熟年夫婦あせって旅に出る

年金が確実に減額される世代。退職してから旅行と思っていたけれど、どうなるかわからない将来より、今、健康のうちに楽しもうと思ったシニア夫婦の海外ツアーやフリー旅の記憶です。記録しないとすぐ忘れちゃう!

ドイツ旅行3 -ローテンブルク ー

ローテンブルクの街

今日もいいお天気!
いざ!ローテンブルクへ!

さて、ドイツに来てから初めての朝。
どうもトイレの匂いが・・・
いつもと違う私の匂い・・・!色もヴァイスビールの色
これは、もしや?と思いダンナにも確認。
「ねぇ、おしっこの匂い臭くない?」
「ママもか!俺もや!」
ということで、どうやらビールが原因らしい。
実際、ビールを飲まないフライトで関空に着くと、匂いはなくなっていた。
ドイツはビール純粋令により、ビールは、麦芽・ホップ・水・酵母のみを使用ということとされているそうです。いろんなものを使って誤魔化さないのが素敵!この匂いはその証拠だと思っています。
ドイツビール万歳!

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ホテルからトランクを引きずって、すぐ近くのフランクフルト中央駅のバスターミナルまで。ロマンチック街道行きのバスは10名ぐらい。
全員が日本人でした。
途中、小さな街に停車して30分くらいの休憩を挟みながら進みます。
フランクフルトを出て、すぐにバスのエンジントラブル!
代替のバスがすぐにやって来るところもドイツらしいかも!
とてもスムーズでした。
約4時間30分でローテンブルクに到着!
絵本の中に飛び込んだような風景です!

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不便だったのが、バス停からごつごつの石畳をトランクを引きずってホテルまでの移動です。ホテルまで10分ぐらい。
キャスターが外れるかと思ったぁ~!
ローテンブルクで老舗のホテル「アイゼンフット」。
事前に写真で確認していたので、この独特の書体のホテル名でも見つけることができました。こちらでチェックインを済ませ、泊まるのはその真向いです。

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こちらが宿泊する建物。

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アンティークなロビー。真夜中で一人で歩くにはちょっと怖いかも。

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お部屋は想像を裏切ってピンクの花柄乙女の部屋!

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洗面台二つに大きなバスタブ。ピンク~!!

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早速散歩へ。まずは城壁を歩いて街の様子を観察です。
城壁には戦争によって壊された壁の修復に寄付をした方々の名前がありました。
これいいですね。世界的観光都市のローテンブルクに自分の名前がずーっと残るなんてロマンチック。おじいちゃんとおばあちゃんの名前を見に行こう!って孫たちが言ってくれるとうれしいかも。
まだ、おらんけど・・・。

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いったん城壁の外へ出てランチ!ダンナがガイドブックで見つけた店へ。

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わたしたちのほかに地元のご夫婦が一組だけの静かなレストラン。
等身大おばあちゃんの編み物の人形に一瞬ぎょっ!
清潔でかわいいらしいインテリアです。

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ビールは欠かせない!

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ホワイトアスパラとハムチーズのカツです。
ホワイトアスパラがおいしい!とろりとしたあっさり目のお味でした。
ハムチーズカツもとろけるチーズとおいしくいただきました。
家庭的な料理のお店のようです。
二人でこの量で充分です。このお皿、大皿です。
ビール込で二人で2500円ぐらいです。これだけの量があれば安い!と思いました。

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食事のあとはぶらぶらと駅のほうへ。
城壁の中から駅まで15分ぐらいです。
ローテンブルク駅は田舎の駅っていう感じ。
近くにドラッグストアや衣料品、食料品などが集まったマーケットがありました。
1000円までのワインがたくさん! 
生鮮食品は安かったです。

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ざっと街を歩いたあとは、ローテンブルク市庁舎の展望台がある塔へ!

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らせん階段をぐるぐるぐるぐる。

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おぉーー!
気分は「魔女の宅急便」のキキ!
箒またいで飛んでる気分!
日本では見られないこの景色!
ただたんに観光地向けの建築物じゃなく、実際にここに生活されている地元の方々いるという生きている街!
それぞれ、仕事しに毎朝通勤したり、お店を営業したりと生活感が感じられる街です。
そこに宿泊しながら、この清潔でかわいらしい街の雰囲気を味わえるなんて最高!

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街の中心の市庁舎前の広場。冬の景色も素敵だと思う。寒さはさえ我慢できれば。

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小さな街なので歩いて街中散策できるます。
ついでに散歩の途中でディナーを食べるお店ZUR HOLLを確認、そしてついでに夜の8時に予約を入れました。
電話は自信がないので、直接スタッフの方に覚えこんだ英語 I'd like to reserve a table for 2 for 8PM tonight.を言ってみたら、一瞬間があったけど理解してもらえた!
何か言ってたけど、緊張してるからもう何もわからない~!
何度もtonight! tonight! と繰り返していたのでしたぁ!
予約できてホッ・・・
人気のある店で予約しておいたほうがいいと口コミが多かったのです。

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お店の中は満員!予約入れてよかった。
まずは、フランケン地方のワインというフランケンワインを!
おいしぃ!
ビールだけじゃなくワインもうまい!
よく聞くドイツワインの甘いマドンナは日本人向けに作られたものらしい。
これは、甘くもなく酸っぱくもなくほどよい感じです。
あまりに感激したので、翌日2本買いました!

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アスパラとベーコンのスープ。一人前を二人で分けました。
うれしいことに、二つのスープに分けて持って来てくれました。
美味しかった~!

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人気の柔らかいスペアリブ
味付けもソースなしで十分。最高に美味しかった!

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ホワイトアスパラガスもとろけるおいしさ!
添えてあるお肉もジューシー!
どの料理もこんなに美味しいもの食べたことがない!
と二人で感激!
食べ歩きなんて贅沢は、普段はまったくしないので比較にならない二人の舌ですが・・・。
ツアーでは食べられないよねぇ~って、会話の少ない熟年夫婦も美味しい食事があるとそれだけで会話は弾みます。
マズイ食事だと会話も少なく、お互い気まづくなる・・・。
会話の少ない熟年夫婦に美味しい料理は必須です!

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料理を食べている間も何度か、スタッフの方が「いかがですか?」ってたぶん聞いてるんだと思うんだけど、様子を見にきてくれました。
分からんから「OK! Good!」。
あー、ほんとに美味しかった!
トリップアドバイザーが役にたったよぉ~!あらためてネットの力にも感激したのでした。
合計で二人で5500円ぐらいです。
ワイン2杯ずつ飲んでこの価格にこの味は安い!


お腹もいっぱいでブラブラ夜のお散歩。
夜の市庁舎前広場は静か。

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人通りも少なく静かなホテル前の通りです。

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必ずローテンブルクのパンスフレットで必ず紹介されている写真ショットの夜編。

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小さい街なので夜もブラブラ散歩できます。
ゴミもまったく落ちていないし、食事も美味しい、ワインも美味しい、いっぺんにドイツが好きになりました。
明日は、朝のローテンルクを散歩したあとミュンヘンへ出発です。