熟年夫婦あせって旅に出る

年金が確実に減額される世代。退職してから旅行と思っていたけれど、どうなるかわからない将来より、今、健康のうちに楽しもうと思ったシニア夫婦の海外ツアーやフリー旅の記憶です。記録しないとすぐ忘れちゃう!

フランス旅行8 -パリからエールフランスで関空へー

6日間宿泊したホテルのチェックアウトも済ませました。
パリとも今日でお別れです。
同じホテルに6日間宿泊したのは、初めてです。

が、・・飽きました
ロケーションはシャンゼリゼに近く、毎朝PAULのクロワッサンも美味しかったですが6日間はさすがに飽きました。
今度来るときは場所を変えて3連泊ぐらいで・・・。

凱旋門から空港シャトルバス

トランクを少し引きずって、ホテルと同じ通りにある空港シャトルバス乗り場に向かいます。バス停は凱旋門のほんの近くです。
同じ通りの凱旋門前に並んでいるバスは、空港へ行くバスではないので注意です
写真のバスは空港には行きません。
空港のバス停は凱旋門を後ろに見て、もう少しだけ通りを入ります。

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シャルル・ドゴール ー エトワール、マックマオン通り、こちらが凱旋門近くの空港バス乗り場です。

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空港まで約30分間隔でバスは出発しています。

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エールフランスの自動端末

数か所止まりながら約1時間で空港に到着します。
Bordingは右だ!

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ここまで順調です。
ホテルのネットで事前チェックインも済ませていました。
航空券はメールで受け取り、iPhoneにしっかり表示しています。
紙のチケットがないなんて、途中でバッテリーが切れたらどうなるんだろうとか、ドキドキです。

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そんなことを思いながら、トランクを預けるカウンターを探します。
だけど、バカンス中なのか従業員数が少ないように感じます。

カウンターが分からない!
トランクを預けたいのにカウンターが分からない!
と、きょろきょろしてると旅行者が操作している端末が目に入りました。
きっと、あそこに答えがある!

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これは、手荷物に付けるタグを発行させる自動端末なのでした。
横の同じ端末を操作している旅行者をチラ見して確認。

チェックインを済ませていない方は、これまた自動端末もしくはチェックインカウンターで先にチェックインを済ませる必要があります。

で、搭乗券をスキャンし、手荷物タグの作成、トランクにくっつけるのです。
iPhoneの搭乗券画面をくっつけて何度か失敗!
無事に発券されたときは、ほっとしました。
ひとりだったらきっと心細くなる・・・。
スタッフの方が少なくて聞ける人もいない状態でしたので。 

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出た!出た!
と、喜んでトランクに貼り付けて次へ。
トランクを預けたいが・・・キョロキョロ。(+o+)
何やらそれらしきカウンターが・・・
でも、スタッフもいない・・・
また、自動端末が・・・

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ここでiPhoneに表示したチケットをスキャンさせ、荷物の重量も確認します。
が、何度やってもスキャンがうまくいかなくて嫌になった頃、スタッフが登場!
スタッフがトライして、やっと2度目でOK。
スキャンのピーッ!が難しすぎる!
コツが分からん!

と、すっかり疲れてやっと搭乗手続きを終えることができました。
荷物は自動的にベルトコンベアで運ばれて行きました。

セキュリティチェックも終え、ゲートに向かいます。
関空のような地方空港と違って色合いがおしゃれ―!

関空に向かって約13時間飛行になります。
あー、もうフランス旅行も終わりなんだ・・・。

いや、まだ機内食の楽しみが残っています。

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エールフランスの機内サービスの映画は日本語字幕も少なく、すぐに退屈になってしまいました。
iPhoneに保存したAmazon primeの映画Kindleで読書をして過ごします。
どっぷりAmazonを利用している夫婦です。

エールフランス機内食

機内食~!
ランチです。
PRESIDENTというブランドのチーズが結構濃厚。
匂いが・・・!

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ディナーです。
PRESIDENTのチーズは持ち帰ります。
パリのスーパーでも見かけました。
強烈な匂いも思い出になります。
帰りの飛行機ではテンションが下がるので食欲も下がります。

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お腹もいっぱい。関空まで爆睡態勢です。
エコノミーの狭い座席の中で、足の置き場に毎度のことながら悪戦苦闘していたら関空に到着。
関空に着くとまず最初に、家が燃えてないか・・・!
が頭によぎります。
関空に着くと、娘から「今日帰る」というLINEが入ってきました。
パリからバッグ買ったよぉ~!って写真送ったから、土産目当てに違いない。
と、一気に現実に引き戻されます。
今夜はスシローの寿司にしよ。

今回のフランス旅行を振り返って・・・。
・あちこち歩きまわるのは非常に疲れること
・なので、パックツアーのバス移動は余力を保てるメリットがあること。
・予定していた美術館も疲れて行けなかったこと。
バカンスシーズンで予定していたレストランに行けなかったこと。
・ケチらないでオプショナルツアーに参加して楽しかったこと。
・同じ場所に連泊するのは飽きてしまうこと
・バッグをもう一つ色違いで買っておけばよかったこと。

など。

パリは他民族国家と言っていいほど、多種多様の人種が入り混じっていました。
アラブアフリカからの移民、そんな中に混じって観光客がどっさり

シャンゼリゼ通りでは、アラブ系移民女性が通りに突っ伏して紙コップを差し出している風景を何度も見かけました。
何らかの理由でパリまでたどり着いたのでしょうが・・・。
娘と同じような年ごろの彼女たちを見ると、胸が締め付けられます。

決してファッショナブルなイメージだけがパリではありませんが、それでも歴史という遺産、あちこちで感じるセンス、おいしいパンとワインとシャンパン!
やはり惹きよせられる魅力がパリにはあります。
ただ、ファッションに関してはカラフルさを期待していくと、
「ん・・・?」って。
スペインマドリードと同じで、ブラックがしばらく流行色を占めている感じです。
言い方を変えると洗練されたシンプルなファッション。
カラフルなのは観光客のみ

そんな今回のフランス旅行!
めっちゃ疲れたけど、
もう一度行きたい国フォルダに入れておこう!っと。

次はツアー旅行でエジプト!
気分はすでにスフィンクスにまたがるクレオパトラ!!