フランス旅行8 -パリからエールフランスで関空へー
6日間宿泊したホテルのチェックアウトも済ませました。
パリとも今日でお別れです。
同じホテルに6日間宿泊したのは、初めてです。
が、・・・飽きました。
ロケーションはシャンゼリゼに近く、毎朝PAULのクロワッサンも美味しかったですが6日間はさすがに飽きました。
今度来るときは場所を変えて3連泊ぐらいで・・・。
凱旋門から空港シャトルバス
トランクを少し引きずって、ホテルと同じ通りにある空港シャトルバス乗り場に向かいます。バス停は凱旋門のほんの近くです。
同じ通りの凱旋門前に並んでいるバスは、空港へ行くバスではないので注意です。
写真のバスは空港には行きません。
空港のバス停は凱旋門を後ろに見て、もう少しだけ通りを入ります。
シャルル・ドゴール ー エトワール、マックマオン通り、こちらが凱旋門近くの空港バス乗り場です。
空港まで約30分間隔でバスは出発しています。
エールフランスの自動端末
数か所止まりながら約1時間で空港に到着します。
Bordingは右だ!
ここまで順調です。
ホテルのネットで事前チェックインも済ませていました。
航空券はメールで受け取り、iPhoneにしっかり表示しています。
紙のチケットがないなんて、途中でバッテリーが切れたらどうなるんだろうとか、ドキドキです。
そんなことを思いながら、トランクを預けるカウンターを探します。
だけど、バカンス中なのか従業員数が少ないように感じます。
カウンターが分からない!
トランクを預けたいのにカウンターが分からない!
と、きょろきょろしてると旅行者が操作している端末が目に入りました。
きっと、あそこに答えがある!
これは、手荷物に付けるタグを発行させる自動端末なのでした。
横の同じ端末を操作している旅行者をチラ見して確認。
チェックインを済ませていない方は、これまた自動端末もしくはチェックインカウンターで先にチェックインを済ませる必要があります。
で、搭乗券をスキャンし、手荷物タグの作成、トランクにくっつけるのです。
iPhoneの搭乗券画面をくっつけて何度か失敗!
無事に発券されたときは、ほっとしました。
ひとりだったらきっと心細くなる・・・。
スタッフの方が少なくて聞ける人もいない状態でしたので。
出た!出た!
と、喜んでトランクに貼り付けて次へ。
トランクを預けたいが・・・キョロキョロ。(+o+)
何やらそれらしきカウンターが・・・
でも、スタッフもいない・・・
また、自動端末が・・・
ここでiPhoneに表示したチケットをスキャンさせ、荷物の重量も確認します。
が、何度やってもスキャンがうまくいかなくて嫌になった頃、スタッフが登場!
スタッフがトライして、やっと2度目でOK。
スキャンのピーッ!が難しすぎる!
コツが分からん!
と、すっかり疲れてやっと搭乗手続きを終えることができました。
荷物は自動的にベルトコンベアで運ばれて行きました。
セキュリティチェックも終え、ゲートに向かいます。
関空のような地方空港と違って色合いがおしゃれ―!
関空に向かって約13時間飛行になります。
あー、もうフランス旅行も終わりなんだ・・・。
いや、まだ機内食の楽しみが残っています。
エールフランスの機内サービスの映画は日本語字幕も少なく、すぐに退屈になってしまいました。
iPhoneに保存したAmazon primeの映画とKindleで読書をして過ごします。
どっぷりAmazonを利用している夫婦です。
エールフランスの機内食
機内食~!
ランチです。
PRESIDENTというブランドのチーズが結構濃厚。
匂いが・・・!
ディナーです。
PRESIDENTのチーズは持ち帰ります。
パリのスーパーでも見かけました。
強烈な匂いも思い出になります。
帰りの飛行機ではテンションが下がるので食欲も下がります。
お腹もいっぱい。関空まで爆睡態勢です。
エコノミーの狭い座席の中で、足の置き場に毎度のことながら悪戦苦闘していたら関空に到着。
関空に着くとまず最初に、家が燃えてないか・・・!
が頭によぎります。
関空に着くと、娘から「今日帰る」というLINEが入ってきました。
パリからバッグ買ったよぉ~!って写真送ったから、土産目当てに違いない。
と、一気に現実に引き戻されます。
今夜はスシローの寿司にしよ。
今回のフランス旅行を振り返って・・・。
・あちこち歩きまわるのは非常に疲れること。
・なので、パックツアーのバス移動は余力を保てるメリットがあること。
・予定していた美術館も疲れて行けなかったこと。
・バカンスシーズンで予定していたレストランに行けなかったこと。
・ケチらないでオプショナルツアーに参加して楽しかったこと。
・同じ場所に連泊するのは飽きてしまうこと。
・バッグをもう一つ色違いで買っておけばよかったこと。
など。
パリは他民族国家と言っていいほど、多種多様の人種が入り混じっていました。
アラブやアフリカからの移民、そんな中に混じって観光客がどっさり。
シャンゼリゼ通りでは、アラブ系移民女性が通りに突っ伏して紙コップを差し出している風景を何度も見かけました。
何らかの理由でパリまでたどり着いたのでしょうが・・・。
娘と同じような年ごろの彼女たちを見ると、胸が締め付けられます。
決してファッショナブルなイメージだけがパリではありませんが、それでも歴史という遺産、あちこちで感じるセンス、おいしいパンとワインとシャンパン!
やはり惹きよせられる魅力がパリにはあります。
ただ、ファッションに関してはカラフルさを期待していくと、
「ん・・・?」って。
スペインのマドリードと同じで、ブラックがしばらく流行色を占めている感じです。
言い方を変えると洗練されたシンプルなファッション。
カラフルなのは観光客のみ。
そんな今回のフランス旅行!
めっちゃ疲れたけど、
もう一度行きたい国フォルダに入れておこう!っと。
次はツアー旅行でエジプト!
気分はすでにスフィンクスにまたがるクレオパトラ!!
フランス旅行7 ー ヴェルサイユ・セーヌ川遊覧・ムーランルージュ -
ヴェルサイユ宮殿
パリ最終日にふさわしい、きらびやかなオプショナルツアーで締めくくりです!
【ヴェルサイユ宮殿ツアー】公認日本語ガイド or 日本語オーディオガイドが選べる!半日観光ツアー
【ナイトツアー】パリで夜遊び!エッフェル塔ディナー&セーヌ川クルーズ&ムーランルージュ鑑賞
の豪華2本立て!今夜は深夜まで楽しみます!
まずはヴェルサイユ宮殿へ!
待ってて!
マリーアントワネット!
公認日本語ガイドさんに従って、8名ぐらいのオプショナルツアーに参加。
バスに揺られて約1時間弱でパリの郊外ヴェルサイユ宮殿に到着。
すんごい行列です。
事前にチケットを購入していないと朝一番でもこの行列。
各グループごとに入場します。
入場前には、バッグを開けての爆弾チェックもあります。
中も人でいっぱいです。
こんな感じのお部屋が多数の宮殿内部。
豪華絢爛、金ぴかバブル!
有名な鏡の間。
脳内で、マリーアントワネットもアンドレもオスカルもフェルゼンも踊る、踊る!
※アンドレとオスカルは池田理代子氏の「ベルサイユの薔薇」の登場人物です。
現代人にはリラックスできそうにない寝室。
こういうインテリアや華美な服飾に囲まれると、自分の顔も華美にしないと情けなくなる気がします。
この華美な装飾に、アジアの平たい顔族は合いそうにないです。
軽く見学した後はお庭へ。
ただし休日の有料日だったので、外から見ただけです。
無料日:夏季4~10月の平日(噴水ショーの日を除く)、冬季11~3月の毎日
あっという間に、時間がすぎ午前のヴェルサイユ宮殿ツアーもおしまいです。
名残惜しく振り返ります。
このツアーで印象に残ったのはガイドさんが教えてくれたマリーアントワネットの肖像画の真実。
ハプスブルク家の遺伝子を持つ彼女は、なんと・・・
しゃくれ顎だったと・・・。
たしかに・・・肖像画をじっとみると顎がしゃくれたがっている・・・!
肖像画では修正して盛ってます。
顎、引っ込めています。
まぁ、現在も変わりません。
プロフィール写真には奇跡の一枚を載せますし、葬式用に準備する写真はフォトショップで修正します。
しかし・・・「ヴェルサイユのバラ」を何度も読み返し、華やかなその時代に憧れ、その影響で世界史と言えばやたらフランス革命だけは詳しかったという世代のわたしには、
やはり、だまされた・・・!
と思うのでした。
マリーアントワネットから卒業した日でした。
これからは、マリーアントワネットの肖像画を見るたびに、その顎を伸ばして見ることになるでしょう。
そんなことを思っているうちに、バスはパリに戻りました。
昼食です。
ツアー会社の近くをウロウロしていると「サッポロラーメン」というカタカナ文字を見つけました。
洋食も飽きてきたので、ラーメンを食べようということに。
一番安い醤油ラーメンが約1000円です。
店には、地元の方や欧米の旅行者の方もいらっしゃいました。
お味は、高速インターのフードコートで食べるラーメンと似ています。
お店は日本人夫婦とアルバイト。
しかし、このパリにラーメン屋を開店させたセンスがいい!
日本では強豪ラーメン店競争で勝負は難しい。
でも、ここパリなら・・・!
今のところ周囲にはラーメン店は見当たらない・・・。
ノーライバルじゃないか!
見知らぬ国でレストランを開くにはノーライバルの分野が一番!
とダンナとラーメンすすりながら感心していたのでした。
久しぶりの懐かしい味で、何だかんだと思いながらも満足です。
昼食後は、足を引きずるようにして訪れたのがピカソ美術館。
ヴェルサイユで歩き回ったのでもうすでにクタクタです。
ピカソ美術館
ピカソ・・・しています。
あかん・・・!
子供と一緒に見た「鋼の錬金術師」のアニメにでてくるホムンクロスという化け物を思い出す。
絵は抽象的ですが建物はなかなかの年代物です。
この部屋の感じも素敵です。
細い額縁と老眼鏡がないと見えない壁に描かれたタイトルも、読みにくいことを除けばおしゃれな空間です。
ピカソ美術館近くにアーチスト作品を集めた雑貨店がありました。
ここでおしゃれなひや酒用のコップを購入。
よく分からなくてもやもや感が残ったピカソ美術館も、この買い物で心が満たされてしまうのでした。
エッフェル塔ディナー
いったんホテルへ帰って夜の衣装に着替えます。
わたしはこの日のために買ったブラックワンピース、ダンナはダークグレイのジャケット。
【ナイトツアー】パリで夜遊び!エッフェル塔ディナー&セーヌ川クルーズ&ムーランルージュ鑑賞
に出発です!
エッフェル塔ディナー「58 Tour Eiffel」は、パリ旅行ツアーのオプショナル選択に良く含まれています。
過去、2回フランスに来たときは、ケチってこのオプションは申し込まなかったのです。
「どうだった?」って楽しんだ方に聞くと、毎回「おいしかったよ」との返事。
いよいよ、それを確かめることができるのです!
今回、フランス料理とイメージしている高級な食事は、この場に及んでまだ食べていないという感があったので、楽しみです!
が・・・、このツアー英語のみなのです。
一抹の不安が・・・。
ツアー人数は30人ぐらい。欧米の方々でいっぱいです。
そんな中で日本語なまりの英語で話している30代の日本人らしい男性を見つけました。
かわいい金髪の女性と一緒です。
彼はきっと日本人だ!間違いない!
あの英語のアクセントはそうに決まってる!
と英語の説明が全く分からないので、いざとなったら彼に頼ろうとロックオン!
そんなことを考えながら、みんなと一緒にエッフェル塔の下からレストラン用の斜めに上がるエレベーターに乗り込みます。
すぐに到着!ガラス張りのレストランです。
6時頃ですが、すでに観光客でいっぱいです。
ドレスコードもそんなに気にする必要はないみたいです。
席は着いた順に案内されます。
ロックオンした彼の後ろにすかさず移動!
フフフ・・・、うまく同じテーブルになりました。
やはり、日本人でした。
彼女はウクライナの方とか。
わざわざ日本のシニア夫婦が若いカップルに割って入って、ほんと申し訳ない。
と思いつつ、バスの中での説明が英語でまったくわからなかったので、早速確認しました。
集合時間とか全然わかっていないことが判明しました。
わたしたち夫婦だと、きっとおいてけぼりだったと思います。
ほっとしたところで色々なお話をしました。
ウクライナ出身の彼女に「プーチンってどう思われてるの?」って。
彼が通訳してくれます。
「大嫌い!侵略みたいなことばかりするから」って。
「年金がもらえるとか言われて、ロシア側についたウクライナの人も後悔してる。ロシアの人とやっぱり差別されている」って。
日本では、こういう報道はされないので分からなかったです。
前菜のサーモン。お上品なお味で美味しかったです。
鳥の胸肉であっさりです。
デザートのチョコレートケーキ。うーん・・・クリームが・・・。
見かけはきれいなんだけど・・・。
というわけで、今回のディナーは期待したほどではなかったということでした。
ウクライナの彼女も、この程度ならウクライナなら普通のレストランで食べられるとのこと。
食事が終わったら、セーヌ川クルーズ。セーヌ川をボートで遊覧します。
なんせ英語案内なので不安なんですが・・・。
ここで、ダンナがナイスなフォロー!
パリ市内の美術館など、観光名所の何度も入場できる4日間のミュージアムパスを購入してたのですが、まだ2日間の有効期間を残してます。
これを、同席のカップルにお譲りしました。
お二人は大喜びです!
フフフ・・・、これで彼はこのツアー最後まで、私たちの通訳係です。
セーヌ川遊覧
さぁ!安心したところでセーヌ川クルーズへ!
こうやってじっくりパリの街を眺めていると、
パリにいるんだぁ~
わたし、今、パリにいるんだぁ~
って思いもひときわ強くなるぅ!
まるで京都の鴨川沿いみたいにカップルが等間隔。
たくさんの橋の下をくぐり、セーヌ川とパリの風景を堪能します。
そろそろ日も落ちてきて・・・
やっぱりダントツで美しいエッフェル塔!
ちょうど10時のエッフェル塔が数分チカチカフラッシュするシャンパンフラッシュも見ることができました。
エッフェル塔でクライマックスを迎えたセーヌ川遊覧。
風情もありいい思い出になりました。
船の上で流れる英語のガイドはまったく分らんけど・・・
ムーランルージュ
そして今日のラストはムーランルージュ!
ニコール・キッドマン主演の映画「ムーランルージュ」が蘇るぅ!
中は満席。観光客がいーっぱい!
ショーが始まると撮影は禁止です。
約2時間、ものすごく楽しみました!
ダンサーたちの平均年齢は17歳とか。
Tバックと形の良いおっぱいぽろりの衣装でバービー人形みたいなスタイルのダンサーたちが、愛嬌のあるダンスを見せてくれます。
合間におじさんパフォーマーが出たり、ものすごいスケートダンスを披露したりと、とにかく飽きさせません。
シャンパンの飲み物だけですが、美女たちで眼も満足、ダンナもおおいに満足のようです。
良いもの見たぁ~!
いや・・・同じ女性とは思えない美しさでした。
たぶん、実際はすごい競争の世界なんだろな・・・。なんて想像すると怖くなります。
ショーが終わって照明がつき、周りを見渡すと太った欧米人やはげたおやじたち・・・
一気に現実に引き戻されるのでした。
パリの最終日の夜はとっても充実!
ホテルへ帰ると0時過ぎ。
結構高かったツアーだけど、いろいろと楽しかったぁ!
明日はいよいよ関空へ向けて出発!
あー、終わってしまうぅ~!!
フランス旅行6 ー ルーブル美術館など -
ルーブル美術館
今日もお天気いい感じ!
パリの朝~!!
ホテルの窓から凱旋門を眺めるなんて・・・
今、わたしはパリジェンヌ♪
と妄想に浸ってる間もなく出発の準備をしなければ。
なんせ洗顔、化粧と時間がかかるのです。
今日は楽しみの一つ【ルーブル美術館ツアー】全員イヤホン付で聞き逃さない!熟練日ガイド同行☆半日ツアー
です。
熟練日本人ガイド!
この文字だけで決めたと言っていいオプショナルツアー。
期待!期待!期待!
ワクワク度上昇です!
毎朝PAULも飽きてきたので、今回は同じシャンゼリゼ通りのBrioche Doree(ブリオッシュ・ドーレ)へ。
こちらのクロワッサンもなかなかのものです。
でも、やっぱりPAULかな。
ルーブル美術館までオプショナルツアー会社から徒歩で移動します。
お天気もよく、ツアー人数も8名程度。
熟練ガイドさんは、女性の方です。
熟練ですのでもちろん熟女です。
カルーゼル凱旋門をナポレオンが気に入らなかくて、デカいのをシャンゼリゼに作らせた話などを、テンポよく話されながらルーブル美術館に入ります。
ピラミッドの入口は混んでるので、ちょっとはずれの入口から降ります。
プランタンデパートやショップがたくさんありがあります。
帰りに見てみようと、早くも買い物したい欲がムクムク~。
おー、ダヴィンチ・コードで見た逆さピラミッド!
映画の画面がフラッシュバック!!
クラシカルな宮殿の中に信じられないモダンさをもってくるという感覚が、斬新なのね。モンサンミッシェルの修道院の球体と同じ感覚をここでも味わえるってわけです。
熟練ガイドさんは、さすがにすごいです。
スピード感はあるが分かりやすい説明をして下さります。
ガイドさんがいないと、音の出ない映画やドラマを見てるみたいで
「見た!」という事実しか残りませんが、説明が加わるだけで作品の時代やその周りの風景までもが脳内スクリーンにドドーンと広がるんです。
それに加えて熟練ガイドさんは、関西人が絶対と言っていいほどに期待するオチを微妙に入れてくるんです!
素晴らしい!
自撮り用に使えるアルカイックスマイル。
このほほえみで練習あるのみ!
素晴らしい筋肉美。
今も昔も女性も男性も憧れるこの筋肉をめざします!
両性具有のヘルマプロディートスは大人気です。
ナニがどーなってるの?と興味津々で彼(彼女)の周りをまわりながら、上から下までじーっくり眺めます。
じーっ ・・・(一_一)
と見ると、かわゆいのがちょこんと出てます。
サモトラケのニケの像。
Nike(ナイキ)の由来だそう。
今にも飛び上がりそうでかっこいいです。
バッサバッサと翼の音と風を感じる、そんな彫刻でした。
大人気のモナリザ。
この微笑み方も自撮りの練習に使えそうです。
この他、たくさんの美術品を年代順に説明していただき、久しぶりに勉強した!って感じです。
あらためて、ここは宮殿だったんだ・・・!と思い起こさせる豪華さ。
こんな金ピカを庶民が見たら「ええかげんにせぃ!」と思うでしょうね。
時代ごとの解説を十分にしてもらって、約3時間のルーブル美術館ツアーが終了です。
後半は足も疲れて座りたい・・・!とそればかり考えてしまいました。
それにしても熟練日本人ガイドさんは素晴らしかったです。
絵画や彫刻に関する説明も変わかりやすく、また、低姿勢でないが威圧的でもないところも気に入りました。
高校の体育の女性教師を思い出させます。
細かい笑いや日本人だけに通じるニュアンスなどは、日本語が堪能な外国人ガイドさんでもなかなか出せないところです。
しかし・・・疲れた~!!
解散時には頭も足もクタクタ。
もう歩く元気もなくルーブル美術館のフードコートでサンドイッチでランチをすませてしまいました。
おいしくはなかったです。
ランチの後はさっそく地下へショッピングに。
ダンナに涼しげな帽子を買いました。
ルーブル美術館とはまったく関係のない買い物でした。
でも、ダンナはすごく喜んでいたので、わたしも満足です。
これで、次に自分の買い物がしやすくなりました。フフ(^ω^)
鳥の糞とオランジェリー美術館
さて、疲れ切った体にムチを打ち、モネの絵があるというオランジェリー美術館へ向かいます。
と、公園のそばを歩いていると冷たいものが上から降ってきました。
ゲッ・・・!鳥の糞か・・・!( ゚Д゚)
と同時にすれ違った中年カップルからも、
「Oh My God! Oh My God!」と叫び声が!
と、突然後ろから濡れティッシュが差し出されました。
いやぁ、ご自分たちも被害にあったのになんて親切なのかしらと、たくさんの濡れティッシュをもらいながら「Thank You! Thank You!」です。
髪の毛にもジャケットにもかかったミント系の変な香りの鳥の糞を、一生懸命に外国人カップルが、わたしとダンナを拭いてくれます。
親切な人たちだなぁ・・・自分たちも濡れてるのに・・・。
あ、でも奥さんナイロンジャケットだからそんなにかかってないみたい。
なんて思いながら拭かれるがままでした。
が、ダンナがやたらその場から早く離れたがります。
とりあえず「Thank You!」と言ってやや強引に離れました。
いや、話した言葉はThank You!だけですが・・・。
「あいつらスリや!」とだんな。
「えーっ!あんなにティッシュくれたのに!?
そういえばティッシュくれるタイミングが絶妙に早かったわ。」
「男の方が後ろに回ってきて、なんかおかしかった」
「ひょえ~!よー気が付いたなぁ。何もとられんでよかったなぁ!」
「臭い、臭い」と言いながらもオランジェリー美術館に。
しかし、鼻の穴がひとより大きいダンナは匂いに敏感で、服や髪の毛についた香辛料のような臭いが耐えられなかったようです。
おまけに油分も含まれ、拭いてもシミになって取れないのです。
ここは、一刻も早くホテルへ帰って洗濯してしまいたい・・・!
なので、せっかくのモネの睡蓮もぐるっと一周しただけで、堪能することもなく約10分で美術館を出てしまいました。
ホテルへ直行!
シャワー直行!
そして洗濯!
ダンナがていねいにジャケットやシャツを洗濯している間にネットで鳥の糞スリで検索。するとやたらと濡れティッシュをくれること、拭いているその間に後ろにまわり、財布を抜き取ることなどの具体例がいくつかありました。
ダンナの感が当たったってことです。
すごい・・・!めったにダンナの感があたることはないのに・・・!
疲れてほんとならベッドに横になりたいけど、寝すぎてしまう失敗を学習したので、ここはぐっと我慢!
寝たらあかん!
3度目の失敗はない!
自分を奮い立たせて再び観光へ出発です!
まずは、ノートルダム寺院へ。
しかし・・・、ものすごい長蛇の列で中に入るのは断念!
お次は、ダンナが見たいというアラブ世界研究所へ。
セーヌ川沿いにあります。
なんでもすばらしい建築とか。
アラブ世界研究所の中はイスラム博物館になっています。
ガイドもない博物館はささーっと見学。
この太陽光を取り入れる窓が有名だそうです。
アラベスク模様をカメラのレンズにように絞って、入って来る光を調整します。
外から眺めても綺麗です。
そして、夕食。
オプショナルツアー会社の方に聞いた、店の一つに入りました。
バケーション中なので、ことごとく事前に調べたお店が閉まっていたのは残念。
肉が食べたくなって二人とも肉を頼みました。
半分まで食べて、写真!と気が付きました。
それほど、お腹減ってたぁ~!なんせ昼間はしょぼいサンドウィッチだけでしたので。
お味は、まぁそれなりに・・・です。
デザートもかわいらしく。
まぁまぁです。
ふたりでワインも入れて6000円ほどでした。
凱旋門の上から
ホテルがある凱旋門まで戻ると、ちょうど暗くなってきたばかり。
チャンスなので夜景を見ようと凱旋門を登ることに!
ミュージアムパスを4日間も買っているので、使わないと損です。
疲れ切った体にまたムチ打ちます!
はぁはぁはぁはぁ・・・
しゃべると苦しいので、無言で階段をひたすらぐるぐる上ります。
やっと着いた~!
頑張ってよかったぁ~!
シャンゼリゼ通りがよく見えるぅ~!!
とても綺麗です。
地上では欧米人のものすごく太った方もたくさん見かけましたが、さすがこの階段は無理のようでした。周りはそれなり体重の方ばかりのようです。
頑張ったご褒美はこの景色です。
そして、陽が沈みだし・・・
エッフェル塔も綺麗!
塔の高さなんて問題じゃない。
その街全体の風景、雰囲気、歴史、そんなのがいろいろとミックスされて、エッフェル塔がそんな中で輝いている~!
あー、感動・・・!
でした。
ルーブル美術館は疲れたけど、熟練ガイドさんのおかげで久しぶりに脳は活性化。
鳥の糞スリのおかげで鳥の糞に似せた液体が臭くてモネの睡蓮はゆっくり見られなかったけど、最後はこうして綺麗なパリの街が目の前一面に!
やっぱりパリって魅力があるよね~と、思った一日でした。
明日はもう最終日!
ヴェルサイユ宮殿と、ムーランルージュ!
特にムーランルージュが楽しみ!
このためにかった黒のワンピースを着るのよぉ~!!
気分はニコール・キッドマン♪
フランス旅行5 -モンサンミッシェルー
世界遺産のモンサンミッシェルへ
今日もすがすがしい、いや、肌寒いパリの朝です。
今日は【モンサンミッシェル日帰りツアー】Wi-Fi付バスで行く!元祖モンサンミッシェルとノルマンディーのいなか村というオプショナルツアーです。
まずは、朝食!
ホテルの朝食は含まれていないので、朝早くでも開いているシャンゼリゼ通りの国民的パン屋さんのPAULへ。
ここのクロワッサンをフランスへ来て何度食べたことか・・・!
もう、日本で売られているトランス脂肪酸いっぱいのマーガリンが入った菓子パンを食べる気がしなくなります。
こうやって食べるものを選択していくとエンゲル係数が上がります。
が、人生いつ何時、どうなるのかわかりません!
病気になって食べたくても食べられなくなる人も見てきましたので、後悔のないよう好きなものを食べておこうと思うのです。
と、自分を納得させながら、日本では高くてPAULのパンも買わないけど外国では気持ちも大きく、
どーん!とユーロの小銭を出します。
そんなことを考えながらオプショナルツアー集合場所へ!
日本人だけで10名ぐらいの小人数でバスに乗り込みます。
毎回、ほんとよくもこんなに眠れるものなのね。と思うほど乗り物では爆睡できます。
ガイドさんに悪いとは、思うのですが・・・。
無理です。
池上 彰 氏の講演会でさえ、途中で寝てしまいました。
しかし、辛坊 治郎 氏の講演会は一睡もしませんでした。
さて、約3時間ほどバスの中で爆睡していたらノルマンディーの小さな村に到着。
ここで30分ほど休憩します。
パンの美味しそうな匂いに誘われてパン屋へふらふら・・・。
エクレアがとっても美味しかったです。
クリームにほのかにミルクの味がするんです。
あー、わたしは今まで何を食べてたんだろう・・・。
自然素材がちゃんと使われている、そんな感じです。
小さな村をぐるっと散歩したあとは、バスでモンサンミッシェルへ移動。
その前にレストランでモンサンミッシェル名物オムレツをいただきます。
名物だというアップルシードルもいただきました。
アルコールはどこ?
と思うリンゴジュースでした。
そして、モンサンミッシェル名物オムレツ。
3年前食べた時はイマイチ・・・!と思ったけど、今回はどうかしら?
卵のメレンゲが・・・
フワフワが・・・・
だんだん気持ち悪くなって途中で食べるのをやめました。
ダンナもイマイチ・・・。との感想。
もし、今度、モンサンミッシェルでオムレツを食べるチャンスがあったなら、モンサンミッシェル島内にある老舗のレストランをラストチャンスで試してみようっと。
3年ぶりのモンサンミッシェル~!!
ハリーポッターのホグワーツみたい~!
ここはやっぱ、感動~!!
しかし・・・、寒い!
薄手のUVカットパーカーでは耐えられない寒さ。
モンサンミッシェルまでのシャトルバス乗り場前にカラフル牛のスーパーマーケットがあります。
風邪をひいたら残りの旅行に差し支えると、ここでえいや!っと、ダウンジャケットを購入。
デザインもサイズも、もうこれでいいか・・・!って感じ。
さっそくバスに乗り込みます。次々来るけど満席です。
混んでいる修道院にやっとこさ入って下を見ると、シャトルバスを使わずに歩いている方も多数いらっしゃいます。
駐車場から約3キロです。
修道院の中は厳かで、石の冷たさが肌に刺すような空気です。
日本と違って、石の文化は残るからうらやましいです。
しかし・・・、
ガイド説明がないので想像するしかありません。
きっとバスの中で説明してくれたんだと思うのですが・・・。
やはり、現地で実物を前に説明が欲しいところでした。
というか、事前勉強するべきでした。
次回の旅行の時は・・・!
と、何度も同じ失敗をしているのでした・・・。
と、中庭に球体オブジェ。
??よく分からないですが、現在アートと中世との融合なのかしら?
中世の街に突如出現したUFO!!
みたいな感じです。
でも、これがきっと芸術なのかしら?
こういう感覚を理解してみたいと思うのですが・・・。
理解できたらまたひとつ、世界が広がるのかも・・・!
ここにも・・・!
なんなんだろう??
この球体。
きっと、宇宙を示すとか何かすごい意味が隠されているに違いない!
球体に後ろ髪引かれつつ修道院を出てメインの通りへ。
ものすごい人です。
まるで、京都の清水寺へいくまでの土産物が並ぶ小路みたい。
狭い小路に人がいっぱいで、前に向かって歩くしかできません。
もちろんバック禁止です。
人ごみに疲れたのと集合時間が気になるので、お土産物も買わずにシャトルバスで駐車場まで戻ります。
シャトルバスも満員です。
名残惜しく、モンサンミッシェルを振り返り。
バスに乗ってパリに着くまで、もちろん爆睡。
パリはもう真っ暗の21時。
さっとホテルに帰って、カメラや重い荷物は置いて食事に出ることに。
ホテルに着いたので
ちょっとベッドでごろん~♪
ふたりで仲良くごろん~♪
ダンナのいびきがかすかに聞こえてきました。
起こしても悪いし・・・。
ちょっとだけ、休憩です。
の、はずでした。
「ええっ!?」
「ちょっと!!ちょっと!!」
「どうするん!?」
「もう23時やで!」
「ちょっと! どうするん!?」
「晩ごはん、どうするん!?」
「いびきかいて寝てたやん。」とダンナ。
「そっちもやん!」とわたし。
「あかん!もうええわ。寝よ!」
と、あきらめて寝ました。
またしても、フランス料理を食べそこねました。
もう、マクドはありえんし・・・。
年を取ると疲れ度合いが違うということがわかりました。
あれだけ、バスで寝たはずなのに・・・。
シニアの個人旅行は油断するとあきません。
明日は美味しいもの食べに行きたいです。
フランス旅行4 -シャンパンツアー -
シャンパン試飲ツアー MUMM社
今日は楽しみの一つの「シャンパンのカーヴを訪問!シャンパーニュ地方と世界遺産ランスの大聖堂」でシャンパン試飲を楽しみます!
こういったツアーってハイソサエティな雰囲気の方が来られるのかしら・・・?
なんて少し緊張します。
と、構えるほどもなく、皆さんカジュアルです。
各国からカップルで、または女性お一人で参加されてます。
やはりここでも、一人参加の中年男性はいらっしゃいません。
どの国も中年女性はアクティブです。
日本語、英語ガイドの方がガイドとして付きます。
バスでの移動中もいろいろとお話を聞かせていただけます。
でも、ほとんどの方・・・朝も早いので爆睡!
もちろん、わたしも・・・。
せっかくだから聞き逃したらもったいない・・・!
と思いながらも、どうやってもバスの揺れの心地よさには勝てません。
最初に訪れたのがMUMM(マム)社。
F1グランプリの公式シャンパン作ってます。
まるで数十年前に息子とやったゲーム「ゼルダの伝説」みたいなシャンパン貯蔵庫の地下トンネルの中をぐるぐる見学します。
迷路のように巨大で、静かで、冷たくて、かびっぽいです。
シャンパンの澱を口の部分に集めるために下に向けて貯蔵されるそう。
1時間ほどシャンパンができる工程について勉強したあとは、お待ちかねの試飲です!
飲めるぞぉ~!
甘口と辛口の2種類から試飲を選べます。
ダンナとそれぞれを試しました。
辛口と言っても、甘いです。甘口はさらに甘い。
これが、本物のシャンパンなんだぁ~!
白ワインをシャンパン風に炭酸いれたものじゃないんだぁ~!
味の良しあしはよくわからないが、飲みやすいのでグビグビいけてしまいます。
ここまで来たんだからとダンナが言うので、自分たち用に日本円で約2600円のシャンパンを買いました。
後日、家で飲みましたが、試飲した日本円で約1,000円のシャンパンとの差が、
まったくわかりません。(´・ω・`)
それでも日本で購入したら倍なので、4,000円相当のシャンパンを飲んだ!というだけで満足です。
MUMM社を出ると、すぐそばにチャペル・フジタ(藤田嗣治の教会)があります。
とってもかわいらしいです。
興奮したダンナは写真を撮りまくっていました。
ランスの大聖堂
MUMM社を後にして、お次は歴代フランス王たちの戴冠式で有名なランスの大聖堂へ。
静かな風情のジャンヌ・ダルク像。ここで戴冠式を行ったそうです。
19歳という若さで処刑という残酷な運命をどのような思いで生きたのか・・・と、思うと、豊かで平和な日本の生活に感謝です。
ランチタイムです!
ランス(REIMS)の町で自由に取ります。
時間がないので、大聖堂近くのカフェでランチセットを注文。
MENUは読めないけど、イマジネーションを総動員するとなんとなくランチセットであることが見えてきます。
もちろん、シャンパンも!
もちろん、わからないので上から順番に値段を見て注文。
シャンパンの本場なので、はずれはないはず。
シャンパンで乾杯して、前菜のサラダをいただきます。
すでに、このサラダでお腹いっぱいになってしまいました。
バルサミコ酢とオリーブオイルが甘いトマト、モッツァレラチーズにマッチして美味しかったです。
ダンナは、メインに鮭のクリーム煮。
わたしは鳥のクリームソースがけ。
どちらも美味しかったです。
量が多かったので、ほとんどダンナに任せてしまいました。
あと胃袋が二つほど欲しい!
胃袋満タンでバスに乗って、お次のシャンパン試飲ツアーに出発です。
シャンパンツアー MERCIER(メルシエ社)
満たされた胃袋と心地よいバスの揺れで、気が付けばもう到着。
あー、よく眠れる。
外観からしてお金持ちそうな会社です。
いっぱい試飲させてくれそう!
と勝手な期待を抱いてワクワク!
入った瞬間に大樽の出迎え。
なんでもパリ博で使用されたものだそうで、ここにシャンパンを詰め込んでふるまったそうで、当時は大人気だったそう。
ますます大盤振る舞いの試飲が期待されます!
エレベーターで地下に降りると、ディズニーのアトラクションみたいに乗り物が待ってます。
すごい・・・!
さすがに金持ちの会社だ!
金がかかってそうなエレベーターや設備にすっかり魅せられて、試飲への期待値も上がりっぱなし!
乗り物にのって巨大貯蔵庫を見学します。
日本語の音声ガイドが用意されています。
遊園地のアトラクションみたいでみんなワクワク!!楽しいです!
そして、お待ちかねのシャンパン試飲!
綺麗なお姉さんがいます。
スタッフにもお金がかかってそうです。
期待したけど・・・
残念ながら1杯だけでした・・・。(´・ω・`)
お金持ちは、ケチなのね・・・。
勝手に期待したわたしがバカだったわ。
気を取り直して、シャンパンを楽しみましょう!
お味はほーんの少し辛口です。
3種類並べてあったので、「わたしたちが今飲んでいるのはどれですか?」
ジェスチャーでたずねてみました。
一番安い1,000円程度のものを示されました。
その瞬間、
なんで一番安いの?
中間から勧めるんものじゃないの?
ていうか、
3種類飲ませろよ!
と・・・。思った小市民です。
それでも、せっかく来たのだからと家飲み用に2,600円程度のものを購入。
「やはり、5,000円は出せんなぁ・・・」とダンナと。
というわけで、せっかくシャンパーニュまで来て、もちろん1万円以上のシャンパンは試飲できず・・・です。
まぁ、1万円以上のシャンパンは、憧れの対象に取っておいときましょう!
そしたら、もうあかん・・・って思った時に、
「まだ1万円のシャンパン飲んでないから、死ねん!」
と、生きる意欲につながるかも!
180ユーロのツアーにしては、シャンパンの試飲が2杯だけ・・・。というのは悲しかったけれども、地下貯蔵庫の見学など、初めての体験ができてそれなりに満足です。
さて、パリにもどって夜ご飯!
結構、遅い時間だったのでツアー会社近くのカフェレストランでディナーにしました。
お店の表のメニューボードに日本の国旗が貼ってあったんです。
日本語メニューがあり!ということです。
前菜にシーザーサラダ!
そしてコリコリしたエスカルゴ!
ダンナは、エスカルゴ初体験!
感想は・・・
微妙・・・だそう。
メインに鴨とポテト。鴨肉が柔らかく美味しかったです。
羊です。
なんだか臭みが・・・、すいません羊さん!
イマイチでした。
食事の後は、ホテルの帰り道に朝食用の買いものです。
シャンゼリゼ通りのPAULではパン、スーパーでチーズやらハムを購入。
明日は3年ぶりのモンサンミッシェル。
今回は修道院の中にも入れるので楽しみです。
さぁ、明日も早いから寝よ!
フランス旅行3 -パリ市内散策ー
朝だ!よかった雨じゃない!
今日は
地元っ子の目線で旅する!電動自転車で巡るパリ市内観光☆パリの隠れた魅力と秘密を発見
というオプショナルツアーに参加です。
パリのマックカフェ
まずは朝ごはん!
ホテルの朝食の評判があまりよろしくなかったので、ホテルの朝食はなしです。
おいしいパン食べよ!とシャンゼリゼ通りへ。
しかし・・・朝の7時すぎはパン屋がまだ開いていません。
もういいかって感じでシャンゼリゼ通りで見つけたマックカフェへ。
パリのマックカフェはマクドと合体してます。
パリに来てまで・・・と思うけど、マクドほど安心できるレストランはありません。
なんせ、メニューが同じ。良い悪いはよしとして、味もぶれない。
そして、なんといっても比較的清潔なトイレがある!
パリのマックカフェは最先端です。
大きなタッチパネルが、ずらーと券売機みたいに並んでいて、画面をタッチしてメニューから選択、クレジットか現金で会計を済ませてカウンターに行くと、ほら、もう出来てる!すんごい!
言葉が話せなくても画像で分かるし、世界共通のメニューだしでとっても便利です
テロ対策でマックカフェもスーパーもデパートも、お店に入る前にはセキュリティチェックを受けます。カバンの中を開けて爆弾チェックを受けてから入ります。
クロワッサンとカプチーノをいただきました。
PAULのクロワッサンにあと1cmで少しで届きそうなおいしさでした♪
マックカフェでトイレもすませ、さぁパリのメトロへ!
今日のオプショナルツアーの集合場所、ヴァンドーム広場へ向かいます。
パリのメトロ(地下鉄)でチケット購入
パリのメトロの券売機で10枚回数券を購入しました。
1.Englishに言語を設定
2.Touch here to buy ticketsをタッチ
3.Ticket t+をタッチ
4.Full fareをタッチ
5.Book of ten tickets t +Metro,Bus,Tramnの1をタッチ
6.Validateをタッチして現金かクレジットカードで支払い
パリのメトロは、御堂筋線並みにすぐ来る!
ベンチに腰掛ける間もなく無人地下鉄がやって来る!
待つストレスなし!です。
電動自転車で巡る自転車ツアー
集合場所のヴァンドーム広場に到着!
ドッキドキ!
参加者は、熟年夫婦のわたしたちが最高齢!
ほかに一人参加者の女性3人、全員で5名です。
ガイドは日本人のカオリさん。
身振り手振りの必死の説明が、なんだかとても好感がもてます。
そして、初めての電動自転車に感激!
乗れたぁ~!
最初のひとこきで、後ろから誰かに押されたみたいにスーっといきなり加速!
楽ちん~!
乗り方のレクチャを受けたら、さっそくスタートです。
パリの小さな小路や道路をびゅんびゅん走ります。
真夏にしては15度ぐらいの涼しさ。
冷たい秋の風が薄着に応えるぅ~!
コートを着ている人もいるくらい。
酷暑の日本がもう想像出来ない!
さて、ガイド役のカオリさんの歴史説明ですがすごすぎます!
身振り手振りもさることながら内容も楽しすぎます。
パレロワイヤルでは、何のためにこの宮殿ができて、当時の貴族たちがここでどんないかがわしいことをしていたのか、なんてのもリアクション付きで紹介してもらってすんごい頭に入ります!
酒池肉林!
この言葉のインプットが脳内直撃!
パレロワイヤル=酒池肉林
もう一生忘れないと思います。
そんなカオリさんといっしょにドキドキしながら走ります!
ルーブル美術館へも自転車で。
ナポレオンが立ち寄ってお金の代わりに帽子を置いて行ったカフェ。
小さな小路は自転車を置いて散策します。
おいしいお菓子のお店などを教えてもらいました。
オペラ座前で記念撮影。
そして、一番うれしかったのがかわいいバッグやさん・・・!。ってのぞいていたら、「ここ安いんですよ。」と見ますか?
もちろん、女性群は大賛成!
立ち寄ってくれました。
Blue Lemonというお店。
イタリア製の革でクタクタのバッグが70ユーロ。
安い!(楽天で古いデザインが21,500円で売ってました。)
かわゆい!
あとで絶対に戻ろう!
と場所を教えてもらいました。
セーヌ河沿いを走ります。
あー、パリの風を感じるぅ~♪
エッフェル塔はすぐそばでレースのようにきれいな塔を堪能。
4時間のツアーもお尻が痛くてそろそろ・・・というときに終了です。
お尻の筋肉も少なくなるシニア世代。
贅沢を言えばサドルに座布団ほしい!
それを除けば、今までのオプショナルツアーの中で一番と言っていいほど、楽しいツアーです。
電動自転車はスイスイ、パリの風はビュンビュン、カオリさんのお話はワクワク!
ただ、わたしのお尻はジンジン・・・!
それでも楽しかったぁ!!
ツアー後は、すっかり仲良
くなったツアー仲間とランチをしました。
夏休みということで、学校の先生が二人と、ノルウェーの会社で働いていらっしゃる女性とわたしたち熟年夫婦。みなさん中高年です。
「女性の中年一人旅はよく見かけるけど、男性の中年一人旅って見かけないよねぇ~」
「若い男性の方の一人旅は見かけるけど中年以降は見かけないよねぇ~」って。
中年男性代表して、ダンナいわく「一人だったら絶対に行かない」。
「家でビール飲んでテレビ見てるわ!」て。
中高年になっても外に向かって興味の対象をもてる女性は、やっぱ貪欲なのか・・・。
それが長生きする秘訣かも・・・!
自分の興味の対象をあきらめない!逃がさない!
というわけで、ランチ後、学校の先生はエルメスのバッグに向かってGo!
わたしはダンナを引きずって、先ほどチェックしたバッグの店Blue LemonにGo!
メトロのodeon駅の近くにあります。
娘の分と自分の分を色違いで2個購入。
かわいいし革の香りがいい感じ!
旅行に行くたびにバッグが増える!
バッグは手元に残るから旅行での戦利品って感じです。
千手観音みたいにいっぱい手がほしい!
さて、バッグもゲットしてわたしの欲求は満たされたので、ダンナにお付き合い。
建築好きなダンナが見たいという、パリのデパートの老舗ギャラリー・ラファイエットへ。
吹き抜けの巨大な空間に巨大なゴールドのエッフェル塔のバルーン!
きらびやか~!!
日本のデパートでは、中国の方の爆買いが減った!とか言ってますけど・・・。
いました!
中国の方がたくさん!
バッグが宙を飛んでます!
みなさん2,3個つかんでいらっしゃいます!
化粧品売り場も洋服もどの階も黒髪の方々が買い物を楽しんでらっしゃいます。
日本からフランスに爆買いは移動したのですね。
あまりにの迫力にそそくさとデパートを出ました。
シャンゼリゼ通りまで戻ります。
明日の朝も早いので、朝食用にシャンゼリゼ通りでPAULのパン屋さんでクロワッサンを購入。
同じくシャンゼリゼ通りにあるスーパーマーケットで飲み物やらチーズにヨーグルト、ハムを買って凱旋門近くのホテルへ帰ります。
ホテルのベッドで休憩したらなんとそのまま寝てしまい、気が付くと
22時!!
「え!?」( ゚Д゚)
「嘘やん!」(;'∀')
「寝すぎやろ!」(;・∀・)
と言いながら、明日の朝も早いから何かおなかに入れなくっちゃと・・・。
しかし・・・、せっかく調べてきたホテル近くのレストランは、バカンスでお休み。
え~!どうしよう!?
せっかくフランスに来たのに~。夜ご飯楽しみやのに~。
でも・・・、凱旋門近くのお店は閉まってる。
もうメトロに乗って知らない街をウロウロする気力もなく・・・。
と、選択したのがマクドナルド!(´・ω・`)
パリに来てまで・・・と思ったけど、一晩くらいいいやって。
もう歩くのも疲れたし。
お馴染みのバーガーをいただきました。
まったく同じ味です。ほんとぶれない。
ある意味、安心です。
明日はシャンペン試飲ツアー!
これまた楽しみぃ~!!
フランス旅行2 -関空からパリへ -
エールフランスでパリへ
猛暑の日本よ! さらばじゃ~!!
熟年夫婦はパリへ行きます!
はじめての直行便!
今まではケチってイスタンブールやドーハ経由でしたが、直行便だと往復3万、二人で6万ほどのプラス料金を、半日悩んで決定しました。
ダンナが膝が痛いとか言い出したので短いフライトの方がよいかな・・・と。
ビジネスクラスで・・・とか、言い出される前に「今回は直行便にしたから、きっと膝もまし」で逃げれるかな・・・と。
憧れのパリへ!これに乗ります!
エールフランスのアメニティ(エコノミー)
アイマスク・・・だけ。
ヘッドフォンは備品。
なんだか寂しい。
映画も少なく、設備も古さを感じます。
エミレーツ航空のエアバスを体験した後なのでどうしても比較しちゃいます。
でも、そこはフランスへ行くというそれ自体がブランドみたいな旅行で、飛行機が古かろうが、アメニティがショボかろうが、まぁいいんじゃない?という感覚にさせるところが国自体がブランドのフランスパワーです!
隣に肩幅のでかい人が座られたらいやだ!というダンナのリクエストで、座席に関しては後方の二人席をエールフランスのページから少し追加料金を払って取ったのですが、これは結構よかったかも。
窓側は座席との間に隙間があるのでゆったり感じるし、通路側も通路が広いので足を投げ出せます。
後方なのでエンジンがうるさいですが、無呼吸症候群のダンナのいびきもかき消されます!
と、そんなこんなを考えているうちにTAKE OFF!
後ろの席の二人席で、窓側に座ってるダンナがはしゃぎまくりです。
「見てみ!明石海峡大橋や!
旋回してる!
北へ向かってる!
見て!富士山や!
今、長野の上やで!
日本海抜けるで!」
そのたびごとに映画を中断されます。
あー、ジョージ・クルーニーにどっぷり浸りたいのに・・・。
そんな興奮気味のだんなの横で、とりあえずエンジン音とヘッドフォンで聞こえないので適当にうなづいてるだけの妻です。
エールフランスの機内食
待ってました!シャンパンサービス!
小さなおつまみも一緒に。
シャンパンのお味は、まぁまぁです。
ランチです。ワインが一本なのがうれしい。
お味は1000円のワインぐらい・・・かな。
パンもメインの鳥のクリーム煮も美味しかったです。
この後、amazonの1か月無料サービスでダウンロードしたKindle本をひたすら読みました。
重たい本を持ち歩かなくてもよいので非常に便利です。
紙好きなダンナも、今回はiPhoneにKindle本を入れて読書タイムを楽しんでいます。
いつもは、ガイドブックから薬までいろいろ入れすぎて重くなったカバンに、さらに本も入れているんですが・・・。
朝食です。
お味はそこそこ。
パンは先にでたフランスパンの方が美味しかったです。
もう一回寝よう。
次起きたらパリだわ。
シャルルドゴール空港からパリ市内へ
到着ロビーにあるATMでユーロを引き出しました。
空港の中をぐるーっと、BUSの文字を頼りにバスターミナルまで移動します。
わたしたちが乗るのは凱旋門行きの2番線。
オレンジのラインのバスが空港とパリ市内を結ぶシャトルバス。
往復を購入すると30ユーロで少しお得になります。
到着ロビーにあるサービスカウンターで、パリの美術館などのチケットセットのミュージアムパスとともにバスチケットも購入しました。
パリ市内まで約40分で到着です。
パリよ!パリよ!
あー、凱旋門が・・・!
見える~!
ナポレオンが・・・!
あの凱旋門の下を馬に乗って行進しているナポレオンが見えるぅ!
なぜかこのナポレオンで、もちろん脳内イメージも動かない。
凱旋門近くのバス停シャルル・ドコール・エトワールに到着。
帰りもここから乗り込みます。
エールフランスのホームページからは、一つ違う通りにバス停が表示されていました。
実際はホテルの口コミにあったように、予約したホテルと同じ通りのマックマオン通りにバス停があります。
口コミの方が確かだ・・・!
シャトルバスと同じ通り、ほんの1分も歩かないうちにあるetoile park hotel に6連泊です。
「狭いです」と口コミにあったけど、狭いはかわいい!とも言えます。
ロビーが広く見えるのはミラー効果。
凱旋門が見える側の小さなかわいらしいお部屋。
トランク2つは十分に広げられます。
スリッパはあります。
バスタブ付き。
うれしかったのがWelcomeロクシタン!
いい香りのハンドクリームとコンディショナーとボディローションのセットです。
もちろんお土産用に使わずにもって帰ります。
早速、夕食を食べにシャンゼリゼ通りへ!
凱旋門も近いからそこから伸びてるシャンゼリゼまで歩いても5分くらい。
サマータイムのおかげで夜の8時ぐらいでもこの明るさ。
そして、人、人、人・・・。
多い!人種も多様。
ムール貝のお店のレオン。
2年前に娘と行ったパリで、偶然入ったお店。
ムール貝を初めて食べておいしかったので、リピしてみました。
ファミレスみたいな感じでメニューも写真なので頼みやすいです。
ブログを見て調べた、Can I have tap water?もドキドキしながら使ってみた。
ウェイターの表情から、どうやら通じたみたいです!
水道水を無料でもって来てくれます。
フライのセットも頼みました。
イカの味付けがわたし好み♪
貝は小さく感じたけど、それでも美味しかったです。
最初のムール貝をフォークで食べたら、2個目からはカラのムール貝を使ってはさむように身をつまんで食べるだそう。
と、ガイドブックからの情報を詰め込んだダンナからのアドバイス。
貝柱もらくに取れてお鍋いっぱいのムール貝をすべていただきました。
満足~!!
外に出ると22時前。
やっと真っ暗です。
夜の凱旋門も素敵です。
夜は乾燥していて涼しいです。
風はもう秋の冷たい風が吹いています。
明日はパリの街を自転車で巡ります!
あー、パリにいるのよ~!
とやっと実感がわいてきました。
明日も楽しみぃ~!