熟年夫婦あせって旅に出る

年金が確実に減額される世代。退職してから旅行と思っていたけれど、どうなるかわからない将来より、今、健康のうちに楽しもうと思ったシニア夫婦の海外ツアーやフリー旅の記憶です。記録しないとすぐ忘れちゃう!

ドイツ旅行6 -ノイシュバインシュタイン城 -

雨のノイシュバインシュタイン城

あかん!雨だ・・・!
いきなりテンションが下がる・・・。けど、
どんなにテンションが下がろが、ツアー料金に含まれている朝食はもったいないので抜きません。
朝食を食べにホテルのレストランへ。

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ドイツに来てからホテルの朝食には、必ずカリカリベーコンと数種類のソーセージがでます。
ソーセージは、ダンナがお気に入りで毎朝全種類試してます。
わたしは、カリカリベーコンが気に入りました。
カリカリベーコンと卵をコラボさせてパンを食べる。
うん!美味しい!

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旅も後半になると朝食の量がだんだんと減ってきます。
お腹もはってるので・・・。
便通をサポートする森下仁丹の「ビフィーナ」も、旅先では効果がなぜか半減。
ダンナは毎朝快腸のようです。
うらやましい・・・!

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準備を整えて、ノイシュバインシュタイン城に出発です!
バスはホテルのすぐ近く、ミュンヘン中央駅のバスターミナルから出でます。
いろいろな国から参加されてる人たちで、2階建てバスはほとんど満席です。
20代の若い青年が添乗員として乗り込んでます。
スペイン、中国、韓国、日本、台湾・・・国際色豊か!
青年、熟女のそれぞれ一人旅の日本の方もいらっしゃいます。
さて、バスは一気にノイシュバインシュタイン城を目指すのではなく、途中の街にも30分ぐらい止まりながらすすみます。

ペイントの壁が有名なミッテンワルトにも訪れました。

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雨のせいか観光客もまばらで非常に静かな街です。

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ノイシュバインシュタイン城の前にホーエンシュヴァンガウ城を見学します。
中は写真撮影が禁止されています。
本格的な雨の中での見学は傘も邪魔だしで、テンションも下がりっぱなし・・・。
そんな中、城内は豪華絢爛!という感じです。
当時の庶民や農民がこのきらびやかさを知ったらどう思うのんだろう?ってぐらいのお城の固いつくりからは想像できないほど、豪華です。
今も世界の1%のお金もちがこんな風な華やかな暮らしをしてるのでしょうね?
知らないほうがいいかも・・・
間近で見るときっと腹が立つ・・・(;´・ω・)

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雨でほんと残念。庭園も泣いてるような・・・

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ノイシュバインシュタイン城のふもとまでバスで移動したあとは、それぞれがレストランやホテルでランチを取ります。
一番近くにあったホテルでランチを取ったのですが、これが高かった!
ミュンヘンと比較すると1.5倍の値段で量は半分!
いつもダンナと一皿を二人で分けて十分な量だったのが、
ここではあれっ?( ゚Д゚)

ランチ後、集合時間までにそれぞれがシャトルバスか馬車か自力歩行で正門を目指します。
シニアな夫婦は、雨の中歩くのはおっくうだったので満員のシャトルバスを利用しました。
おぉー!見えてきた!
あれが噂のシンデレラ城のモデルとなったノイシュバインシュタイン城!

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近づくとこんな感じで、真っ白ではありません。
中は写真撮影が禁止です。
先ほど訪れたホーエンシュヴァンガウ城よりもキンキラ感はないです
一番驚いたのが、ルードヴィヒ2世の天蓋付きベッド!
天蓋の上に氷のツララのように無数に突き刺さる彫刻!
重みで天蓋が落ちてくるんじゃないかと思うくらい。
それに掃除がたいへんそう。ツララのような彫刻と彫刻との間に埃がたまりそう。
と、思って気が付いた。
庶民なので、自分が仕えられる側になる想像ができないことを!

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雨にけむる湖。
気候に左右されるシニアの健康。
ずーっと、気分が悪くて早くバスに戻りたくなりました。
妻が弱くなると、なぜか元気になるダンナ。
写真パシャパシャ撮ってます。
「写真撮らへんのか?」
「雨やし・・・もうええわ。」
あー、もう、立ってるのつらい。
20分くらいシャトルバスを待ってやっと観光バスまで戻れました。
ほっと、してミュンヘンまで爆睡。
数年前までは、天候によって気分が変化することもなかったのに・・・。

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ホテルへ着いたら元気になってきた!
ディナーだ!
ダンナがバスの中から見つけたミュンヘン駅近くのレストランへ。
メニューが読めないのが心配。
ホテルのwifiトリップアドバイザーに早速アクセス!
検索をかけるとダンナが見たというレストランらしき写真があったので、そちらの投稿写真をiPhoneに保存してレストランの係に見せて注文しました。
すっかりお気に入りのヴァイスビール!
と二人で分けたガーリックスープ!
この量で充分!美味しいぞぉ!

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豚肉が香ばしくてこちらも、美味しゅうございました。
ただ、ポテトが口に合わなかった。
小麦粉で練り上げてるようなポテトがどうもしつこくて・・・。
ダンナも同意見、これは残しました。

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こちらもお気に入りの薄いカツ。これで1人分です。
ふたりで分けて十分!

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ドイツの夜も今夜で最後。
いつも安いツアーの食事付きだったので、今回のように朝食以外を自分たちでレストランを探して食べるのは初めて。
不安もあったけど、そんなこと忘れるぐらい美味しかったぁ~!
さぁ、明日はいよいよ最終日!
寝ようっと!