plain

 

ナポリ名物のマルゲリータピザ。

デカさは合格!チーズもおいしい!

日本でこんなの食べたら2000円はするぅ~!

と、すぐに金勘定をしてしまう関西人のサガ。

f:id:travelingbag:20151205153918j:plain

 

宿泊はオフィス街のホリディイン。

2泊するので、周りを散策。でもオフィスビルばかりだったので散歩もすぐに飽きてしまった。ナポリの観光地からは遠い。安いツアーだし、仕方ないか。

f:id:travelingbag:20151205154857j:plain

 

モダンなビル。海外に来るとなんでも新鮮!ビルの形にさえ、こんなビル見たことないとビル好きなだんなとテンション上がる。

f:id:travelingbag:20151205155151j:plain

 

今日は、カプリ島へ!

太陽はまぶしく、空は青く!5月のナポリは気候もよく今日もピーカン!

頭の中では「カプリ島」の曲が鳴り響く♪

f:id:travelingbag:20151205155647j:plain

 

カプリ島では、青の洞窟がハイライト!

船を乗り換えてふと後ろをみれば、イタリアンな男たちが小舟にのって数珠つなぎ状態。きっとこの船に乗って青の洞窟へ入るのねぇ。イケメンに当たりますようにと、密かに願う。

f:id:travelingbag:20151205160248j:plain

 

ちょっとつっけんどんなお兄さんの船でいよいよ青の洞窟へ。次々に観光客は来るし、青の洞窟に入れる時間は短いからつっけどんになるのも仕方ないよね。と許す。

f:id:travelingbag:20151205160749j:plain

 

狭い船の中で寝そべって岩の下をくぐると青の世界へ。

f:id:travelingbag:20160101135840j:plain

1周くるっと回って、はい、お終い。えっ?これだけ?

もう1周回るならチップね!無愛想なお兄さん。

青の洞窟に入れる船も限られるし、波の穏やかな時でないとあの岩の下を寝そべってはくぐれないのでこれも仕方ないねぇ。

でも、水はほんとに青くて青くてとても綺麗。
きっと、観光客が少ない時だったらとても厳かな気持ちになれたかもしれない…かな。
カプリ島の海は透明度が抜群!こんなきいな海は見たことないと、素直に感動!
よかったぁ!

年を重ねると、ちょっとやそっとのことでは感動もしなくなってきたのが悲しい。
まだ、感動できる気持ちがあったことにちょっと安心。

f:id:travelingbag:20160101141505j:plain

 

カプリ島を後にしてソレントへ向かいます。
アマルフィ海岸線をバスでドライブしたあと、写真ポイントのポジターノ展望台で撮影!
TVや雑誌で何度も見たことのあるこの風景。
でもねぇ、TVではにおいも風も、湿気の感じも分からない。
そうそう、風よ風、風とそして温度や湿度を感じる、そしてそこに住む人々の暮らしを想像して、そして感動する。これが日本では感じられない海外旅行の醍醐味かなぁ。

f:id:travelingbag:20160101142840j:plain

 

アマルフィの街並みを散策。石畳や小さなお土産物屋さんを楽しみながら、観光客もついでにウォッチング!
遺跡や絶景もよいけど、それを見に来る世界各国の観光客を横目でチラ見しながら、美女やイケメンを発見するのも楽しい♪

f:id:travelingbag:20160101143632j:plain

 

ナポリのホテルへ戻ってオリーブのパスタと豚肉ディナーを堪能したあとは、夜は特に出歩ける場所もなく、そのまま爆睡。

翌朝のモーニング。バイキング形式です。なかなかでしたよ。

f:id:travelingbag:20160101144842j:plain

今日はこれからローマ入りです!