熟年夫婦あせって旅に出る

年金が確実に減額される世代。退職してから旅行と思っていたけれど、どうなるかわからない将来より、今、健康のうちに楽しもうと思ったシニア夫婦の海外ツアーやフリー旅の記憶です。記録しないとすぐ忘れちゃう!

イタリア旅行6 -ベニス編ー

 

もう、今日でイタリアともお別れ、最終日はベニス!

今日もピーカン!乾燥した空気といい、暑ささえしのげれば過ごしやすい!

住んでもいい!

 

と思う間もなく特急列車でベニスに出発です。
ゴンドラに乗るのぉ~!
ベネチアングラスのお猪口買うのぉ~!

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着きました!ベニスです。数々の映画の舞台にもなったベニス。
数週間前にみた「ツーリスト」という映画が蘇ります。
どこから見てもアンジョリーナ・ジョリーではないけれど、気分はアンジョリーナ
ショートヘアを無理にかき上げ、空を仰ぐと、鼻まで高くなった気分♪

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ランチです。フライとサラダ。
イタリアの野菜は新鮮です。温暖な地域は食べ物がおいしいですわ。
今回はなかなかいけます。

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メインはイカスミのパスタ。なかなかいけます。ペロッと平らげるぅ!

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なんだっけ?これ?思い出せない。ということは、可もなく不可もなく・・・

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ランチの後は、観光に出発です。
そんなにまで太陽に飢えているのかと、暑さにもめげず屋外でお茶する観光客に感心したサン・マルコ広場

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そして、念願のゴンドラ!
25年前に来たときは、待ち時間なんてなかったのに。
中国の方々とゴンドラ待ちしました。


乗った!


振り返った!


すごい!数珠つなぎ!
水面下にレールでも敷いてあるのか!と思うくらい等間隔の数珠つなぎ!
雑誌やパンフレットには、そりゃ素敵なイタリア人のカップルがゴンドラに乗っている写真が写ってるけど、カメラを向けると中国・韓国・台湾・日本のどれかのアジア系ばかり。せっかくのベニスも日本のどっかのテーマパークに見える!
絵になんないじゃーん!

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あっ!
ちょっとステキ。
なんて、足がまっすぐなの!やっぱり絵になる。

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見つけたお美しい二人
サングラスしててもその輝きがわかるわぁ。
同乗していたアジア人のほとんど全員がお二人の写真を撮ってました。
女性の方はちょっと迷惑そうですが、男性はそれほどでも。

そりゃ、こんな美女連れてるんですもの!鼻高々ですよねぇ。
わたしたち下々のものには、同じ人間には思えないぐらい神々しいですわ。

ヨーロッパに来ると、いつもアジア人の顔の大きさにびっくりさせられます。
イタリア人や西洋人を見まくった後、ホテルの洗面所の自分の顔を見るとその大きさにめまいが・・・!

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ゴンドラを楽しんだ後は、サンマルコ寺院へ。
小さなモザイク画像がすごい。こういう細かい技術を持ってる人って世界中にいるのね。と改めて感心する。

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お決まりのコースのベネチアングラス工房を訪ねて、そこでトイレだけ借りたらとっとと外の土産物屋へ。
パチもんかもしれないけど、日本語で巧みに商売する工房の商品と違ってリーズナブル。普段使いのお猪口が欲しかったので、ベネチアングラスっぽいお猪口をこちらで購入しました。
他に娘のお土産のピアスや自分用のネックレスも。
買い物すると気分が晴れるわ!

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買い物のあとは、ベニスともさよなら。インスタンブール経由で関空です。
あっという間に一週間が過ぎてしまったイタリア旅行もおしまい。
お天気に恵まれてほんとよかったです。
また、来たい!
イタリアは、食べる、買う、見る、が楽しめます。
食べ物は美味しいし、革製品は安いし、洋服などの生地もよいし、センスもいい。
遺跡やイケメンは見れるし、色の合わせ方など、ファッションセンスに学ぶところも多い。
観光客に慣れてるせいもあるけど、お店の人も愛想がいいです。
それに、アングロサクソン系じゃないので圧倒されない身長も、日本人にはうれしいところです。
夏でも日本のようなべたべたした湿気はなく、建物の中は涼しくすごしやすいのも気持ちいい。

ナポリなど南の地方の一部では、経済状態もよくないことから治安を心配される方もいらっしゃいますが、観光地はそここそが収入源なので、とてもきれいに整備されています。観光地ではないところは、橋の下にごみが放置されていたりという風景はあります。夜の一人歩きはしない、暗いところへは行かないなど、緊張した気持ちを持つことは必要ですが、それは、どこの国に行くにも同じです。

パック旅行であろうと、フリー旅であろうと、日本から出てみる。それだけで、地球上に多くの人種がいること、それぞれの文化があり、それぞれの国の言い分があり、その多様性をお互いに知ることで平和が成り立つんだということがよくわかります。

というわけで、また外国にいくぞぉ!

そして、いつか、またイタリアに行く!

絶対に行く!

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さぁ、次の国へ行ってみよう!

★イタリアのトイレ事情★
イタリア・フランスもそうだったのですが、トイレに便座がない!
ホテルや日本人が連れていかれるショップは別にして、レストラン(高級なレストランはわかりません)には、レストランには便座がなかったです。
ので、わたしはスクワットで頑張りました!
太ももプルプルです!( ゚Д゚)
荷物を置く場所もないトイレでは、バッグを首にかけたりと、もー大変!
手荷物は少なくトイレに入りることをおすすめします。


イタリアでの笑える思い出
フィレンツェでの自由時間、暑い中を歩いてのどもカラッカラ!
足も痛いしどこかで休憩しようと入ったのが、分かりやすいデパート。
上の方にカフェがあるとガイドさんから聞いていたので、そのカフェ目指して直行!
カフェに入って椅子に座ったはいいけど、オーダーを取りに来てくれない。
どうやら自分で注文にしに行くみたいな感じ。
ダンナに行かせるべく、メニューを必死で読もうと試みるけど、イタリア語なので分からない。
唯一読めたのがLatte(ラテ)。
これはきっとカフェ・ラテのことに違いない!
ダンナも一人で心もとないようなので、一緒に注文しにカウンターまで行き、Latteを指さし、「アイス・ラテ!」と注文。

もって来てくれたのは、ホットミルク!
えぇ~~~!?
のどカラッカラ!やなのに・・・!( ゚Д゚)
これは、何かの間違いに違いない!
アイスが通じないのは、仕方がないとして牛乳だけのはずがないと、そこにコーヒーが沈んでいないかとスプーンでかき回してみたけど、茶色は出てこない・・・!
あきらめて、汗が噴き出るくらい暑いのに、暑いホットミルクをいただきました。
ちなみにイタリア語でラテは牛乳という意味なんだそうです。
アイスは通じなかったけど、ラテは通じたのですね。