熟年夫婦あせって旅に出る

年金が確実に減額される世代。退職してから旅行と思っていたけれど、どうなるかわからない将来より、今、健康のうちに楽しもうと思ったシニア夫婦の海外ツアーやフリー旅の記憶です。記録しないとすぐ忘れちゃう!

中国・西安旅行3

兵馬俑

もう最終日!
今日は一日、兵馬俑観光です。
いよいよ漫画キングダムの世界へ!

と、まずは朝食!
グランドパーク西安ホテルの朝食は種類が多いので満足です。
日本風の寿司もどきと卵焼きもどきもあります。
食べませんでしたけど・・・。

f:id:travelingbag:20190330104347j:plain

今日の予定!

西安東郊外観光

【[世界遺産]兵馬俑坑博物館の1号、2号、3号坑と銅馬車館

 秦の始皇帝の陵墓・[世界遺産]秦始皇帝陵

 

■昼食後、西安市内観光

空海ゆかりの寺・第0番札所青龍寺(空海記念碑・恵果空海記念像を見学】

◇夕食は、麻婆豆腐など四川料理

 

バスに乗って約1時間で兵馬俑だそうです。
この辺り、5年前までは小麦畑だったそう。

f:id:travelingbag:20190402161953j:plain

 バブってます。

車中ではガイドさんが現在の中国での生活を話してくれます。
息子さんはパイロットに無事になりましたが、学校は大変だったそうです。
中国では公然のワイロ社会。
先生には日本で買った中華というたばこを2カートン贈ったそうです。
みんなやっているから、やらないと大変だそうです。

少し前まで中国人は、日本人の女性と結婚して、自由の国アメリカに住んで、中国料理を食べて、ドイツ車に乗るというのが理想だったそうです。
今は、日本人の女性と結婚して安全な日本に住んで中華料理を食べてレクサスに乗るんだそうです。


とバスで一時間、降りるといきなり漫画のとは違うおじさんの始皇帝像が・・・!

分かってはいたが、イメージとは違う・・・!
顔が長い!
5頭身!
肩がない!

f:id:travelingbag:20190330104334j:plain

まぁ、現実は違うと分かってはいたことです。

どどーんと、始皇帝兵馬俑博物館の入り口。
広すぎて写真に納まりません。
USJ並みのゲートです。

f:id:travelingbag:20190330104322j:plain

しばらく歩くとドーム型の1号館に到着!

f:id:travelingbag:20190330104306j:plain

おぉ・・・!これがTVでよく見た兵馬俑
約8000体あるそうです。
キングダムの信はこんな部隊を指揮していたのでしょうか。

身長は175cmから180cm、漢人は身長が高かったとのこと。
中には190cmぐらいの人もいるとのこと。
漫画に出てくる将軍も大きく描かれていたけど、嘘じゃないんだぁ。
一人一人顔が違います。
これら一斉に動き出すのが映画ハムナプトラです。

f:id:travelingbag:20190402162434j:plain

テレビで何度か見ていたせいか、スケールにそんなにビックリする感じはありませんでした。
それよりか一人一人をどうやって作ったのかの方が気になるぅ~!

一人一人をスケッチしたのかしら?
それとも架空の人物たち?こんなにたくさん?
当時の公共工事ですね。きっと。
国民も仕事があるし、職人目指した頑張った人もいるでしょうし、食べ物屋も繁盛して、この地域は兵馬俑のお陰で潤ったのではないでしょうか。

f:id:travelingbag:20190402162421j:plain

後ろの土の中にはまだまだ兵隊や馬が埋まってます。

f:id:travelingbag:20190402162352j:plain

掘り出して、修復して、まだ100年かかるとのこと。
まるで中国のサクラダファミリア!
ここの修復職人は100年は失業しません。
ちなみに修復職人の血液型はA型が一番多かったそうです。
O型は飽きて途中でどこかへ行ってしまう人が多いそうです。

f:id:travelingbag:20190402162803j:plain

縛られて、ラップでまかれてバラバラにならないように修復中。

f:id:travelingbag:20190330105152j:plain

馬は重いので崩れないよう工夫されてます。

f:id:travelingbag:20190330105139j:plain

昔のイケメンだそう。
国顔(四角い顔)で、一重、センター分け、身長180cm。
男前の条件だそう。
今見てもイケメンだと思います。

顔が小さいです。

f:id:travelingbag:20190402162743j:plain

偉い人が乗っていた亀形の馬車。
亀は長生きということで、こんな形に・・・。

f:id:travelingbag:20190403110015j:plain

 本当は色鮮やかな色彩があったそうな。

f:id:travelingbag:20190403155124j:plain

掘り出して空気に触れることで色は飛んでしまいます。
今はなんとか色を定着させるため、色々と研究されているようです。

f:id:travelingbag:20190403155121j:plain

広い兵馬俑です。
兵馬俑には1から3号俑坑をゆっくり見学したらお昼ごはんです!
お昼ご飯場所まで歩きます。広いし、人もそんなに多くないの出歩きやすい。

f:id:travelingbag:20190403110038j:plain

しばらく歩くと右側がハーゲンダッツ、左がスタバ
マクドケンタッキー兵馬俑の中にあります。
こんな光景、数年前の中国には考えられなかったでしょうね。
この生活を知った国民は、もうあの時代には戻れないでしょうねぇ。
テーマパークですね。

f:id:travelingbag:20190403155117j:plain

 八角の香りが漂う店並び。

f:id:travelingbag:20190403110026j:plain

兵馬俑から5分ぐらい歩いてレストランへ到着!

f:id:travelingbag:20190406110332j:plain

入り口を入ると、兵馬俑を発見したというおじさんが、本を購入した方にサインをサービス。
発見したご褒美は自転車だったそう
えっ?それだけ?ってビックリ!
土地も国のものなので、取り上げられちゃいましたとさ。
今はこうしてサインをして本の売り上げに貢献!


日本に生まれてよかった・・・!
f:id:travelingbag:20190406110329j:plain

お店の中には小物や茶器が売られています。

f:id:travelingbag:20190406110323j:plain

青龍寺

 食事のあとは空海が学んだという青龍寺へ。

f:id:travelingbag:20190403112347j:plain

ここは日本?と言われても不思議でない風景。

f:id:travelingbag:20190403112356j:plain

空海記念碑
球は四国四県を現すとかなんとか・・・、忘れてしまった。

f:id:travelingbag:20190403112353j:plain

記念堂の中では御朱印が売られています。
青龍寺四国八十八箇所ゼロ番地にあたるそうで、朱印帳を持っている方は立派な大きな判子を押してもらっていました。

f:id:travelingbag:20190403112350j:plain

青龍寺で観光はおしまい!
今日もよく歩いてクタクタです。
最終日のレストランは青龍寺の近くです。 

f:id:travelingbag:20190403112521j:plain

個室のレストランでスタッフは可愛い女の子。
途中経過・・・中華はお皿が時間差でやってくるので綺麗な状態の写真は難しいです。
麻婆豆腐が今回の売りだったのですが・・・、この独特の酸味のある豆腐はちょっと・・・。
それぞれ好みがあるでしょうが、皆さん箸は進まないようです。
野菜類は美味しいです。

食事の後は、お土産用のお茶やナッツの説明を一生懸命してくれます。
なごみます~

f:id:travelingbag:20190403112518j:plain

夕食の後はホテルへ。
もうクタクタです。
西安に来たらマッサージを受けようと決めていたので、ツアー終了後、熟年夫婦は恐る恐る地下鉄に乗って夜のマッサージ屋さんへ。
地下鉄は、30円ぐらい。安い!

f:id:travelingbag:20190403112515j:plain

 鐘楼駅の近くにあるアップルストアがあるビルののマッサージ屋へ。

あらかじめ”マッサージを受けたい”とかの中国語をプリントして指さし会話!
メニューを説明させるもよく分からず「OK!OK!」

私には男性が、ダンナには女性が担当となりました。
2人仲良く並んで100分コース6000円/1人に決まりました。
足湯付きだったので高かったです。


そして担当の女性と男性がやってきました。

女性の服装にビックリ!
Fカップ、胸の谷間を強調し、ふくらみが半分見える襟ぐりの広い白いTシャツに黒のスーツ、それに太ももぎりぎりの超ミニスカート、座ったらパンツ丸見え!
10cmヒールのその女性がダンナにがバッとまたがって施術!
AVか・・・!と思いました。
その服装ではやりにくいやろう・・・と思うのですが。

途中で4回、思いっきり「ふぁ~っ!」と大あくびをしながらの施術。
終わったあと、ダンナにどうやった?って聞いたら、
「ふわふわしてたから多分胸が当たってた・・・

「よかったやん・・・!」

足湯しながらのマッサージは全身が温まり、足の疲れもコリもほぐれ満足。
ダンナは女性のあくびと顔が気に入らないと・・・。
よー言うわ。

嘘つき!

そんなこともありながら西安ツアーも終わり、再び西安航空関空へ。
顔認証システムなので出国とかスムーズなんですが、荷物チェックが多いのですよねぇ。
これも人口が多い分、職が必要なのかこんなとこに人はいらんやろ!?って思うところにまで、監視員が配置されてます。

アナログ的なところは人が無駄に多いです。

機内食はお粥。

f:id:travelingbag:20190403112607j:plain

 関空に無事到着!
さっそくスシローへ注文入れて、今夜は寿司。
旅行に行った後のスシローの寿司はとても美味しい!

今回は、中国のすごさを体感する旅行と言っていいかも。
兵馬俑の印象より、西安を田舎の砂漠の中の町と勝手に想像していたので、そのギャップに驚かせられました。
TVやインターネットではやはり伝わりません。
中国のグレートな発展が・・・!
バブルやなんだかんだと、中国の発展がどこかでこければ・・・と願うこともあるでしょうが、こんなに勢いのある国はそれをも乗り越えるんだろうと思います。

兵馬俑、高層マンション群、車、道路、そして人の数、すべてがビッグでグレート!
まだまだ発展し、いずれ世界トップの経済力を持つのでしょう。
それだけのインフラも人材もあります。
日本のおばちゃんに負けないほど元気なおばちゃんが、日本の10倍はおるんです。
近未来の中国に絶対に行ってみたいです!

さて、お次はロッコ~♪
ここは地の果てアルジェリア~♪のお隣です。
10連休万歳!楽しみぃ~♪