オーストラリア旅行1 -関空からメルボルンへー
関空からメルボルン
今頃はモロッコへ行っていたはず・・・
だけど・・・
予約していた旅行会社「てるみくらぶ」はなんと倒産!
夫婦二人の旅行代金は26万は戻らない・・・!
あまりのショックな出来事!
「安もの買いの銭失い」という言葉が頭に突き刺さります!
職場で100人ぐらいに喋って、やっと落ち着きを取り戻したのでした。
気を取り直して夏に訪れる予定であったオーストラリア、メルボルンに急きょ旅行先を変更しました。
この夏からメルボルンの大学院に通うことになった娘が先に出発。
その娘の残した冬服などをトランクに詰め込んで、ついでに頼まれた炊飯器もむりやり詰め込んで、
いざ! メルボルンへ!
今回はSPCツアーという旅行会社を利用しました。
自分たちでアレンジして飛行機とホテルを取るより、断然ツアー会社から予約したほうが安かったのです。
シンガポール航空利用で7日間、ホテル付(朝食なし)約15万(ひとり)。
「安もの買いの銭失い」という言葉もすっかり忘れてます。
夜中にこっそりシンガポール航空 B777で出発!
シンガポール経由でメルボルンです!
ここまでがわたしの旅のクライマックス!
旅行当日から搭乗までが一番テンションが上がります。
ここから少しずつテンションが下がり、目的地到着ではすでに20%ぐらいテンションさがってしまいます。
このテンションの下がりをいかに下げずに旅行を楽しむかが、今後の課題かも・・・!
シンガポール航空機内
今回はシートのポケットが多かったのでiPhoneや小物をたくさん収納できて便利でした。
機内ではひたすらiPhoneでKindle本とAmazon Prime Vedioを利用。
重たい本を持ち込まなくてよいし、ダウンロードさえしていれば映画も見れるので、ほんと便利です。
Amazon万歳!
読書と映画とワインでほどなく落ちて行きます~Zzzz...
エコノミークラスの食事ですが、シンガポール航空の食事のイメージはもっとよかったような・・・。
味が落ちが気がするのは気のせいかしら?
メルボルン行き、A9が出発ロビーであることを確認。
この掲示板のすぐ下にSkytrainT3(Gates A & B)とSkytrainの乗り場があるのを見過ごし、どんどん人の流れにのって進んでしまいました。
ターミナル3へ移動するSkytrainの案内を見つけます。
Skytrainの乗り場がエレベーター乗り場に見えて一度は見過していたのです。
先ほどの発着案内板の奥に乗り場があったのに・・・。
出発ロビー近くにあったフットマッサージ機。
空いていたのでダンナと交替で使用。
むちゃくちゃ気持ちよくて足の疲れが取れました。
帰りも空いていたらいいなぁ。
しばらくしてランチタイム。
やっぱりなんだか味が落ちたような気がする
デザートのアイスクリーム。以前はハーゲンダッツだったのに・・・。
これもおいしかったけど・・・。
うだうだと映画を見ながら過ごします。
ダンナを見ると字幕なしの「24」を楽しんでました。もちろんセリフは想像です。
朝食です。
フルーツのパイナップルは甘味もなく、「え?」シンガポール航空って3年ぐらい前はフルーツもおいしかった記憶があるんだけど・・・って。
勘違いだったのだろうか・・・?
メルボルンでSIMカード購入
うとうとしながら約8時間でメルボルンに到着!
着いた!着いた!長かったぁ~!
到着したら今回はじめてのドキドキ!
現地でSIMカードを購入してiPhone7セッティングしてもらうこと!
その前にお金~!
オーストラリアドルをゲットしなければ!
ということでATMを探します。
気合を入れることもなく、到着ゲートを出たところにplusマークのATMがあります。
提携している海外のカードで引き出します。
お金が出るまでいつもドキドキ!
同じく到着ゲート出たらすぐに目に入るのがOPTUSという携帯会社のカウンターです。こちらで5日間で10ドルのプリペイドSIMカードを購入!
順番に並んでSIMカードを購入したい素振りとiPhoneを渡すと、何日分購入するかのメニューを見せてくれますので、指差しでOKです!
iPhoneの設定もやってくれます。国内電話番号ももちろんもらえます。
取り出したiPhoneのSIMカードはOPTUSのSIMカードが入っていた黄色のカードにテープで留めてくれます。電話番号も大きくマジックでこのカードに書いてくれます。
分かりやすくてとても親切!
SIMカード入れをわざわざ用意しましたが使わずでした。
ATMでお金を出金してSIMカードを購入という大きなミッションが果たせてほっ・・・なのでした。
メルボルン国際空港スカイバス
メルボルン市内の移動には空港スカイバスが安くて便利。
市内までは約30分。
こちらのインフォメーションカウンターで往復チケットを購入しました。
round tripと言えば伝わりました。これだけでもドキドキ!
往復で36ドルです。
SKY BUSの案内に従って空港建物を出ます。
この赤いバスがSKY BUS。2階建てでないバスもあります。
2階席には多国籍の方でいっぱい!
いよいよメルボルン中心地へ!
バスはSOUTHERN CROSS STATIONのはずれに到着!ここが終点です。
ホテルへチェックイン
すっかり暗くなりましたが、都会の夜景にワクワクです!
駅からホテルまでは約500m、歩道はフラットなのでスーツケースもスムーズに移動できます!
スーツケースのキャスターがぶっ飛ぶかと思ったほどガタガタだったドイツ・ローテンブルクの石畳を思い出すのでした。
4連泊するホテルはPensione Hotel(ペンシオーネホテル)。
部屋に入った途端、ホテルのアップグレードはしなかったのを後悔!
狭い~!
ビジネスで1泊なら、立地もいいし安いしOK。
スーツケースを二つ広げる場所がない~!!
ベッドに寝ると身長167cmの私の足首がベッドからはみ出るんですよねぇ・・・。
極めつけはこの洗面台。
きっとオーストラリアの人は顔をここで洗うということはないのね。
朝にシャワーを浴びるから、洗面台は歯磨きや髭剃りで利用なのね。
奥行15cmの洗面台では顔は洗えません。
洗面台下がビショビショなのでした。
2日目からは洗面台の左側へ回って蛇口に頭をぶつけながら顔を洗ったのでした。
正面から洗ってもサイドから洗っても、ビショビショです。
朝に洗面台で顔を洗う!と言うこと自体がここでは間違っているのです。
朝はシャワーにしましょう!
いや、今度来るときはホテルはグレードアップしよ。
と思ってたらお腹もすいてきました。
ディナーを探しに賑やかな駅前へ行きます。
美味しそうな生ビールの看板に惹きつけられて駅の中にあるパブへ。
イギリスと関係が深いオーストラリアなので、フィッシュアンドチップスを注文。
そしてなぜか無性に食べたかったピザ。
フィッシュアンドチップスはとてもおいしいし、ビールも満足!
ピザはそれなりに。
一皿1700円(オーストラリア1ドル=82円)です。
結構、お高めに感じました。
お店の中で明日の予定を確認!
SIMフリーのiPhoneはほんと便利です。
日本での使い方と変わらない!
街中でグーグルマップも使えるのがとっても便利。
毎回、重いガイドブックのマップをみながら確認していたダンナもグーグルマップにご満悦です。
娘とも連絡がとれて明日は駅で待ち合わせ!
どんな街かな?メルボルン!
エジプト旅行7 -カイロそして関空へ-
エジプトの3大ピラミッドとスフィンクス
眠い・・・!
4時15分・・・さっき寝たところなのに・・・。
今朝のモーニングコールは4時45分!
モーニングコールの30分前にはiPhone時計をセットし余裕をもって身支度をします。
このツアーの初日、ガイドのモーセンさんの一言!
モーセンさん「日焼け止め、持ってきた!?」
みなさん「はーい!」
モーセンさん
「日本製? 効かないよ! エジプトの太陽はきついから!」
この言葉を思い出しながらエジプトの太陽に負けるものかと、日焼け止めクリームとUV効果のある下地を2重に塗りたくり、その上にUV効果のあるファンデーションで塗り壁状態に・・・。
帽子、サングラス!
これでエジプトの太陽に負けない!
12月のエジプトの朝晩は寒いのでダウンジャケットが必要です。まだ日が昇らないうちにピラミッドに向けて出発です!
そう、せっかくピラミッドが見える部屋に泊まりながら、昨夜の到着も遅かったので部屋からピラミッドを見ることはできませんでした。
残念・・・!
まだ暗い中をバスで10分くらいで到着!
乾いた空気!冷たい風!・・・エジプトを感じます!
そして、目の前に広がる写真ではないリアルな風景!
ピラピッド!
心の中で「うわっ!」って心臓が高鳴ります!
エジプトにいるんだぁ・・・!
この時ほど感じたことはないかな。
ふだんは日本で見る朝日も、エジプトで見る朝日も同じ太陽。
一緒じゃん!
地球は一つなんだって実感できる瞬間なのでした!
きれいな三角錐のカフラー王のピラミッド。
当時のエジプトって、選りすぐりの技術者が集まってたのでしょうか。
クフ王、カフラー王、メンカウラー王の3大ピラミッドで写真タイム!
写真タイムが終わったらバスに乗って移動です。
ガイドのモーセンさんの解説も絶好調!
「みなさん!左見て!左!
貴族のお墓だよ。
ピラミッドの近くには貴族のお墓があるんですよ。
でも、それは全然大事じゃないよ。
大事なのは、こっち!
右見て!!右!」
バスの皆さんいっせいに顔が右へ・・・
ドドーン!と、
バスの窓ガラス全面にスフィンクス!
「わぁっ!」
ス・・スフィンクスだぁ!
めちゃくちゃうまい演出!
「みなさん!
スフィンクスはどっちの方向見てる?
西?東?カイロ?」
「カイロ!」「西!」「ナイル川!」と色々声が上がります。
「違うよ!!
ケンタッキーだよ」
ちょうどバスはケンタッキーの前を通り過ぎます。
スフィンクスがケンタッキーの方角を見てるのは、事前に調べて知っていたけど、それでもワクワクしっぱなし!
タイミングがすごい!
モーセンさん!楽しませてくれてうれしぃよぉ~♪
スフィンクスで写真撮影したあとは、クフ王のピラミッドを目指します。
写真はカフラー王のピラミッドです。
エジプト3大ピラミッドの中でも一番大きいクフ王のピラミッドの中に、いよいよ入ります。
中はかなり狭い登りなので、自信のない方は外で待っていてください、と添乗員さん。それにしてもデカイ・・・!
一列に並んで小さな入口から入ります。
中の通路はシングルエスカレーターの幅ぐらいの狭さです。
中の写真撮影は禁止、カメラは添乗員さんに預けておきます。
天井がものすごく低いです。
頭を低くして腰を折り曲げて、角度の急なスロープ約5分は進みます。
これ、混んでいて、スムーズに進めないとたいへん。
スクワット状態が続くってことです。
同じツアーのほとんど同身長のシニアの方々が
「こんな時だけ、小さいのは得やなぁ!」
と余裕です。
欧米の太った方々より小さくて小回り効くし、身体も口も元気です。
恐るべし日本のシニア!
こっちはしんどい・・・!
天井低いし、腰は折り曲げてかがんだままで、
息切れするし・・・!
上り下りをしながら内部にやっと到達するには、混んでいなくても約15分。
人の息で湿気も感じ、暖かいので外気温が40度以上の時を想像すると恐ろしい・・・!
やっと石棺がひとつだけある何もない空間に到着です。
まぁ、自分で想像せよ!ということかな?
部屋の中を一周したら次々に上がって来られる人が途切れたところで、もと来た道を戻ります。
すれ違えないのでたいへん。
またまた腰をかがめてやっと外へ。
スクワット100回したくらいの足になっていて太ももがガクガク・・・!
あー、疲れたぁ・・・!
カイロ博物館
最後の観光、カイロ博物館へ移動します。
カイロの街は・・・
汚い・・・!
道路の両側には、かなり年季の入った砂ぼこりで白くなったごみが延々とほったらかしにされています。
建物も道路も未完のカイロ!って感じです。
そんなことを思っていたらカイロ博物館へ到着!
博物館内での写真撮影を希望する場合は、カメラごとに約500円が必要になります。
ツタンカーメンの部屋はまた別料金。
エジプト考古博物館前は「アラブの春」のメイン広場。
ガイドのモーセンさんは、政治のことはあまりしたくないけど、「アラブの春」はアメリカのせいだと思ってると言ってました。
日本にいると本当は現地の方はどう思っているのか、なかなか伝わってきません。
現地に行くと、様々なリアルな思いに出会えるから海外旅行って面白いです!
博物館内はたくさんの展示物がそのままの状態であちこちに置かれています。
展示というより置かれているという感じ。
ツタンカーメンとアンケセナーメンが描かれた黄金の椅子。
高級なものはガラスのケースの中に。
ガラスがくすんでいるのが気になるぅ~!
古代の石像があちこち。
触っちゃだめよ。
気に入ったのがこの書記官の像。
目玉が生きてるみたい。
ピラミッドの頂上にのっけるキャップストーンではないかと言われている化粧石。
埃が気になるぅ~!
磨けばピカピカになるのにぃ~!
ツタンカーメンの黄金のマスクは有料なので写真はあきらめました。
係りの方が写真を撮ってくれるのです。
黄金のマスクはもちろんガラスケースの中ですが、そのガラスケースが曇ってる・・・、黄金のマスクも曇ってる・・・。
京都文化博物館で見たアメンエムオペト王の黄金のマスクの方が光ってました。
様々なアクセサリーも細工が細かく、当時の文明の高さを感じさせられます。
けど・・・磨いて欲しかった。
ピカーッ!と光っているアクセサリーを想像してました・・・。
自然と言えば自然ですが・・・、でも当時は光っていたでしょうに・・・。
一通り博物館内を見学した後は自由行動です。
博物館へ来たら買おうと思っていたマグカップを探しにギフトショップへ・・・。
しかし・・・、え?これだけ?
っていうくらい品薄です。
なんでもアラブの春の時に荒らされて、それ以降品数多く置いていないということでした。
ですので、マグカップもツタンカーメンのボールペンもありません・・・。
残念!
集合場所では少し時間があったので、ガイドのモーセンさんに疑問に思ったことを聞いてみました。
「どうしてカイロの街にはゴミが多いの?」
「エジプト人は自分の家だけきれいであればいいんです。ゴミは昔から外に放り出すんです。昔はゴミは土に返ったけど、今はプラスチックやビニールで土に返らない。
わたしはマンションに住んでるんだけど、上から見てると下の人がゴミを外へ捨てる。
毎日、捨てる。悲しくなる。」
「ゴミを集められないの?」
「ゴミの車は毎日のように来ます。
でも全然足りない。ゴミが多すぎて。すいません、汚くて・・・」
いえいえ、日本も東京オリンピックまでは川や道端にゴミを捨てていたんですよ、エジプトもきっかけがあればきれいになるかもしれません。
そういう意味では未完のエジプトなのでした。
そんなことを話しているともうバスで空港へ行く時間となりました。
ランチはバスの中です。
期待はもちろんしていません。
硬めのパンに自然な味のローストビーフが挟まっています。
バナナは世界中で同じ味というのが安心。
カイロ空港へ向かうバスの中、モーセンさんの最後の挨拶が始まりました。
エジプトを支援してくれる日本の皆様に本当に感謝していること。
日本とエジプトはその昔、サムライがエジプトに来たことから始まったこと、そしてそのサムライが架けた橋を皆さまが渡り、現在につながっていることなどを熱く語ってくれます。
カイロ大学の日本語学科を卒業してガイド歴20年のモーセンさん、ガイドの最優秀賞を受賞し、その賞状を誇らしく掲げ見せてくれるモーセンさん。
そんなモーセンさんの仕事に対する情熱に比べると、恥ずかしくなる自分がいます。
あかん!わたしも一生懸命仕事せな!
って・・・。
とその時思っていたことを、今思い出しました。(´・ω・`)
挨拶はまだまだ続きます。
皆さんと撮った集合写真が宝物だということ、出会えたことに感謝していること・・・。
バスは空港内に入ります。
いろいろな思いが駆け巡って、涙がちょちょぎれそうです。
そして、モーセンさんの
「本当に、みなさま、ありがとうございました!」
の言葉と同時にバスは空港発着ロビーに到着です!
もう、完璧!
すばらしい!
ワンダフル!
まるでショーの観客になったよう!
いつもは添乗員さんがリーダーでガイドさんはサブという感じなんですが・・・。
今回はモーセンさんがリーダーで添乗員さんがサブです。
こんなにガイドさんによって、旅行の楽しさが倍増されるんだってということも初めて知りました。
さすが最優秀ガイド賞のモーセンさん!
今度エジプト来るときはモーセンさんに個人的にお願いしたいです。
カイロから関空へ
いよいよエジプトともお別れ。
最後の最後に空港免税店でばらまき用のお土産にチョコやナッツを購入します。
免税店でも、ワンダラー!ワンダラー!の方と同じように押し売りがすごすぎ”!
免税店の店員から押し売りされるのは初めてです。
チョコにナッツにどうだ!どうだ!と持ってきます。
それも3,4人の店員が持ってくるのでたまらない!
さて、エジプト空港チャーター便の準備も整ったようです。
カイロから関空へ、そこで次のエジプトツアー客を乗せ、成田へ、そしてまたエジプトへとぐるぐる回っています。
中間食です。無理です。食欲まったくなし。
朝食です。ダンナは食べてましたが、わたしはパス。
周りを見ると、同じツアーの旅慣れたシニアな女性が、日本から持ってきたであろうカップラーメンをすすってました。
無事に関空到着!
あー、お寿司食べたい!
ラーメン食べたい!
お好み焼き食べたい!
食欲がいっぺんに戻ります!
久しぶりにあったかい日本のトイレの便座に座って、
ほっ・・・!
エジプトの食事にはいろいろと不満があったけど、でも、今考えると素材そのものの味で本来の味そのものだったのかも・・・と。
化学調味料などを使っているものばかり食べて、素材そのもので楽しめなくなっているのかもしれない・・・と。
エジプトの食事、それもその国の文化なのですね。
しかし・・・、やはり巨大遺跡は素晴らしい!
現地に行かないと味わえない
乾燥した空気、
ビーッ!とくる太陽光線、
目が毎日痛くなる砂埃、
これらは画面からは絶対に分からない。
それにここから入っちゃダメよ!のロープもなく、古代の世界そのものに足を踏み入れることができる遺跡群!
ロマンを感じる世界エジプト!
一度は絶対に行くべし国!
ん・・・、でも、今度は美味しい国に行こう!
と・・・決めていたはず・・・
が、
体力があるうちに遠いところから・・・と、値段の安さで・・・。
次回はエジプトとサハラ砂漠を共有してるモロッコへ・・・!
うーん・・・、
料理は期待せんとこ・・・。(;・∀・)
エジプト旅行6 -アブシンベル・カイロ -
アブシンベル
アブシンベル2日目の朝!
早速、朝日が昇るアブシンベルへ!
砂漠ばかりとイメージしていたエジプトでナセル湖からの朝日を見られるなんて・・・!
朝日に照らされた、全部ラムセス2世のアブシンベル大神殿。
そしてアブシンベル小神殿。4体はラムセス2世、2体はネフェルタリ。
大神殿と小神殿がいっしょに入るとガイドさんに教えてもらった場所からパチリ!
当時は男尊女卑がすごい時代。その時代にラムセス2世はネフェルタリのために、こんなに豪華な神殿を建てたのです。
どれだけ愛が深いのかとガイドさんに聞いた方がいらっしゃいました。
「ラムセス2世の奥さんはネフェルタリお一人なんですか?」
「違うよ~!子供は100人以上いるよぉ!」
「えぇ~!!」( ゚Д゚)
かなりのドスケベのようでした。
それでも、数ある妃の中でネフェルタリのためにだけこの神殿を建てたので、言葉だけじゃなく行動でしめしたところは愛が深かったのでしょうか。
さて、そうなるとラムセス2世から執着されたネフェルタリはどのような女性であったのかが気になるところ・・・。フフ。
神殿を堪能した後はやっと朝食!
今朝は、勇気を出して「Sunny side up, please!」と卵を焼いてる青年に言ってみました。
目玉焼きが焼けてる!
通じたわ!青年が何か言ってる。
身振りで「ひっくり返すのか?」ってまでは分かるけど、内容は細かく分からない。
よく分からないから「No!」って答えるとほとんど生のままの卵焼きの出来上がり。イメージは半熟ぐらいだったんだけど・・・。
まぁ、良いわ。
英語が通じたことがうれしい!
パンケーキは美味しかったかな・・・。
部屋に戻ってゆっくり荷造り。
アスワンに向けてバスで出発です。
お昼はヌビア人の方が経営するレストランで。
玉ねぎのスープ。かなりの薄味です。
素材のみの味です。
オリーブオイルにどっぷりつかった茄子とパンにつけて食べるごまペースト。
古代の味がするパン。
白身魚と野菜のスープ。
塩、こしょうプリーズ!
これこそデザート!
なんだか一気に古代のランチにタイムトリップしたみたいでした。
世界はまだまだ未知に満ちてるぅ~!
日本にいては、この感覚は味合わえないです。
ランチ後は、昨日とは反対にアスワンに向けてサハラ砂漠を3時間かけてバス移動です。
サハラとはアラビア語で砂漠という意味。
よってサハラ砂漠=砂漠砂漠とガイドのモーセンさんがよく連呼してました。
3時間爆睡した後はアスワンに到着!
パピルスの店へ~!
買わないと思うけど・・・。
きれいな店内へみんなでゾロゾロ。
ガイドのモーセンさんがパピルスができるまでの工程を実演し、どのような内容の絵が描かれているのかを説明してくれます。
値段は大きさによって変わります。
小さいはがきサイズで1,000円くらいから数万円まで。
高いし、いらないな。
ふと、ダンナを見ると熱心にパピルスの絵を見てるじゃなぁい?
「えー!? 買うん!?」
「うん。どれがいいかなぁ。」
「えぇー!高いでぇ!」
「思い出になるやん」
「はぁ・・・」(;'∀')
ということで、約5,000円のパピルスを購入。
ダンナが選んだのは、アンケセナーメンがツタンカーメンにオイルを塗っている様子が描かれてるパピルス。
なんて、ロマンチック・・・!(;・∀・)
しっかり我が家の玄関に飾られています。
この後、ルクソールからカイロへ出発するはずが、飛行機が遅れに遅れ、3時出発が夜9時出発となりました。
よって、カイロのホテルで取る予定だったツアー最後のディナーは、急きょナイル川クルーズ船に戻っていただくことになりました。
ちょっとがっかり・・・。
ツアー最後のディナーは、ツアー中で一番豪華になる予定だったのですが・・・
ま、これも思い出です。と言い聞かせます。
この間、ガイドさんや添乗員さんたちはあたふたと大変そうです。
やっと手配できたのは、わたしたちツアーだけのチャーター便。
この小さい飛行機でカイロに向かうことに・・・。
無事に飛んでくれるかしらと、ちょっと不安。
カイロ
無事にカイロ到着。すでに11時過ぎ。
このままホテルへ直行です。
ホテルは MOBENPICK HOTEL CAIRO PYRAMIDS ムーベンピックホテルカイロピラミッド。
広くて綺麗!
窓からピラミッドが見える!っていうホテルです。
ピラミッド~!!
肉眼では・・・
見えん!
写真に撮ってみると・・・かすかに三角が見える。
明日の朝も日の出前出発なので、結局ピラミッドが見えるホテルに泊まりながら、ピラミッドは見えず・・・なのです。
今日は移動で一日が長く感じました。
さて、明日はいよいよ最終日、そしてピラミッド!
憧れのピラミッド!
神秘の力を感じられるかしらん?
もうすでに夜中の1時半!
明日は5時のモーニングコール!
さぁ、寝よ!
と・・・ウトウトとしかかったところへ、
パン!パン!パン!
という音!
「えっ!?何?テロ!?」
急いでベランダから外を見るけど、通りは静か。
花火でした・・・。
真夜中の2時半に・・・。
げっ・・・!
眠れるか・・・。
がんばって、寝なくっちゃ・・・!
エジプト旅行5 -アスワン・アブシンベル ー
ルクソール到着!
今朝は青のりたっぷりのお好み焼きの夢で目が覚める・・・。
あともう少しで食べられるところだったのに・・・!
そろそろ船の食事も限界が来ているのかも、というところでナイル川クルーズ船も終わりです。
スタッフの方は親切で愛想もよく、何よりも観光して船に帰ってゆっくり休んでる間に移動してるってのがバス移動より疲れがとれていいです。
食事も今から考えると贅沢な話で、現地に行ったら現地の味を楽しむ。そんな気持ちでいたらいいのかもしれません。
でも、やっぱお好み焼き、食べたい・・・!
香水ガラス瓶と香油
朝はガラス瓶と香油のお店でのショッピングで始まりました。
お店に行くまでのバスの中ではガイドのモーセンさんが、ガラス瓶とオイルの素晴らしさを紹介します。
あいかわらずジャパネットたかたに匹敵するトーク炸裂です。
でも、・・・わたしは買わないかな。実用的でないし。
店に入るとすぐにガラス瓶製作の実演ショー!
パンッ!とガラスが砕け散る見せ場があったりと結構楽しいです。
いろいろな花のオイルも紹介されます。
とてもいい香りですが、普段から香水もつけないのでそう興味もありません。
しかし・・・
モーセンさんのトークのせいか、なぜかダンナが食いついた!
昨日のポロシャツ購入で発火したのか、買い物脳に火が付いたようです。
結局、蓮(日本人の定番)オイルを36ドルで購入。
いつ使うんだ・・・?
そして、ガラス瓶。
実用品でないものは場所をとるだけで・・・と思うのですが、こちらもダンナがラクダのガラス瓶を選んで購入。日本円で1,200円ぐらいの小さな瓶です。
この瓶にお店からのお土産のサハラ砂漠の砂をつめます。
ふと回りを見ると、ガラス瓶をお土産にと皆さん爆買い!
このラクダのガラス瓶・・・、しばらくぶりに見ると、購入した時のダンナとのやりとり
「えー、そんなん買うん?
どないするん?使わへんでぇ!」
「ええやん!思い出になるやん」
とかが思い出されるので、これはこれでいいのかな・・・と。
未完のオベリスク
観光は未完のオベリスクから。
途中でひび割れがしたので、未完成のままにされたオベリスク。
どのようにしてオベリスクが作られているのかが分かるので、遺跡として残されています。
高台にあるのでアスワンの街が見渡せます。
そしてエジプトの街中で見かけられる未完のビルディング。
ビルの上に柱が見え、まだまだ上に伸びそうな感じ。
でも、洗濯物が干してあったりと未完でも明らかに人が住んでます。
エジプト人はお金がたまってから上に増築していくのだそうです。
家族全員で住むので親の代で何階かを建て、息子の代でまた階数を増やすということもあるとか。
雨がめったに降らないのでこういうこともできるとガイドさんが言ってました。
バス乗り場に向かうまでの未完のオベリスクの近くの本屋。
ダンナがエジプトの観光案内本を購入したいとお土産ものが並ぶ本屋へ。
エジプト遺跡解説本を購入。英語版・・・読めない。
写真と画像を見るだけです。
バスに戻る途中にも、「ワンダラー!ワンダラー!」と土産物売りがやってきます。
そう言えばまだマグネットを購入していなかった。
いつも旅行に行くと冷蔵庫に貼るマグネットを購入するのが定番になっています。
ふと振り返るとダンナが土産物売りのツタンカーメンのマグネットに反応してるではないですか!
ほっておいたら言い値で買ってしまう!!
急いで交渉場面に加わると物売りは3ドルだと言ってる。
ダンナは2ドルだと言って、物売りも2ドルで応じようとしてる。
だめだ!1ドルだ!と割って入る。
物売りはダンナを見て2ドルと言う。
じゃぁ、いらない!と財布から2ドルを出そうとするダンナを連れ出そうとすると、物売りは1ドルでOKした。
物の状態から言っても1ドルで十分のツタンカーメン。
ツタンカーメンのマグネットを見ながら、「1ドルの買い物をするのにもママの許可がいる・・・」とつぶやいたダンナがなんだか愛おしくなりました。
アスワンハイダム
ナイル川の氾濫をコントールするために作れられたアスワンハイダム。
このダムのおかげでナセル湖が誕生!
海みたいに大きいです。
このダムが建設されたおかげで、ナイル川はコントロールできるようになったけど、数々の遺跡が水没してしまうことになったそう。
その一つが今夜行くアブシンベル神殿。
日本からのお金もたくさん入って高台に移動されたそうです。
「皆さんのおかげなんですよ」とガイドさん。
サハラ砂漠
ルクソールから約3時間かけてアブシンベルまでサハラ砂漠を移動します。
まっすぐな何もない道。
ひたすら爆睡。
と、ガイドのモーセンさんの
「蜃気楼が見えるよ!」
で目を覚まします。
わぁー、はじめて見る本物の蜃気楼!
蜃気楼って本当にあるんだぁ!
小山の前に水があるように見えますが、バスが移動して角度が変わると見えなくなります。
これじゃ、砂漠をさまよってたら「水だ!」と間違えるわ。
何度もあらわれる蜃気楼を堪能した後は、ガイドのモーセンさんから被り物の説明です。
エジプト人とアラブ人では被り物が違うんだそうです。
わっかを乗っけるのがアラブ人。
エジプト人はわっかはかぶらない。ねじって巻いて留めるんだそう。
ちなみにこの白い被り物の布とわっかのセットはクフ王のピラミッドで1$で売られています。
白い布にはmade in chinaと書いてあるけど・・・。だそうです。
そして宗教のお話。
エジプトは85%はイスラム教徒、15%はキリスト教徒で、モーセンさんはキリスト教徒、運転手さんはイスラム教徒。
こうやって仲良く仕事してますって。
エジプトでは、当初はキリスト教徒が多かったけど、イスラム教徒は4人まで奥さんを持つことができ、生まれた子供はイスラム教徒になるので自然とイスラム教徒が増加したそう。
それにキリスト教徒からイスラム教徒への改宗はできるが、イスラム教からキリスト教への改宗はできないそう。
すごいぞ、イスラム教の世界戦略!
アラブのお金持ちが作った砂漠のオアシス。
ナツメヤシの木、オリーブ、ブドウなどヨーロッパ向けに栽培してるそうです。
農業用のナセル湖からの水路。
砂漠に突然って感じでびっくり!
そして、サハラ砂漠にどんどんできる新築物件!
アスワンから3つの検問所を通り、やっとアブシンベルに到着です。
ホテルはSETI ABUSIMBEL セティアブシンベル。
コテージ風のかわいいホテルです。
部屋のテラスからは、ナセル湖が見渡せます。
ランチはホテルで。
パンは柔らかく素朴なお味。
このゴマのスープみたいなのものにつけてパンをいただくとか。
ダンナは「これはいける!」ときれいに食べておりました。
マンゴージュースを頼んだら、パックのジュースでした。
まぁ、これもエジプトです。
見た目は濃厚だと思ったのですが、食べると・・・やっぱ、コンソメ、ブイヨン等が足らん・・・!
これも・・・エジプトです・・・。
味がしないコメでした。
お昼からはゆっくりホテルを散策。
プールが夕陽に照らされてきれいです。
なんだかリゾート地に来たみたい!
アブシンベル
夜はアブシンベルの音と光のショーです。
映画や世界ふしぎ発見!でも見たラムセス2世のアブシンベル大神殿!
感動!
そしてすぐ近くにあるネフェルタリ神殿といわれる小神殿。
音と光のショーがはじまる数分前にはすべての明かりが消され、真っ暗になります。
そして、星空をみあげると・・・!
天の川が見える・・・!
そうです。
残念ながら乱視とシニアになるにつれ、暗い場所では見えにくくなっているわたしにはかすかに光るぽつぽつの星だけ・・・!
残念すぎるぅ~!
眼鏡を持ってくるべきでした。
すぐにアブシンベル大神殿に映像と音楽が映しだされます。
ラッキーなことに、圧倒的に多い日本人(98%日本人)のために日本語ナレーターの歴史物語でした。
だけどせっかくの映像も眼鏡を用意してなかったせいで、ぼやけたままでした。
残念だぁ!後悔するぅ!
12月のエジプトは朝夜ともに寒く、ダウンが欠かせません。
砂漠の寒い夜にすっかり凍えながら、ホテルに戻るとディナーです。
見た目、から揚げも美味しそうだったんだけどなぁ・・・
塩コショウふりかけます。
ぶつぶつ文句言いながらも、その国の食を味わうのもまた楽しい思い出になるです。
エジプトで食べたあの時の料理は・・・なんて言いながら笑い合うのもまた楽しいんです。
さて、明日も早くから朝日のアブシンベル神殿です。
しょうゆ味が懐かしくなって夜食にぼんち揚げも食べたし。
さぁ、寝よ!
エジプト旅行4 -エドフ・コムオンボ -
エトナの水門
午前1時前、電話のコールで覚醒!
エトナの水門にやっと到着したようです。
このまま寝たい・・・!という本能に負けちゃダメだぁ!
せっかくエジプトまで来たんや。
ただのもんは見とくんやぁ!
と奮い立たせます!
夜中にもかかわらず屋上のデッキにはたくさんの方が集まってます。
船の幅しかない水門前まで船を進めます。
船が動くのでぶれます!ぶれます!
ムスッとした船長さんはスタッフに怒鳴りあげてます!
船が壁面に当たっている音が、ギィ・・ギィ・・
でも、真剣に仕事してる男って(ふつうのオッサンやったけど)かっこよく見える~
水門の仕組みよりも、働くおっさんに感動した夜でした。
水面が上がっていく様子を見ていたら、冷たい風にすっかり眼が覚めました。
狭い水門に入るというクライマックスも終わったようです。
明日も早いので無理やり寝ます。
エドフのホルス神殿
5時30分のモーニングコール!
準備して朝食。
毎回ながらシニアの皆さんの朝は早い。
6時の朝食時間に6時には皆さん、すでに着席されて食事を始めてます。
今日の最初の見学はホルス神殿。
神殿までは契約している二人乗りの馬車で移動します。
明らかに疲れ果てて息の荒いやせた馬もいます。
そんな馬に若い青年が何度も鞭打って走らせる姿をみると、なんとも可哀想で見ていられません。若いからいい馬をまだ持てないのかもしれません。
往復で利用すると約3000円、一ヶ月のエジプトでの給料が3万円から5万円なので、稼ぐために何度も往復して疲れ切った馬を鞭うちます。
馬に生まれんでよかった・・・。
ホルス神殿・・・でかいわ!
壁面に描かれたプトレマイオス2世が敵を討つ場面をガイドのモーセンさんが演じながら説明。
プトレマイオス2世が敵国を倒し、神様に祝福され、神様とつながってる俺さまは偉いんだという内容だったと思います。
もうこの辺りから顔は動物、体は人間の神様、俺様の王様にも慣れてきました。
大勢の方がこのハヤブサ神ホルスと記念撮影をしています。
当時の人々の様子や王様は偉いのだ、などが描かれた壁画の高さやぎりぎりまで描かれている壁画に圧倒です。
王様よりこの絵を描いてる壁画職人たちがすごい!と思ったのでした。
奥にはホルス神の聖船があります。
上を向いてるお顔が苦しそうで・・・。
自由時間は20分くらい。
集合場所でまた同じ馬車に乗って船まで戻ります。
馬車は見学の間、ここで待ってることになってます。が、私たちの馬車は待ってる間に別のお客を載せて運んでいたようで見つけることができません。
仕方がないのグループのお頭の馬車にガイドさんと共に乗せてもらいました。
すでに往復の料金も払っているので、きっとお頭に後で怒られるぞぉ。
左がガイドのモーセンさん。毎日、色違いの自分の名前が入ったヒエログリフ入りのポロシャツを着ています。
もちろん、これも後でちゃんと購入できるようになっています。
ガイドさんが身に着けている装飾品や持ち物はサンプルでありガイドさんはモデルということですね。
さすがにお頭の馬は馬力がありました。4人乗っても大丈夫のようです。
しかし・・・降りるときに親指と人差し指をこすってチップを請求されたよ。
お頭もチップって言うんだ、もっと威厳があるのかと勝手に想像してた。
事前にガイドさんからまとめて全て払ってあるので、チップを払ってはダメです!
と、念を押されているのでここは無視です。
コムオンボ神殿
船に戻っていつもと同じ昼食のあと、コムオンボへ向けて出発!
ワニの神様の神殿だそうです。
帽子を整えている王様の横にワニの王様。
生命の表すエジプト十字のアンクをもっています。
このコムオンボ神殿は、医学的な壁画に描かれているというのでも有名だそうです。
女性の出産シーンが描かれてます。赤ちゃんが・・・!
民族衣装のガラベイヤを着て解説するガイドのモーセンさん。
いつも分かりやすい解説で楽しませてくれます。
モーセンさんのおかげで毎日がとても楽しい!
ところが・・・、ここで一体なんの話をなさっていたのか・・・
まったく覚えてない・・・!
太陽に照らされたコムオンボ神殿を堪能して、神殿の横にあるワニのミイラ博物館へ。
ミイラというか剥製に近いような感じ。
暗い照明の中、10体以上ずらーと並んでます。
ここはササーっと見学。
船に戻ったらお土産販売。
毎日、毎日、壁画に描かれたエジプト象形文字のヒエログラフをみているとデザインがなんだか素敵に思えて脳に刷り込まれてしまいます。
すっかり脳内でヒエログリフがいっぱいになったころ、ヒエログリフのTシャツ、ポロシャツの販売です。
自由行動はなく、スーパーにも行くことができずで買い物欲求がたまってます。
カイロで市場に行く時間をとっているツアーもありますが、このツアーにはありません。
エジプト綿のしっかりした良質な素材で、ポロシャツ1枚、約1500円は安い!
もう、買うしかない!
自分の名前を入れてもらえます。
7枚買ったら1枚おまけということで、娘や息子や姑や自分用にだんな用にと8枚買ったぞ!
夏が来たら着るぞー!
ガラベイヤパーティ
今夜でナイル川クルーズ船ともさよならです。
明日からはアスワンです。
ディナーです。
もう、飽きてます。
ディナーの後はガラベイヤパーティ。
わたしたち関西組の担当添乗員は男性のせいか、パーティの衣装については船の中でも購入できますよ。と簡単な案内だけで、関西組は誰も衣装をゲットせずです。
一方、女性添乗員の名古屋・東京組はしっかりどこかでガラベイヤ衣装をゲットして、着飾ってキャー♪キャー♪と楽しそう。
いやぁ、この時は女性添乗員がうらやましいと思いました。
まぁ、踊ってしまえばそんなことも忘れます。
カウンターにいたスタッフにおすすめのカクテルを作ってもらいました。
あかん!めちゃくちゃ甘すぎて飲めんかった・・・!
エジプト人は甘いのがお好きのよう。
ガラベイヤパーティにダンサーもやってきて盛り上げてくれます。
みんなで踊って、眠くなった人から部屋に戻っていきます。
踊らな損です!
自分で盛り上がっていきましょう!
さぁ、明日はアスワンだ!
寝よ!
エジプト旅行3 -ルクソール西岸 ー
クルーズ船二日目!
まだ船は停泊したままです。
今日は、ルクソール西岸の観光!
雨が降らないので、雨の心配をしなくていいのがいいです。
ガイドさんが日本で最優秀ガイド賞の表彰されたとき、はじめて本格的な雨に遭遇したそうです。はじめて傘を買ったのがうれしくて、うれしくて、エジプトに持ち帰り、ご近所さんに「雨がいっぱい降ったんだよー!」と自慢したそうです。
さて朝食です。すでに同じメニューで飽きてます。
塩コショウで自分で味付けしていただきます。
でも、ふと我が家を振り返ると、毎朝トーストと卵にコーヒーという同じメニューなんですけど・・・。
ナイル川沿いのルクソールの街。
ごっちゃとした茶色街並みです。
3台横付けされてる船。
移動は船のロビーを通り抜け。ほかの船の方が豪華に見えてしまう。ほかの船の方はどんなものを食べてるんだろう?きっと、こっちより豪華にちがいない・・・!と思ってしまうのでした。
わたしたちの船のKAHILA(カヒーラ)号。
西岸へは、小舟に乗り換えて渡ります。
おぉー!張り付いてお掃除。
メムノンの巨像
まずは、メムノンの巨像!
アメンホテプ3世の像だそう。
デカイ!
でかさで権力を象徴するのでしょうね。
足元までは行きません。写真撮影を終えると早速次へ。
ハトシェプスト女王葬祭殿
またまた、「ワンダラー!(1$)」の呼び込みをかわしつつ、ハトシェプスト女王葬祭殿へ。
トロッコ列車に乗って神殿まで移動します。
到着!
トトメス2世の奥さんハトシェプスト女王の神殿です。
今まで見た遺跡と違って直線的です。
サングラスなしではつらい、空は雲一つないエジプトブルー!
思い浮かぶのは何年か前にここでテロがあったってこと。
そういったせいで観光地の各所で検問があります。
カバンをがバッと開いて爆弾チェック!
酉年ということでホルス像。
壁画のリリーフの着色も残っています。
丁寧に細かく描かれています。
日本人は器用だっていうけれど、ここエジプトでもドイツでもフランスでも、そりゃ細かい細工や丁寧に描かれた絵を見ると、世界中に器用な人はいくらでもいるんだ!って実感してしまいます。
日本人は器用だから・・・という視点はなんだか恥ずかしいです。
ハトシェプスト神殿で20分ばかり自由時間があります。
集合はガイドさん曰く「コカ・コーラのオアシスで」って。
真夏になるとこの辺りは40度以上で、毎日ここのアイスクリームが飛ぶように売れるそうです。
暑すぎて添乗員さんも「真夏は勘弁してくれぇ~!」って感じだそう。
ちなみに夏は暑いから観光客が少なくなります。
ので、旅行代金が安くなります。
すると、また観光客が増えるのだそうで、結局暑くても観光客は来ると。
しかし、覚悟してきていただきたいと。
倒れる方が二人ぐらいでるそうです。
バスに乗り込み次なる王家の谷へ。
王家の谷
到着!しかし、ここから写真撮影は禁止だそうです。
王家の谷では写真撮影ができません。
カメラはバスの中に置いたままにしておいてくださいとのこと。
脳内カメラで記憶に残してくださいとガイドさんは言いますが、無理です!
残りません!
ので、焦って記憶をたどります。
ラムセス4世とラムセス9世、最後にツタンカーメンの墓に入りました。
どのお墓も通路は整備されていて、まるで壁紙のように通路両側に描かれたきれいな壁画が色鮮やかに残されています。
よく描かれているコブラは死後の世界の道案内の意味だそうです。
壁画にはエジプト人の現世や死後の世界観が描かれています。
ラムセス4世のお墓では入ってすぐ右側にキリスト教徒の落書きが残ったままです。
どのお墓も無防備なんです。
もちろん触っちゃだめです。
しかし、こう毎日、毎日、エジプトの平面的な画風の絵を見てると、だんだんと愛着がわいてきました。
一つくらいエジプトの絵を記念に持ち帰りたいなぁ・・・と。
コースに入ってる店で、パピルスの絵は買わないぞぉ!っとの決心がここで既にに揺らいでいることには、気づいてない・・・。
ラムセス9世のお墓は、通路両側の白い壁にカラフルな死者の書の壁画が描かれています。ここの壁画が一番きれいです。
そしてツタンカーメンのお墓。一番奥にツタンカーメンのミイラが安置されています。
意外と小さいです。
クルーズ船へ戻る途中地元の方の市場が車窓から見えました。
残念ながら今回のツアーには、市場に行くなどの自由時間や散策はありません。
エジプトのスーパーマーケットに行ってみたかったです。
ナイル川クルーズ船
ランチは船で。
バイキング形式です。クスクスを試します。
うーん・・・、リピなし。
味が薄くて・・・。
プリーズ、塩コショウ!
食事の後は、ヒエログリフ講座です。
ガイドのモーセンさんから楽しく講義。
もちろん、これから行く貴金属店でカルトゥーシュを購入するため。
このあと、バスで貴金属店まで運ばれていくのでしたぁ~。
観光地と船だけの往復でショッピングしてませんからねぇ~。
周りを見ると同じツアーの方もシルバーや18金のアクセサリーを購入してるではありませんか。
物欲がふつふつと・・・!
旅の記念にとエジプトクロスと呼ばれる18金の小さいアンクのネックレスを購入。
あきらめる振りしたりして値切りに値切ったけど、言い値から30%ダウンがやっと。
グラムで測ってドル円で換算すると約2万円ぐらい。
今回の旅行で一番大きなお金を使いました。
でも、ここからはごっきげーん!
いやぁ、やっぱヒカリモノは気分を変えるわぁ!
部屋に戻るとスワン型にされたバスタオル。
やっぱ、器用じゃん!エジプト人!
3時には屋上デッキでティータイム。
エジプトではコーヒーを飲む習慣がないそうです。
だからかなのかコーヒーはインスタント。
ネスカフェをマグカップにスプーン1杯、お湯いっぱいなので薄い薄いコーヒーです。
素朴な味のクッキーもいただきました。
ファルーカが素敵です。
食べ物以外は素敵です。
板張りの見るからに豪華そうなクルーズ船です。
ガイドさんは一度だけ、TV撮影でお邪魔したそうです。
「ものすごい豪華でびっくりした!」と言ってました。
このあと、船室に戻って恒例の昼寝。
気が付くと夕方。
今夜はフルコース形式で。
期待しゃちゃいます!
ホワイトワインはまずます。
スープは・・・、うーん・・・素朴です。
出汁が・・・コンソメを足したいくらい。
パイ生地の中に鶏のクリーム煮です。
こちらも薄めの味です。
健康にいいかも。
しかし・・・コンソメやブイヨン足したい!
ビーフです。
もはや見るだけで味が想像できます。
これは、ネタになると思ったデザート!
チョコバナナがもちろん一番おいしかったです。
隣席していた122か国を回ったというおじさんは、「美味しい!美味しい!」と平らげています。
娘に「結婚するんなら、こういう人と結婚しないさい」と言いたくなるほどの気持ちいい笑顔で食事されていました。
ちなみにこのおじさん、次はリビア方面へ行かれるそうです。
そして、食事のあとはカクテルパーティ。
アルコールは控えめでアルコールが入っていないのもあります。
こうやって船にいる間も、いろいろと楽しませてくれるところがうれしいです。
この日は船に銀行の方がやってきて、日本円3000円をエジプトペソに両替。
こんな感じなので船から出ることは許されないのでした。
船はエドフに向かいます。
真夜中にエスナの水門を通り抜けるので、早々に部屋に戻って真夜中に起きる準備です。
今日も太陽いっぱい浴びたので疲れましたぁ!
エジプト旅行2ールクソール東岸ー
午前3時・・・目が覚める。
これが時差ぼけか・・・。
ベッドの中で寝返りゴソゴソ・・・。
と、外で流れるお祈りの時間を知らせる放送で眼が覚める。
かなりでかい音。
これから毎朝5時前に、この音で目覚めることに・・・。
そして朝ごはん!
甘いパンの種類が多いです。
オムレツというよりか卵を焼いただけです。塩コショウはご自分で。
ホテルのナイル川側へ出てみます。
おぉー!ミステリィナイル!
エジプトにいるんだぁ!って実感がひしひしと伝わってきました。
朝は寒いくらい。
空気は乾燥してて気持ちいぃ!
観光に出かけるぞぉ!
カルナック神殿
今日も明日もピーカン!
って感じな雲ひとつない青空。
朝日の差し込みが半端なく痛いです。
ほんとにピー!ってくる感じ。
湿気がないので太陽光も拡散せず直撃!
サングラスなしで外は歩けないくらいの強さ。
まずはビジターセンターで大きな模型を前にカルナック神殿の全体像をつかみます。
いよいよカルナック神殿へ。ゾロゾロ・・・。
羊の頭とライオンの身体のスフィンクスがお出迎え。
このスフィンクスが約3キロ離れたルクソール神殿まで続いていたそう。
門をくぐると・・・。
あっ!これだぁ!
「ナイル殺人事件」で出てきた羊の頭にライオンの身体のスフィンクス!
おぉ!テンションあがるぅ!
とやはり映画を見てるとちょっと楽しめるわ!
ラムセス2世像
でかい・・・!
こんなでかいもんばかり作る男は、気が小さい男に違いない。
と勝手に想像。
この像と同じポーズで手を前に組む写真を撮る観光客が多いそうですが、それは死人のポーズ!
生きているポーズはこっち!
左足を一歩前に出すの!っだって。
中に入ると大列柱。
触っちゃいけないけど、防御なし!
世界遺産がこれでいいのか・・・!?と思ってしまうけど、4000年前の建物の中に入り込めるなんて、なんて素晴らしい体験!
かすかに着色が残っている個所もあります。
想像力を駆使して大列柱をカラーにしようと頑張ります。
かなり苦しいが・・・
「ナイル殺人事件」では、この柱の上に人が登って石を落とすのですが、これは・・・登れない!
それにしても何もかもがでかい。
ずーっと上ばかり見てるので首がやたらと凝ります。
スカラベ(フンコロガシ)の像
この周りを7回周ると幸せが訪れるということでグルグル回りました。
ちなみにフンコロガシは大きな丸いフンを運ぶ姿が、太陽を運んでいると見られることから、幸せを運ぶのだそう。
20分ほどの自由時間を堪能したあと、次の観光地へ。
「ワンダラー(1$)、ワンダラー」の呼び込みをかわしながらバスに向かいます。
ワンダラーのほかに「シェンエン(千円)、シェンエン」や、なぜか「ヤマモトヤマ」と言って声をかけられます。
時間があれば、相手もしてみたかったけど・・・。
ルクソール神殿
ラムセス2世の横にはオベリスク。
2本あったそうです。
一つはパリへ
コンコルド広場にあったぞー!
パリのオベリスクは台座がついて触れられないように大事にされとったぞぉー!
右側にオベリスクの台座だけ残ってます。
オベリスクの両脇の像は二つともラムセス2世。
これ以外にもあちこちにラムセス2世。
どんなだけ自分が好きやねん!
気持ちわる・・・と思ったのは私だけなのか・・・。
さて、こちらは性の神様だそう。
皆さん”あそこ”を触ってご利益にあずからろうとするので真っ黒に。
「実際には触れないで、写真に撮ってその写真を触ってください」とガイドさん。
だんなはなぜか名残惜しそうにいつまでもこの壁画を見ておりました。
彼の脳内は今、どんなことになっているのか・・・
想像するのはやめとこ。
気を取り直してと・・・。
ツタンカーメン王とアンケセナーメン王妃座像。
二人がとても仲良しだったそうです。
ほんまかどうかは知らんが・・・。
後ろにまわるとアンケセナーメン王妃の手が長~~く伸びているのでした。
ここに書かれてあるヒエログリフは、もちろんツタンカーメンとアンケセナーメンの名前です。
が、ラムセス2世が削って自分の名前と妻のネフェルタリに書き換えたそうです。
やっぱ、気持ち悪い男やで。
ルクソール神殿からカルナック神殿につづくスフィンクス像。
これが約3キロ続いていたのですね。
すごい、どんなに当時は発展した都市だったのか・・・。
今日の観光はおしまい。
今日の宿泊であるナイル川クルーズ船、AL KHAHILA「アルカヒーラ号」に乗り込みます。
船室はきれいです。
ちゃんとバスタブも左側にあります。
さっそくバイキング形式の昼食。
フライドチキンだけ・・・美味しかった。
昼食後は船の屋上デッキに出てみます。
3台の船が横並びです。
隣の芝生は青く見えるで、隣の船の方が良くみえるぅ~!
6000円のオプショナルツアーを申し込まれた方は、あの白い帆船のファルーカに乗ってナイル川を遊覧します。
わたしたちはケチって昼寝です。
太陽が眩しすぎてデッキでゆっくりという気分ではありません。
光線が目に突き刺さります。
太陽に当たって疲れたせいか、船室に戻るとそのまま爆睡。
と、夕食タイム。
こちらもバイキング形式。
昼間よりか少しメニューが多い気が・・・。
ただし、使われている食材はほとんど同じ。
イスラム教徒が多いせいか、豚肉の料理がありません。
プレートにはBEEFと書いてあるのですが、肉のうまみが出てこないんです。
羊かな?
パンは塩と水と小麦で練って焼いたという感じで硬め。
余分な添加物が入っていなさそうにないので、安心かもしれないけど、味気がないです。
バター入りの食パンを食べ慣れているせいか、うーん・・・という感じ。
4000年前のパンを食べているよう。
そのかわりに菓子パンもたくさんあるんですが・・・。
食事の後はベリーダンスショー。
このおっぱいのお姉さんに迫られて、だんなと共にフロアでいっしょに踊りましたとさ。
この後、だんなはいつになくご機嫌で饒舌。
普段はほとんど話さないのに・・・。
おっぱい効果はすごい!
こうしてナイルの夜は更けていきました。
明日はこの船も出航します。
治安が心配なので船から出ることは許されません。
まぁ、安全が第一です。
まだまだ世界旅行したいですもん。
それにしても迫力のおっぱいでした。