熟年夫婦あせって旅に出る

年金が確実に減額される世代。退職してから旅行と思っていたけれど、どうなるかわからない将来より、今、健康のうちに楽しもうと思ったシニア夫婦の海外ツアーやフリー旅の記憶です。記録しないとすぐ忘れちゃう!

エジプト旅行4 -エドフ・コムオンボ -

エトナの水門

午前1時前、電話のコールで覚醒!
エトナの水門にやっと到着したようです。

このまま寝たい・・・!という本能に負けちゃダメだぁ!
せっかくエジプトまで来たんや。
ただのもんは見とくんやぁ!
と奮い立たせます!

夜中にもかかわらず屋上のデッキにはたくさんの方が集まってます。
船の幅しかない水門前まで船を進めます。
船が動くのでぶれます!ぶれます!

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ムスッとした船長さんはスタッフに怒鳴りあげてます!
船が壁面に当たっている音が、ギィ・・ギィ・・
でも、真剣に仕事してる男って(ふつうのオッサンやったけど)かっこよく見える~
水門の仕組みよりも、働くおっさんに感動した夜でした。

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水面が上がっていく様子を見ていたら、冷たい風にすっかり眼が覚めました。
狭い水門に入るというクライマックスも終わったようです。
明日も早いので無理やり寝ます。

エドフのホルス神殿

 5時30分のモーニングコール!

準備して朝食。
毎回ながらシニアの皆さんの朝は早い
6時の朝食時間に6時には皆さん、すでに着席されて食事を始めてます。

今日の最初の見学はホルス神殿
神殿までは契約している二人乗りの馬車で移動します。
明らかに疲れ果てて息の荒いやせた馬もいます。
そんな馬に若い青年が何度も鞭打って走らせる姿をみると、なんとも可哀想で見ていられません。若いからいい馬をまだ持てないのかもしれません。

往復で利用すると約3000円、一ヶ月のエジプトでの給料が3万円から5万円なので、稼ぐために何度も往復して疲れ切った馬を鞭うちます。
馬に生まれんでよかった・・・

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ホルス神殿・・・でかいわ!

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壁面に描かれたプトレマイオス2世が敵を討つ場面をガイドのモーセさんが演じながら説明。
プトレマイオス2世が敵国を倒し、神様に祝福され、神様とつながってる俺さまは偉いんだという内容だったと思います。
もうこの辺りから顔は動物、体は人間の神様、俺様の王様にも慣れてきました。

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大勢の方がこのハヤブサ神ホルスと記念撮影をしています。

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当時の人々の様子や王様は偉いのだ、などが描かれた壁画の高さやぎりぎりまで描かれている壁画に圧倒です。
王様よりこの絵を描いてる壁画職人たちがすごい!と思ったのでした。

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奥にはホルス神の聖船があります。
上を向いてるお顔が苦しそうで・・・。

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自由時間は20分くらい。
集合場所でまた同じ馬車に乗って船まで戻ります。

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馬車は見学の間、ここで待ってることになってます。が、私たちの馬車は待ってる間に別のお客を載せて運んでいたようで見つけることができません。

仕方がないのグループのお頭の馬車にガイドさんと共に乗せてもらいました。
すでに往復の料金も払っているので、きっとお頭に後で怒られるぞぉ。
左がガイドのモーセさん。毎日、色違いの自分の名前が入ったヒエログリフ入りのポロシャツを着ています。
もちろん、これも後でちゃんと購入できるようになっています。
ガイドさんが身に着けている装飾品や持ち物はサンプルでありガイドさんはモデルということですね。

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さすがにお頭の馬は馬力がありました。4人乗っても大丈夫のようです。
しかし・・・降りるときに親指と人差し指をこすってチップを請求されたよ。
お頭もチップって言うんだ、もっと威厳があるのかと勝手に想像してた。
事前にガイドさんからまとめて全て払ってあるので、チップを払ってはダメです!
と、念を押されているのでここは無視です。

コムオンボ神殿

船に戻っていつもと同じ昼食のあと、コムオンボへ向けて出発!
ワニの神様の神殿だそうです。

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帽子を整えている王様の横にワニの王様。
生命の表すエジプト十字アンクをもっています。

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このコムオンボ神殿は、医学的な壁画に描かれているというのでも有名だそうです。
女性の出産シーンが描かれてます。赤ちゃんが・・・!

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民族衣装のガラベイヤを着て解説するガイドのモーセさん。
いつも分かりやすい解説で楽しませてくれます。
モーセさんのおかげで毎日がとても楽しい!
ところが・・・、ここで一体なんの話をなさっていたのか・・・
まったく覚えてない・・・!

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太陽に照らされたコムオンボ神殿を堪能して、神殿の横にあるワニのミイラ博物館へ。
ミイラというか剥製に近いような感じ。
暗い照明の中、10体以上ずらーと並んでます。
ここはササーっと見学。

船に戻ったらお土産販売

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毎日、毎日、壁画に描かれたエジプト象形文字ヒエログラフをみているとデザインがなんだか素敵に思えて脳に刷り込まれてしまいます
すっかり脳内でヒエログリフがいっぱいになったころ、ヒエログリフのTシャツ、ポロシャツの販売です。

自由行動はなく、スーパーにも行くことができずで買い物欲求がたまってます。
カイロで市場に行く時間をとっているツアーもありますが、このツアーにはありません。
エジプト綿のしっかりした良質な素材で、ポロシャツ1枚、約1500円は安い!
もう、買うしかない!
自分の名前を入れてもらえます。
7枚買ったら1枚おまけということで、娘や息子や姑や自分用にだんな用にと8枚買ったぞ!
夏が来たら着るぞー!

ガラベイヤパーティ

今夜でナイル川クルーズ船ともさよならです。
明日からはアスワンです。
ディナーです。
もう、飽きてます。

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ディナーの後はガラベイヤパーティ
わたしたち関西組の担当添乗員は男性のせいか、パーティの衣装については船の中でも購入できますよ。と簡単な案内だけで、関西組は誰も衣装をゲットせずです。
一方、女性添乗員の名古屋・東京組はしっかりどこかでガラベイヤ衣装をゲットして、着飾ってキャー♪キャー♪と楽しそう。
いやぁ、この時は女性添乗員がうらやましいと思いました。
まぁ、踊ってしまえばそんなことも忘れます。

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カウンターにいたスタッフにおすすめのカクテルを作ってもらいました。
あかん!めちゃくちゃ甘すぎて飲めんかった・・・!
エジプト人は甘いのがお好きのよう。

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ガラベイヤパーティにダンサーもやってきて盛り上げてくれます。
みんなで踊って、眠くなった人から部屋に戻っていきます。
踊らな損です!
自分で盛り上がっていきましょう!

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さぁ、明日はアスワンだ!
寝よ!

エジプト旅行3 -ルクソール西岸 ー

クルーズ船二日目!
まだ船は停泊したままです。
今日は、ルクソール西岸の観光!
雨が降らないので、雨の心配をしなくていいのがいいです。

ガイドさんが日本で最優秀ガイド賞の表彰されたとき、はじめて本格的な雨に遭遇したそうです。はじめて傘を買ったのがうれしくて、うれしくて、エジプトに持ち帰り、ご近所さんに「雨がいっぱい降ったんだよー!」と自慢したそうです。

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さて朝食です。すでに同じメニューで飽きてます。
塩コショウで自分で味付けしていただきます。
でも、ふと我が家を振り返ると、毎朝トーストと卵にコーヒーという同じメニューなんですけど・・・。

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ナイル川沿いのルクソールの街。
ごっちゃとした茶色街並みです。

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3台横付けされてる船。

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移動は船のロビーを通り抜け。ほかの船の方が豪華に見えてしまう。ほかの船の方はどんなものを食べてるんだろう?きっと、こっちより豪華にちがいない・・・!と思ってしまうのでした。

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わたしたちの船のKAHILA(カヒーラ)号

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西岸へは、小舟に乗り換えて渡ります。

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おぉー!張り付いてお掃除。

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メムノンの巨像

まずは、メムノンの巨像!
アメンホテプ3世の像だそう。
デカイ!
でかさで権力を象徴するのでしょうね。
足元までは行きません。写真撮影を終えると早速次へ。

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ハトシェプスト女王葬祭殿

またまた、「ワンダラー!(1$)」の呼び込みをかわしつつ、ハトシェプスト女王葬祭殿へ。

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トロッコ列車に乗って神殿まで移動します。

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到着!

トトメス2世の奥さんハトシェプスト女王の神殿です。
今まで見た遺跡と違って直線的です。f:id:travelingbag:20170107120003j:plain

サングラスなしではつらい、空は雲一つないエジプトブルー!
思い浮かぶのは何年か前にここでテロがあったってこと。
そういったせいで観光地の各所で検問があります。
カバンをがバッと開いて爆弾チェック!

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酉年ということでホルス像

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壁画のリリーフの着色も残っています。
丁寧に細かく描かれています。
日本人は器用だっていうけれど、ここエジプトでもドイツでもフランスでも、そりゃ細かい細工や丁寧に描かれた絵を見ると、世界中に器用な人はいくらでもいるんだ!って実感してしまいます。
日本人は器用だから・・・という視点はなんだか恥ずかしいです。

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ハトシェプスト神殿で20分ばかり自由時間があります。
集合はガイドさん曰くコカ・コーラのオアシスで」って。
真夏になるとこの辺りは40度以上で、毎日ここのアイスクリームが飛ぶように売れるそうです。
暑すぎて添乗員さんも「真夏は勘弁してくれぇ~!」って感じだそう。
ちなみに夏は暑いから観光客が少なくなります。
ので、旅行代金が安くなります。
すると、また観光客が増えるのだそうで、結局暑くても観光客は来ると。
しかし、覚悟してきていただきたいと。
倒れる方が二人ぐらいでるそうです。

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バスに乗り込み次なる王家の谷へ。

王家の谷

到着!しかし、ここから写真撮影は禁止だそうです。
王家の谷では写真撮影ができません。

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カメラはバスの中に置いたままにしておいてくださいとのこと。
脳内カメラで記憶に残してくださいとガイドさんは言いますが、無理です!
残りません!
ので、焦って記憶をたどります。

 ラムセス4世ラムセス9世、最後にツタンカーメンの墓に入りました。

どのお墓も通路は整備されていて、まるで壁紙のように通路両側に描かれたきれいな壁画が色鮮やかに残されています。
よく描かれているコブラは死後の世界の道案内の意味だそうです。
壁画にはエジプト人の現世や死後の世界観が描かれています。

ラムセス4世のお墓では入ってすぐ右側にキリスト教徒の落書きが残ったままです。
どのお墓も無防備なんです。
もちろん触っちゃだめです。

しかし、こう毎日、毎日、エジプトの平面的な画風の絵を見てると、だんだんと愛着がわいてきました。
一つくらいエジプトの絵を記念に持ち帰りたいなぁ・・・と。
コースに入ってる店で、パピルスの絵は買わないぞぉ!っとの決心がここで既にに揺らいでいることには、気づいてない・・・。

ラムセス9世のお墓は、通路両側の白い壁にカラフルな死者の書の壁画が描かれています。ここの壁画が一番きれいです。

そしてツタンカーメンのお墓。一番奥にツタンカーメンのミイラが安置されています。
意外と小さいです。

クルーズ船へ戻る途中地元の方の市場が車窓から見えました。
残念ながら今回のツアーには、市場に行くなどの自由時間や散策はありません。
エジプトのスーパーマーケットに行ってみたかったです。

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ナイル川クルーズ船

ランチは船で。
バイキング形式です。クスクスを試します。
うーん・・・、リピなし。
味が薄くて・・・。
プリーズ、塩コショウ!

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食事の後は、ヒエログリフ講座です。
ガイドのモーセンさんから楽しく講義。
もちろん、これから行く貴金属店でカルトゥーシュを購入するため。
このあと、バスで貴金属店まで運ばれていくのでしたぁ~。
観光地と船だけの往復でショッピングしてませんからねぇ~。
周りを見ると同じツアーの方もシルバーや18金のアクセサリーを購入してるではありませんか。
物欲がふつふつと・・・!
旅の記念にとエジプトクロスと呼ばれる18金の小さいアンクのネックレスを購入。
あきらめる振りしたりして値切りに値切ったけど、言い値から30%ダウンがやっと。
グラムで測ってドル円で換算すると約2万円ぐらい。
今回の旅行で一番大きなお金を使いました。
でも、ここからはごっきげーん!
いやぁ、やっぱヒカリモノは気分を変えるわぁ!

部屋に戻るとスワン型にされたバスタオル。
やっぱ、器用じゃん!エジプト人!

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3時には屋上デッキでティータイム。
エジプトではコーヒーを飲む習慣がないそうです。
だからかなのかコーヒーはインスタント。
ネスカフェをマグカップにスプーン1杯、お湯いっぱいなので薄い薄いコーヒーです。
素朴な味のクッキーもいただきました。

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ファルーカが素敵です。
食べ物以外は素敵です。

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板張りの見るからに豪華そうなクルーズ船です。
ガイドさんは一度だけ、TV撮影でお邪魔したそうです。
「ものすごい豪華でびっくりした!」と言ってました。

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このあと、船室に戻って恒例の昼寝。

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気が付くと夕方。

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今夜はフルコース形式で。
期待しゃちゃいます!

ホワイトワインはまずます。
スープは・・・、うーん・・・素朴です。
出汁が・・・コンソメを足したいくらい。

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パイ生地の中に鶏のクリーム煮です。
こちらも薄めの味です。
健康にいいかも。
しかし・・・コンソメやブイヨン足したい!

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ビーフです。
もはや見るだけで味が想像できます。

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これは、ネタになると思ったデザート!
チョコバナナがもちろん一番おいしかったです。

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隣席していた122か国を回ったというおじさんは、「美味しい!美味しい!」と平らげています。
娘に「結婚するんなら、こういう人と結婚しないさい」と言いたくなるほどの気持ちいい笑顔で食事されていました。
ちなみにこのおじさん、次はリビア方面へ行かれるそうです。

そして、食事のあとはカクテルパーティ。
アルコールは控えめでアルコールが入っていないのもあります。

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こうやって船にいる間も、いろいろと楽しませてくれるところがうれしいです。
この日は船に銀行の方がやってきて、日本円3000円をエジプトペソに両替。
こんな感じなので船から出ることは許されないのでした。

船はエドフに向かいます。
真夜中にエスナの水門を通り抜けるので、早々に部屋に戻って真夜中に起きる準備です。
今日も太陽いっぱい浴びたので疲れましたぁ!

エジプト旅行2ールクソール東岸ー

午前3時・・・目が覚める。
これが時差ぼけか・・・。
ベッドの中で寝返りゴソゴソ・・・。
と、外で流れるお祈りの時間を知らせる放送で眼が覚める。
かなりでかい音。
これから毎朝5時前に、この音で目覚めることに・・・。

そして朝ごはん!
甘いパンの種類が多いです。
オムレツというよりか卵を焼いただけです。塩コショウはご自分で。

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ホテルのナイル川側へ出てみます。
おぉー!ミステリィナイル!
エジプトにいるんだぁ!って実感がひしひしと伝わってきました。
朝は寒いくらい。
空気は乾燥してて気持ちいぃ!
観光に出かけるぞぉ!

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カルナック神殿

今日も明日もピーカン!
って感じな雲ひとつない青空。
朝日の差し込みが半端なく痛いです。
ほんとにピー!ってくる感じ。
湿気がないので太陽光も拡散せず直撃!
サングラスなしで外は歩けないくらいの強さ。

まずはビジターセンターで大きな模型を前にカルナック神殿の全体像をつかみます。

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いよいよカルナック神殿へ。ゾロゾロ・・・。

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羊の頭とライオンの身体のスフィンクスがお出迎え。
このスフィンクスが約3キロ離れたルクソール神殿まで続いていたそう。

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門をくぐると・・・。
あっ!これだぁ!

ナイル殺人事件」で出てきた羊の頭にライオンの身体のスフィンクス
おぉ!テンションあがるぅ!
とやはり映画を見てるとちょっと楽しめるわ!

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ラムセス2世像
でかい・・・!
こんなでかいもんばかり作る男は、気が小さい男に違いない。
と勝手に想像。
この像と同じポーズで手を前に組む写真を撮る観光客が多いそうですが、それは死人のポーズ!

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生きているポーズはこっち!
左足を一歩前に出すの!っだって。

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中に入ると大列柱。
触っちゃいけないけど、防御なし!
世界遺産がこれでいいのか・・・!?と思ってしまうけど、4000年前の建物の中に入り込めるなんて、なんて素晴らしい体験!

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かすかに着色が残っている個所もあります。
想像力を駆使して大列柱をカラーにしようと頑張ります。
かなり苦しいが・・・

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ナイル殺人事件」では、この柱の上に人が登って石を落とすのですが、これは・・・登れない!

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それにしても何もかもがでかい
ずーっと上ばかり見てるので首がやたらと凝ります。

スカラベ(フンコロガシ)の像
この周りを7回周ると幸せが訪れるということでグルグル回りました。
ちなみにフンコロガシは大きな丸いフンを運ぶ姿が、太陽を運んでいると見られることから、幸せを運ぶのだそう。

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20分ほどの自由時間を堪能したあと、次の観光地へ。
「ワンダラー(1$)、ワンダラー」の呼び込みをかわしながらバスに向かいます。
ワンダラーのほかに「シェンエン(千円)、シェンエン」や、なぜか「ヤマモトヤマ」と言って声をかけられます。
時間があれば、相手もしてみたかったけど・・・。

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ルクソール神殿

ラムセス2世の横にはオベリスク
2本あったそうです。
一つはパリ
コンコルド広場にあったぞー!
パリのオベリスクは台座がついて触れられないように大事にされとったぞぉー!

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右側にオベリスクの台座だけ残ってます。
オベリスクの両脇の像は二つともラムセス2世
これ以外にもあちこちにラムセス2世
どんなだけ自分が好きやねん!
気持ちわる・・・と思ったのは私だけなのか・・・。

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さて、こちらは性の神様だそう。
皆さん”あそこ”を触ってご利益にあずからろうとするので真っ黒に。
「実際には触れないで、写真に撮ってその写真を触ってください」とガイドさん。

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だんなはなぜか名残惜しそうにいつまでもこの壁画を見ておりました。
彼の脳内は今、どんなことになっているのか・・・
想像するのはやめとこ。

気を取り直してと・・・。
ツタンカーメン王とアンケセナーメン王妃座像
二人がとても仲良しだったそうです。
ほんまかどうかは知らんが・・・。

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後ろにまわるとアンケセナーメン王妃の手が長~~く伸びているのでした。
ここに書かれてあるヒエログリフは、もちろんツタンカーメンアンケセナーメンの名前です。
が、ラムセス2世が削って自分の名前と妻のネフェルタリに書き換えたそうです。
やっぱ、気持ち悪い男やで。

 

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ルクソール神殿からカルナック神殿につづくスフィンクス像。
これが約3キロ続いていたのですね。
すごい、どんなに当時は発展した都市だったのか・・・。

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今日の観光はおしまい。
今日の宿泊であるナイル川クルーズ船、AL KHAHILA「アルカヒーラ号」に乗り込みます。
船室はきれいです。

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ちゃんとバスタブも左側にあります。

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さっそくバイキング形式の昼食。
フライドチキンだけ・・・美味しかった。

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昼食後は船の屋上デッキに出てみます。
3台の船が横並びです。
隣の芝生は青く見えるで、隣の船の方が良くみえるぅ~!

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6000円のオプショナルツアーを申し込まれた方は、あの白い帆船のファルーカに乗ってナイル川を遊覧します。

わたしたちはケチって昼寝です。
太陽が眩しすぎてデッキでゆっくりという気分ではありません。
光線が目に突き刺さります。

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太陽に当たって疲れたせいか、船室に戻るとそのまま爆睡。
と、夕食タイム。
こちらもバイキング形式。
昼間よりか少しメニューが多い気が・・・。
ただし、使われている食材はほとんど同じ。
イスラム教徒が多いせいか、豚肉の料理がありません。
プレートにはBEEFと書いてあるのですが、肉のうまみが出てこないんです
羊かな?
パンは塩と水と小麦で練って焼いたという感じで硬め。
余分な添加物が入っていなさそうにないので、安心かもしれないけど、味気がないです。
バター入りの食パンを食べ慣れているせいか、うーん・・・という感じ。
4000年前のパンを食べているよう。
そのかわりに菓子パンもたくさんあるんですが・・・。

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食事の後はベリーダンスショー
このおっぱいのお姉さんに迫られて、だんなと共にフロアでいっしょに踊りましたとさ。

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この後、だんなはいつになくご機嫌で饒舌。
普段はほとんど話さないのに・・・。
おっぱい効果はすごい!
こうしてナイルの夜は更けていきました。
明日はこの船も出航します。

治安が心配なので船から出ることは許されません。
まぁ、安全が第一です。
まだまだ世界旅行したいですもん。
それにしても迫力のおっぱいでした。

 

エジプト旅行1ー関空からルクソールへー

関空からルクソール

長年の憧れだったエジプト!ツタンカーメンにピラミッド!
クラブツーリズム「燃料込」エジプト航空チャーター便利用 エジプト満喫8日間」
で熟年夫婦はエジプトへ!
今回の現地ガイドさんは、クラブツーリズムの世界ガイドの中でも最優秀賞を取られたモーセさん。
今までいろいろなツアーに参加した現地ガイドの中でも、最高の5つ星ガイドです!


オチ付きの解説も秀逸!
聞いていて退屈させない話術!
笑いに厳しい関西人をも満足させます!

練りに練られた解説。まさにプロガイド!
この方に担当が当たってよかったぁ~。
次回エジプトに行くときや個人ツアーの時はぜひ、モーセさんに!
そんな楽しかったエジプトの旅記録です。

さて、旅行前にはまずは勉強をと・・・。
旅行一週間前にはアカザクリスクティの「ナイル殺人事件

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エリザベス・テイラーの「クレオパトラを見て、エジプトへのモチベーションを高めます。

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今回は、お気楽なツアー参加です。
12月半ばのツアーで209,000円
結構、リーズナブル!
12月はエジプトの気候も最高気温25度と過ごしやすそうです。
周囲はテロとかを心配してくれるんですが、ツアーが出てるんですし、これは行くしかない!
逆にツアーのほうが添乗員とツアーポリスも一緒ということで個人で行くよりかは安心なのでは?
と、今度何かあったら一生ピラミッドを見れないかもしれないということで決めちゃいました。

エジプト航空ボーイング777-300ER関空、成田経由でルクソールまでチャーター便で出発です。

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今回のツアーは総勢100人弱

関西、名古屋、東京の3グループに分かれ、バス3台のツアーだそうです。
関西組は36名。そのうちお一人様参加者が12名。男女ともに半々です。
さすがエジプトまでお一人様で参加する方々は旅慣れた方ばかりです。
年齢層は・・・、12月の半ば出発ということで、シニア、シニア、シニアのオンパレード
小さなおばあさん、おじいさんの集まりです。
家族4人参加の方もいらっしゃいました。
中にはすでに120か国を回ったという無国籍に見えるおっちゃんもおりました。

エジプト航空ではアルコールが出ないために関空でワインを探します。
大きなボトルしかなく、成田で買えばよいか・・・と。

成田からルクソールまで15時間のフライト。
長い・・・。
映画を見て・・・と思ったけど、日本語字幕や日本の映画が少ない。
てるみくらぶ」という店舗を持たない旅行会社が、まったく同じコースでエミレーツ航空(乗り換えあり)で16万ちょっとであったのです。
一瞬、そっちにしとけばよかったかなぁ・・・と頭によぎりました。
エミレーツ航空の設備と食事には満足させられるんですよね。
まぁ、直行便だしということで自分を納得させます。
それに今にして思えばプロガイドのモーセさんにも出会えましたし。

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仕方がないので、amazonプライムでダウンロードした映画やkindleで電子ブックを読んで過ごします。
スリッパがないので持参したスリッパを利用しました。

エジプト航空機内食

機内食は2回。
まずは、関空から成田までの間にクッキー。
朝早かったので少しお腹の足しになります。

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いったん成田で飛行機を降ります。早速、ワイン探しへ。
ここにも大きいボトルしかないし・・・、で缶ビールにしました。
成田から飛び立って3時過ぎにランチです。
チキンを選択。想像してたよりおいしいです。よかった。

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おやつタイム。
サンドウィッチとなぜか大福もち
この大福もちが美味しかったぁ。

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2回目の機内食
朝ごはんですね。
こちらも美味しくいただきました。
エジプト航空機内食は期待してたよりよかった。
・・・とこの時は思ったんですが・・・。
帰りはねぇ・・・、エジプトの食材が積まれるんですよ。当然ながら。
そんなことはまだ想像もいたしませんでした。

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ルクソール到着

22時、砂ぼこりの中、ルクソールに到着!
周りに飛行機がいなくてポツン・・・と一機なのが寂しい。
観光で喰ってるエジプトは大丈夫なのか?とちょっと心配。

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空港内までバス移動です。
中に入ると映画「ハムナプトラ」のような空港職員がいっぱい!
つるつる光る頭もなぜかセクシー?
なぜに日本人のハゲはセクシーじゃなくエロおやじのイメージなのか・・・。
そんなことを考えながら観光バスに乗り込んでホテルへ移動。
外は冷たくて、日本からダウンを着込んできたけどちょうどよい感じ。

23時頃にSTEIGENBERGER NILE PALACE(シュタインゲンベルガーナイルパレス)ホテルに着きました。もう寝るだけです。

ホテルは清潔でよい感じ!
大きなホテルです。

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部屋から中庭を眺めます。大きなマンションみたいです。

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wifiは使えません。有料です。
部屋にスリッパはありません。
もっとひどい部屋を想像してたので満足です。
なんでも過小評価しておくべきですね。

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今夜は明日から始まる観光にワクワクしながら寝ます!
シャワー浴びて落ち着くともう0時過ぎ、明日は6時過ぎのモーニングコールだそう。
いよいよ歴史との出会い!
どんな街なのか楽しみぃ!

フランス旅行8 -パリからエールフランスで関空へー

6日間宿泊したホテルのチェックアウトも済ませました。
パリとも今日でお別れです。
同じホテルに6日間宿泊したのは、初めてです。

が、・・飽きました
ロケーションはシャンゼリゼに近く、毎朝PAULのクロワッサンも美味しかったですが6日間はさすがに飽きました。
今度来るときは場所を変えて3連泊ぐらいで・・・。

凱旋門から空港シャトルバス

トランクを少し引きずって、ホテルと同じ通りにある空港シャトルバス乗り場に向かいます。バス停は凱旋門のほんの近くです。
同じ通りの凱旋門前に並んでいるバスは、空港へ行くバスではないので注意です
写真のバスは空港には行きません。
空港のバス停は凱旋門を後ろに見て、もう少しだけ通りを入ります。

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シャルル・ドゴール ー エトワール、マックマオン通り、こちらが凱旋門近くの空港バス乗り場です。

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空港まで約30分間隔でバスは出発しています。

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エールフランスの自動端末

数か所止まりながら約1時間で空港に到着します。
Bordingは右だ!

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ここまで順調です。
ホテルのネットで事前チェックインも済ませていました。
航空券はメールで受け取り、iPhoneにしっかり表示しています。
紙のチケットがないなんて、途中でバッテリーが切れたらどうなるんだろうとか、ドキドキです。

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そんなことを思いながら、トランクを預けるカウンターを探します。
だけど、バカンス中なのか従業員数が少ないように感じます。

カウンターが分からない!
トランクを預けたいのにカウンターが分からない!
と、きょろきょろしてると旅行者が操作している端末が目に入りました。
きっと、あそこに答えがある!

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これは、手荷物に付けるタグを発行させる自動端末なのでした。
横の同じ端末を操作している旅行者をチラ見して確認。

チェックインを済ませていない方は、これまた自動端末もしくはチェックインカウンターで先にチェックインを済ませる必要があります。

で、搭乗券をスキャンし、手荷物タグの作成、トランクにくっつけるのです。
iPhoneの搭乗券画面をくっつけて何度か失敗!
無事に発券されたときは、ほっとしました。
ひとりだったらきっと心細くなる・・・。
スタッフの方が少なくて聞ける人もいない状態でしたので。 

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出た!出た!
と、喜んでトランクに貼り付けて次へ。
トランクを預けたいが・・・キョロキョロ。(+o+)
何やらそれらしきカウンターが・・・
でも、スタッフもいない・・・
また、自動端末が・・・

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ここでiPhoneに表示したチケットをスキャンさせ、荷物の重量も確認します。
が、何度やってもスキャンがうまくいかなくて嫌になった頃、スタッフが登場!
スタッフがトライして、やっと2度目でOK。
スキャンのピーッ!が難しすぎる!
コツが分からん!

と、すっかり疲れてやっと搭乗手続きを終えることができました。
荷物は自動的にベルトコンベアで運ばれて行きました。

セキュリティチェックも終え、ゲートに向かいます。
関空のような地方空港と違って色合いがおしゃれ―!

関空に向かって約13時間飛行になります。
あー、もうフランス旅行も終わりなんだ・・・。

いや、まだ機内食の楽しみが残っています。

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エールフランスの機内サービスの映画は日本語字幕も少なく、すぐに退屈になってしまいました。
iPhoneに保存したAmazon primeの映画Kindleで読書をして過ごします。
どっぷりAmazonを利用している夫婦です。

エールフランス機内食

機内食~!
ランチです。
PRESIDENTというブランドのチーズが結構濃厚。
匂いが・・・!

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ディナーです。
PRESIDENTのチーズは持ち帰ります。
パリのスーパーでも見かけました。
強烈な匂いも思い出になります。
帰りの飛行機ではテンションが下がるので食欲も下がります。

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お腹もいっぱい。関空まで爆睡態勢です。
エコノミーの狭い座席の中で、足の置き場に毎度のことながら悪戦苦闘していたら関空に到着。
関空に着くとまず最初に、家が燃えてないか・・・!
が頭によぎります。
関空に着くと、娘から「今日帰る」というLINEが入ってきました。
パリからバッグ買ったよぉ~!って写真送ったから、土産目当てに違いない。
と、一気に現実に引き戻されます。
今夜はスシローの寿司にしよ。

今回のフランス旅行を振り返って・・・。
・あちこち歩きまわるのは非常に疲れること
・なので、パックツアーのバス移動は余力を保てるメリットがあること。
・予定していた美術館も疲れて行けなかったこと。
バカンスシーズンで予定していたレストランに行けなかったこと。
・ケチらないでオプショナルツアーに参加して楽しかったこと。
・同じ場所に連泊するのは飽きてしまうこと
・バッグをもう一つ色違いで買っておけばよかったこと。

など。

パリは他民族国家と言っていいほど、多種多様の人種が入り混じっていました。
アラブアフリカからの移民、そんな中に混じって観光客がどっさり

シャンゼリゼ通りでは、アラブ系移民女性が通りに突っ伏して紙コップを差し出している風景を何度も見かけました。
何らかの理由でパリまでたどり着いたのでしょうが・・・。
娘と同じような年ごろの彼女たちを見ると、胸が締め付けられます。

決してファッショナブルなイメージだけがパリではありませんが、それでも歴史という遺産、あちこちで感じるセンス、おいしいパンとワインとシャンパン!
やはり惹きよせられる魅力がパリにはあります。
ただ、ファッションに関してはカラフルさを期待していくと、
「ん・・・?」って。
スペインマドリードと同じで、ブラックがしばらく流行色を占めている感じです。
言い方を変えると洗練されたシンプルなファッション。
カラフルなのは観光客のみ

そんな今回のフランス旅行!
めっちゃ疲れたけど、
もう一度行きたい国フォルダに入れておこう!っと。

次はツアー旅行でエジプト!
気分はすでにスフィンクスにまたがるクレオパトラ!!

 

 

フランス旅行7 ー ヴェルサイユ・セーヌ川遊覧・ムーランルージュ -

ヴェルサイユ宮殿

パリ最終日にふさわしい、きらびやかなオプショナルツアーで締めくくりです!

ヴェルサイユ宮殿ツアー】公認日本語ガイド or 日本語オーディオガイドが選べる!半日観光ツアー

【ナイトツアー】パリで夜遊び!エッフェル塔ディナー&セーヌ川クルーズ&ムーランルージュ鑑賞

の豪華2本立て!今夜は深夜まで楽しみます!
まずはヴェルサイユ宮殿へ!

待ってて!
マリーアントワネット!

 公認日本語ガイドさんに従って、8名ぐらいのオプショナルツアーに参加。
バスに揺られて約1時間弱でパリの郊外ヴェルサイユ宮殿に到着。

すんごい行列です。
事前にチケットを購入していないと朝一番でもこの行列。

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各グループごとに入場します。
入場前には、バッグを開けての爆弾チェックもあります。
中も人でいっぱいです。

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こんな感じのお部屋が多数の宮殿内部。
豪華絢爛、金ぴかバブル!

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有名な鏡の間
脳内で、マリーアントワネットアンドレオスカルフェルゼン踊る、踊る!
※アンドレとオスカルは池田理代子氏の「ベルサイユの薔薇」の登場人物です。

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現代人にはリラックスできそうにない寝室。
こういうインテリアや華美な服飾に囲まれると、自分の顔も華美にしないと情けなくなる気がします。
この華美な装飾に、アジアの平たい顔族は合いそうにないです。

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 軽く見学した後はお庭へ。
ただし休日の有料日だったので、外から見ただけです。
無料日:夏季4~10月の平日(噴水ショーの日を除く)、冬季11~3月の毎日

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あっという間に、時間がすぎ午前のヴェルサイユ宮殿ツアーもおしまいです。
名残惜しく振り返ります。

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このツアーで印象に残ったのはガイドさんが教えてくれたマリーアントワネットの肖像画の真実
ハプスブルク家の遺伝子を持つ彼女は、なんと・・・

しゃくれ顎だったと・・・。
たしかに・・・肖像画をじっとみると顎がしゃくれたがっている・・・!

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肖像画では修正して盛ってます
顎、引っ込めています

まぁ、現在も変わりません。
プロフィール写真には奇跡の一枚を載せますし、葬式用に準備する写真はフォトショップで修正します。

しかし・・・「ヴェルサイユのバラ」を何度も読み返し、華やかなその時代に憧れ、その影響で世界史と言えばやたらフランス革命だけは詳しかったという世代のわたしには、

やはり、だまされた・・・!
と思うのでした。

マリーアントワネットから卒業した日でした。
これからは、マリーアントワネット肖像画を見るたびに、その顎を伸ばして見ることになるでしょう。

そんなことを思っているうちに、バスはパリに戻りました。
昼食です。
ツアー会社の近くをウロウロしていると「サッポロラーメン」というカタカナ文字を見つけました。
洋食も飽きてきたので、ラーメンを食べようということに。
一番安い醤油ラーメンが約1000円です。
店には、地元の方や欧米の旅行者の方もいらっしゃいました。
お味は、高速インターのフードコートで食べるラーメンと似ています。
お店は日本人夫婦とアルバイト。
しかし、このパリにラーメン屋を開店させたセンスがいい!
日本では強豪ラーメン店競争で勝負は難しい。
でも、ここパリなら・・・!
今のところ周囲にはラーメン店は見当たらない・・・。

ノーライバルじゃないか!

見知らぬ国でレストランを開くにはノーライバルの分野が一番!
ダンナとラーメンすすりながら感心していたのでした。
久しぶりの懐かしい味で、何だかんだと思いながらも満足です。

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昼食後は、足を引きずるようにして訪れたのがピカソ美術館
ヴェルサイユで歩き回ったのでもうすでにクタクタです。

ピカソ美術館

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ピカソ・・・しています。

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あかん・・・!
子供と一緒に見た「鋼の錬金術師のアニメにでてくるムンクロスという化け物を思い出す。

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絵は抽象的ですが建物はなかなかの年代物です。

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この部屋の感じも素敵です。
細い額縁と老眼鏡がないと見えない壁に描かれたタイトルも、読みにくいことを除けばおしゃれな空間です。

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ピカソ美術館近くにアーチスト作品を集めた雑貨店がありました。
ここでおしゃれなひや酒用のコップを購入。
よく分からなくてもやもや感が残ったピカソ美術館も、この買い物で心が満たされてしまうのでした。

エッフェル塔ディナー

いったんホテルへ帰って夜の衣装に着替えます。
わたしはこの日のために買ったブラックワンピース、ダンナはダークグレイのジャケット。

【ナイトツアー】パリで夜遊び!エッフェル塔ディナー&セーヌ川クルーズ&ムーランルージュ鑑賞

に出発です!
エッフェル塔ディナー「58 Tour Eiffel」は、パリ旅行ツアーのオプショナル選択に良く含まれています。
過去、2回フランスに来たときは、ケチってこのオプションは申し込まなかったのです。
「どうだった?」って楽しんだ方に聞くと、毎回「おいしかったよ」との返事。
いよいよ、それを確かめることができるのです!
今回、フランス料理とイメージしている高級な食事は、この場に及んでまだ食べていないという感があったので、楽しみです!

が・・・、このツアー英語のみなのです。
一抹の不安が・・・。

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ツアー人数は30人ぐらい。欧米の方々でいっぱいです。
そんな中で日本語なまりの英語で話している30代の日本人らしい男性を見つけました。
かわいい金髪の女性と一緒です。

彼はきっと日本人だ!間違いない!
あの英語のアクセントはそうに決まってる!

と英語の説明が全く分からないので、いざとなったら彼に頼ろうとロックオン!
そんなことを考えながら、みんなと一緒にエッフェル塔の下からレストラン用の斜めに上がるエレベーターに乗り込みます。

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すぐに到着!ガラス張りのレストランです。
6時頃ですが、すでに観光客でいっぱいです。
ドレスコードもそんなに気にする必要はないみたいです。

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席は着いた順に案内されます。
ロックオンした彼の後ろにすかさず移動!
フフフ・・・、うまく同じテーブルになりました。

やはり、日本人でした。
彼女はウクライナの方とか。
わざわざ日本のシニア夫婦が若いカップルに割って入って、ほんと申し訳ない。
と思いつつ、バスの中での説明が英語でまったくわからなかったので、早速確認しました。
集合時間とか全然わかっていないことが判明しました。
わたしたち夫婦だと、きっとおいてけぼりだったと思います。
ほっとしたところで色々なお話をしました。
ウクライナ出身の彼女に「プーチンってどう思われてるの?」って。
彼が通訳してくれます。
大嫌い!侵略みたいなことばかりするから」って。
「年金がもらえるとか言われて、ロシア側についたウクライナの人も後悔してる。ロシアの人とやっぱり差別されている」って。
日本では、こういう報道はされないので分からなかったです。

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前菜のサーモン。お上品なお味で美味しかったです。

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 鳥の胸肉であっさりです。

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デザートのチョコレートケーキ。うーん・・・クリームが・・・。
見かけはきれいなんだけど・・・。

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というわけで、今回のディナーは期待したほどではなかったということでした。
ウクライナの彼女も、この程度ならウクライナなら普通のレストランで食べられるとのこと。
食事が終わったら、セーヌ川クルーズセーヌ川をボートで遊覧します。
なんせ英語案内なので不安なんですが・・・
ここで、ダンナがナイスなフォロー!
パリ市内の美術館など、観光名所の何度も入場できる4日間のミュージアムパスを購入してたのですが、まだ2日間の有効期間を残してます。
これを、同席のカップルにお譲りしました。
お二人は大喜びです!

フフフ・・・、これで彼はこのツアー最後まで、私たちの通訳係です。

セーヌ川遊覧

さぁ!安心したところでセーヌ川クルーズへ!
こうやってじっくりパリの街を眺めていると、
パリにいるんだぁ~ 
わたし、今、パリにいるんだぁ~
って思いもひときわ強くなるぅ!

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まるで京都の鴨川沿いみたいにカップルが等間隔。

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たくさんの橋の下をくぐり、セーヌ川パリの風景を堪能します。

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そろそろ日も落ちてきて・・・

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やっぱりダントツで美しいエッフェル塔
ちょうど10時のエッフェル塔が数分チカチカフラッシュするシャンパンフラッシュも見ることができました。

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エッフェル塔でクライマックスを迎えたセーヌ川遊覧
風情もありいい思い出になりました。
船の上で流れる英語のガイドはまったく分らんけど・・・

ムーランルージュ

そして今日のラストはムーランルージュ
ニコール・キッドマン主演の映画「ムーランルージュ」が蘇るぅ!

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中は満席。観光客がいーっぱい!
ショーが始まると撮影は禁止です。

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約2時間、ものすごく楽しみました!
ダンサーたちの平均年齢は17歳とか。

Tバックと形の良いおっぱいぽろりの衣装でバービー人形みたいなスタイルのダンサーたちが、愛嬌のあるダンスを見せてくれます。

合間におじさんパフォーマーが出たり、ものすごいスケートダンスを披露したりと、とにかく飽きさせません。

シャンパンの飲み物だけですが、美女たちで眼も満足、ダンナもおおいに満足のようです。

良いもの見たぁ~!
いや・・・同じ女性とは思えない美しさでした。
たぶん、実際はすごい競争の世界なんだろな・・・。なんて想像すると怖くなります。

ショーが終わって照明がつき、周りを見渡すと太った欧米人やはげたおやじたち・・・

一気に現実に引き戻されるのでした。

パリの最終日の夜はとっても充実!
ホテルへ帰ると0時過ぎ。
結構高かったツアーだけど、いろいろと楽しかったぁ!

明日はいよいよ関空へ向けて出発!
あー、終わってしまうぅ~!!

フランス旅行6 ー ルーブル美術館など -

ルーブル美術館

今日もお天気いい感じ!
パリの朝~!!
ホテルの窓から凱旋門を眺めるなんて・・・
今、わたしはパリジェンヌ♪

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と妄想に浸ってる間もなく出発の準備をしなければ。
なんせ洗顔、化粧と時間がかかるのです。

今日は楽しみの一つルーブル美術館ツアー】全員イヤホン付で聞き逃さない!熟練日ガイド同行☆半日ツアー
です。
熟練日本人ガイド!
この文字だけで決めたと言っていいオプショナルツアー。
期待!期待!期待!
ワクワク度上昇です!
毎朝PAULも飽きてきたので、今回は同じシャンゼリゼ通りBrioche Doree(ブリオッシュ・ドーレ)へ。
こちらのクロワッサンもなかなかのものです。
でも、やっぱりPAULかな。
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ルーブル美術館までオプショナルツアー会社から徒歩で移動します。
お天気もよく、ツアー人数も8名程度。
熟練ガイドさんは、女性の方です。
熟練ですのでもちろん熟女です。

カルーゼル凱旋門をナポレオンが気に入らなかくて、デカいのをシャンゼリゼに作らせた話などを、テンポよく話されながらルーブル美術館に入ります。

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ピラミッドの入口は混んでるので、ちょっとはずれの入口から降ります。
プランタンデパートやショップがたくさんありがあります。
帰りに見てみようと、早くも買い物したい欲がムクムク~。

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おー、ダヴィンチ・コードで見た逆さピラミッド!
映画の画面がフラッシュバック!!
クラシカルな宮殿の中に信じられないモダンさをもってくるという感覚が、斬新なのね。モンサンミッシェルの修道院の球体と同じ感覚をここでも味わえるってわけです。

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熟練ガイドさんは、さすがにすごいです。
スピード感はあるが分かりやすい説明をして下さります。
ガイドさんがいないと、音の出ない映画やドラマを見てるみたいで
「見た!」という事実しか残りませんが、説明が加わるだけで作品の時代やその周りの風景までもが脳内スクリーンにドドーンと広がるんです
それに加えて熟練ガイドさんは、関西人が絶対と言っていいほどに期待するオチを微妙に入れてくるんです!
素晴らしい!

自撮り用に使えるアルカイックスマイル。
このほほえみで練習あるのみ!

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素晴らしい筋肉美。
今も昔も女性も男性も憧れるこの筋肉をめざします!

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両性具有のヘルマプロディートスは大人気です。
ナニがどーなってるの?と興味津々で彼(彼女)の周りをまわりながら、上から下までじーっくり眺めます。

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じーっ ・・・(一_一)
と見ると、かわゆいのがちょこんと出てます。

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サモトラケのニケの像。
Nike(ナイキ)の由来だそう。
今にも飛び上がりそうでかっこいいです。
バッサバッサと翼の音と風を感じる、そんな彫刻でした。

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大人気のモナリザ
この微笑み方も自撮りの練習に使えそうです。
この他、たくさんの美術品を年代順に説明していただき、久しぶりに勉強した!って感じです。

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あらためて、ここは宮殿だったんだ・・・!と思い起こさせる豪華さ。
こんな金ピカを庶民が見たら「ええかげんにせぃ!」と思うでしょうね。 

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時代ごとの解説を十分にしてもらって、約3時間のルーブル美術館ツアーが終了です。
後半は足も疲れて座りたい・・・!とそればかり考えてしまいました。

それにしても熟練日本人ガイドさんは素晴らしかったです。
絵画や彫刻に関する説明も変わかりやすく、また、低姿勢でないが威圧的でもないところも気に入りました。
高校の体育の女性教師を思い出させます。
細かい笑いや日本人だけに通じるニュアンスなどは、日本語が堪能な外国人ガイドさんでもなかなか出せないところです。

しかし・・・疲れた~!!
解散時には頭も足もクタクタ。
もう歩く元気もなくルーブル美術館のフードコートでサンドイッチでランチをすませてしまいました。
おいしくはなかったです。

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ランチの後はさっそく地下へショッピングに。
ダンナに涼しげな帽子を買いました。
ルーブル美術館とはまったく関係のない買い物でした。
でも、ダンナはすごく喜んでいたので、わたしも満足です。
これで、次に自分の買い物がしやすくなりました。フフ(^ω^)

鳥の糞とオランジェリー美術館

さて、疲れ切った体にムチを打ち、モネの絵があるというオランジェリー美術館へ向かいます。
と、公園のそばを歩いていると冷たいものが上から降ってきました。


ゲッ・・・!鳥の糞か・・・!( ゚Д゚)
と同時にすれ違った中年カップルからも、
「Oh My God! Oh My God!」と叫び声が!

と、突然後ろから濡れティッシュが差し出されました。
いやぁ、ご自分たちも被害にあったのになんて親切なのかしらと、たくさんの濡れティッシュをもらいながら「Thank You! Thank You!」です。
髪の毛にもジャケットにもかかったミント系の変な香りの鳥の糞を、一生懸命に外国人カップルが、わたしとダンナを拭いてくれます。
親切な人たちだなぁ・・・自分たちも濡れてるのに・・・。
あ、でも奥さんナイロンジャケットだからそんなにかかってないみたい。
なんて思いながら拭かれるがままでした。


が、ダンナがやたらその場から早く離れたがります。
とりあえず「Thank You!」と言ってやや強引に離れました。
いや、話した言葉はThank You!だけですが・・・。

「あいつらスリや!」とだんな。

「えーっ!あんなにティッシュくれたのに!?
そういえばティッシュくれるタイミングが絶妙に早かったわ。」

「男の方が後ろに回ってきて、なんかおかしかった」

「ひょえ~!よー気が付いたなぁ。何もとられんでよかったなぁ!」

「臭い、臭い」と言いながらもオランジェリー美術館に。
しかし、鼻の穴がひとより大きいダンは匂いに敏感で、服や髪の毛についた香辛料のような臭いが耐えられなかったようです。
おまけに油分も含まれ、拭いてもシミになって取れないのです。
ここは、一刻も早くホテルへ帰って洗濯してしまいたい・・・!
なので、せっかくのモネの睡蓮もぐるっと一周しただけで、堪能することもなく約10分で美術館を出てしまいました。

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ホテルへ直行!
シャワー直行!
そして洗濯!
ダンナがていねいにジャケットやシャツを洗濯している間にネットで鳥の糞スリで検索。するとやたらと濡れティッシュをくれること、拭いているその間に後ろにまわり、財布を抜き取ることなどの具体例がいくつかありました。
ダンナの感が当たったってことです。
すごい・・・!めったにダンナの感があたることはないのに・・・!
疲れてほんとならベッドに横になりたいけど、寝すぎてしまう失敗を学習したので、ここはぐっと我慢!

寝たらあかん!
3度目の失敗はない!
自分を奮い立たせて再び観光へ出発です!

まずは、ノートルダム寺院へ。
しかし・・・、ものすごい長蛇の列で中に入るのは断念!

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お次は、ダンナが見たいというアラブ世界研究所へ。
セーヌ川沿いにあります。
なんでもすばらしい建築とか。

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アラブ世界研究所
の中はイスラム博物館になっています。
ガイドもない博物館はささーっと見学。
この太陽光を取り入れる窓が有名だそうです。
アラベスク模様をカメラのレンズにように絞って、入って来る光を調整します。

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外から眺めても綺麗です。

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そして、夕食。
オプショナルツアー会社の方に聞いた、店の一つに入りました。
バケーション中なので、ことごとく事前に調べたお店が閉まっていたのは残念。

肉が食べたくなって二人とも肉を頼みました。
半分まで食べて、写真!と気が付きました。
それほど、お腹減ってたぁ~!なんせ昼間はしょぼいサンドウィッチだけでしたので。
お味は、まぁそれなりに・・・です。

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デザートもかわいらしく。
まぁまぁです。
ふたりでワインも入れて6000円ほどでした。

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凱旋門の上から

ホテルがある凱旋門まで戻ると、ちょうど暗くなってきたばかり。
チャンスなので夜景を見ようと凱旋門を登ることに!
ミュージアムパスを4日間も買っているので、使わないと損です。
疲れ切った体にまたムチ打ちます!

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はぁはぁはぁはぁ・・・
しゃべると苦しいので、無言で階段をひたすらぐるぐる上ります。

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やっと着いた~!

頑張ってよかったぁ~!
シャンゼリゼ通りがよく見えるぅ~!!
とても綺麗です。
地上では欧米人のものすごく太った方もたくさん見かけましたが、さすがこの階段は無理のようでした。周りはそれなり体重の方ばかりのようです。
頑張ったご褒美はこの景色です。

 

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 そして、陽が沈みだし・・・

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エッフェル塔も綺麗!
塔の高さなんて問題じゃない。
その街全体の風景、雰囲気、歴史、そんなのがいろいろとミックスされて、エッフェル塔がそんな中で輝いている~!
あー、感動・・・!
でした。

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ルーブル美術館は疲れたけど、熟練ガイドさんのおかげで久しぶりに脳は活性化。
鳥の糞スリのおかげで鳥の糞に似せた液体が臭くてモネの睡蓮はゆっくり見られなかったけど、最後はこうして綺麗なパリの街が目の前一面に!
やっぱりパリって魅力があるよね~と、思った一日でした。

明日はもう最終日!
ヴェルサイユ宮殿と、ムーランルージュ
特にムーランルージュが楽しみ!
このためにかった黒のワンピースを着るのよぉ~!!
気分はニコール・キッドマン