中国・西安旅行3
兵馬俑へ
もう最終日!
今日は一日、兵馬俑観光です。
いよいよ漫画キングダムの世界へ!
と、まずは朝食!
グランドパーク西安ホテルの朝食は種類が多いので満足です。
日本風の寿司もどきと卵焼きもどきもあります。
食べませんでしたけど・・・。
今日の予定!
■西安東郊外観光
■昼食後、西安市内観光
【空海ゆかりの寺・第0番札所青龍寺(空海記念碑・恵果空海記念像を見学】
◇夕食は、麻婆豆腐など四川料理
バスに乗って約1時間で兵馬俑だそうです。
この辺り、5年前までは小麦畑だったそう。
バブってます。
車中ではガイドさんが現在の中国での生活を話してくれます。
息子さんはパイロットに無事になりましたが、学校は大変だったそうです。
中国では公然のワイロ社会。
先生には日本で買った中華というたばこを2カートン贈ったそうです。
みんなやっているから、やらないと大変だそうです。
少し前まで中国人は、日本人の女性と結婚して、自由の国アメリカに住んで、中国料理を食べて、ドイツ車に乗るというのが理想だったそうです。
今は、日本人の女性と結婚して、安全な日本に住んで、中華料理を食べて、レクサスに乗るんだそうです。
とバスで一時間、降りるといきなり漫画の政とは違うおじさんの始皇帝像が・・・!
分かってはいたが、イメージとは違う・・・!
顔が長い!
5頭身!
肩がない!
まぁ、現実は違うと分かってはいたことです。
どどーんと、秦始皇帝兵馬俑博物館の入り口。
広すぎて写真に納まりません。
USJ並みのゲートです。
しばらく歩くとドーム型の1号館に到着!
おぉ・・・!これがTVでよく見た兵馬俑!
約8000体あるそうです。
キングダムの信はこんな部隊を指揮していたのでしょうか。
身長は175cmから180cm、漢人は身長が高かったとのこと。
中には190cmぐらいの人もいるとのこと。
漫画に出てくる将軍も大きく描かれていたけど、嘘じゃないんだぁ。
一人一人顔が違います。
これら一斉に動き出すのが映画ハムナプトラ3です。
テレビで何度か見ていたせいか、スケールにそんなにビックリする感じはありませんでした。
それよりか一人一人をどうやって作ったのかの方が気になるぅ~!
一人一人をスケッチしたのかしら?
それとも架空の人物たち?こんなにたくさん?
当時の公共工事ですね。きっと。
国民も仕事があるし、職人目指した頑張った人もいるでしょうし、食べ物屋も繁盛して、この地域は兵馬俑のお陰で潤ったのではないでしょうか。
後ろの土の中にはまだまだ兵隊や馬が埋まってます。
掘り出して、修復して、まだ100年かかるとのこと。
まるで中国のサクラダファミリア!
ここの修復職人は100年は失業しません。
ちなみに修復職人の血液型はA型が一番多かったそうです。
O型は飽きて途中でどこかへ行ってしまう人が多いそうです。
縛られて、ラップでまかれてバラバラにならないように修復中。
馬は重いので崩れないよう工夫されてます。
昔のイケメンだそう。
国顔(四角い顔)で、一重、センター分け、身長180cm。
男前の条件だそう。
今見てもイケメンだと思います。
顔が小さいです。
偉い人が乗っていた亀形の馬車。
亀は長生きということで、こんな形に・・・。
本当は色鮮やかな色彩があったそうな。
掘り出して空気に触れることで色は飛んでしまいます。
今はなんとか色を定着させるため、色々と研究されているようです。
広い兵馬俑です。
兵馬俑には1から3号俑坑をゆっくり見学したらお昼ごはんです!
お昼ご飯場所まで歩きます。広いし、人もそんなに多くないの出歩きやすい。
しばらく歩くと右側がハーゲンダッツ、左がスタバ。
マクドやケンタッキーも兵馬俑の中にあります。
こんな光景、数年前の中国には考えられなかったでしょうね。
この生活を知った国民は、もうあの時代には戻れないでしょうねぇ。
テーマパークですね。
八角の香りが漂う店並び。
兵馬俑から5分ぐらい歩いてレストランへ到着!
入り口を入ると、兵馬俑を発見したというおじさんが、本を購入した方にサインをサービス。
発見したご褒美は自転車だったそう。
えっ?それだけ?ってビックリ!
土地も国のものなので、取り上げられちゃいましたとさ。
今はこうしてサインをして本の売り上げに貢献!
日本に生まれてよかった・・・!
お店の中には小物や茶器が売られています。
青龍寺
ここは日本?と言われても不思議でない風景。
空海記念碑。
球は四国四県を現すとかなんとか・・・、忘れてしまった。
記念堂の中では御朱印帳が売られています。
青龍寺は四国八十八箇所のゼロ番地にあたるそうで、朱印帳を持っている方は立派な大きな判子を押してもらっていました。
青龍寺で観光はおしまい!
今日もよく歩いてクタクタです。
最終日のレストランは青龍寺の近くです。
個室のレストランでスタッフは可愛い女の子。
途中経過・・・中華はお皿が時間差でやってくるので綺麗な状態の写真は難しいです。
麻婆豆腐が今回の売りだったのですが・・・、この独特の酸味のある豆腐はちょっと・・・。
それぞれ好みがあるでしょうが、皆さん箸は進まないようです。
野菜類は美味しいです。
食事の後は、お土産用のお茶やナッツの説明を一生懸命してくれます。
なごみます~
夕食の後はホテルへ。
もうクタクタです。
西安に来たらマッサージを受けようと決めていたので、ツアー終了後、熟年夫婦は恐る恐る地下鉄に乗って夜のマッサージ屋さんへ。
地下鉄は、30円ぐらい。安い!
鐘楼駅の近くにあるアップルストアがあるビルののマッサージ屋へ。
あらかじめ”マッサージを受けたい”とかの中国語をプリントして指さし会話!
メニューを説明させるもよく分からず「OK!OK!」
私には男性が、ダンナには女性が担当となりました。
2人仲良く並んで100分コース6000円/1人に決まりました。
足湯付きだったので高かったです。
そして担当の女性と男性がやってきました。
女性の服装にビックリ!
Fカップ、胸の谷間を強調し、ふくらみが半分見える襟ぐりの広い白いTシャツに黒のスーツ、それに太ももぎりぎりの超ミニスカート、座ったらパンツ丸見え!
10cmヒールのその女性がダンナにがバッとまたがって施術!
AVか・・・!と思いました。
その服装ではやりにくいやろう・・・と思うのですが。
途中で4回、思いっきり「ふぁ~っ!」と大あくびをしながらの施術。
終わったあと、ダンナにどうやった?って聞いたら、
「ふわふわしてたから多分、胸が当たってた・・・」
「よかったやん・・・!」
足湯しながらのマッサージは全身が温まり、足の疲れもコリもほぐれ満足。
ダンナは女性のあくびと顔が気に入らないと・・・。
よー言うわ。
嘘つき!
そんなこともありながら西安ツアーも終わり、再び西安航空で関空へ。
顔認証システムなので出国とかスムーズなんですが、荷物チェックが多いのですよねぇ。
これも人口が多い分、職が必要なのかこんなとこに人はいらんやろ!?って思うところにまで、監視員が配置されてます。
アナログ的なところは人が無駄に多いです。
機内食はお粥。
関空に無事到着!
さっそくスシローへ注文入れて、今夜は寿司。
旅行に行った後のスシローの寿司はとても美味しい!
今回は、中国のすごさを体感する旅行と言っていいかも。
兵馬俑の印象より、西安を田舎の砂漠の中の町と勝手に想像していたので、そのギャップに驚かせられました。
TVやインターネットではやはり伝わりません。
中国のグレートな発展が・・・!
バブルやなんだかんだと、中国の発展がどこかでこければ・・・と願うこともあるでしょうが、こんなに勢いのある国はそれをも乗り越えるんだろうと思います。
兵馬俑、高層マンション群、車、道路、そして人の数、すべてがビッグでグレート!
まだまだ発展し、いずれ世界トップの経済力を持つのでしょう。
それだけのインフラも人材もあります。
日本のおばちゃんに負けないほど元気なおばちゃんが、日本の10倍はおるんです。
近未来の中国に絶対に行ってみたいです!
中国・西安旅行2
三蔵法師ゆかりの興教寺へ
グランパークホテル西安の二日目の朝!
曇っているのかPM2.5なのか・・・?
朝起きて見ても、やっぱり大都会!
西安の人口は約900万!
今日の予定!
[世界遺産]シルクロードとして登録されている5カ所を観光
【三蔵法師ゆかりの大雁塔(塔へ上ります)、小雁塔、興教寺、
唐代の宮殿跡・唐長安城大明宮遺跡、漢代の宮殿跡・漢長安城未央宮遺跡、シルクロード起点群像、西の城門散策】
◇昼食は、西安名物のビャンビャン麺と飲茶料理。
◇夕食は、老舗「徳發長」にて餃子宴を
その後、鐘楼のライトアップ見学
集合前に朝食です!
中華、西洋、和風もどきと色々のビュッフェ形式。
少しずついただきます。
野菜料理の醤油味が気に入りました。
オレンジジュースは濃縮ではなく粉ですね。
ヨーグルトは飲むヨーグルトでした。
小さなストローを取ってくるのを忘れずに。
バスに乗り込んで田舎の方へと向かいます。
駐車場がまったく足りていないので、あちこちで歩道駐車。
社会問題になっているそうです。
田舎のほうに近づくと、周囲の建物も低くなってきました。
興教寺
バスに乗って約30分。三蔵法師の遺骨が保存されている興教寺へ到着!
この辺りまでくるとPM2.5もましです。
青空がきれい!
お骨があるという舎利塔。
朝が早かったので観光客もまだのようで、とても静かです。
金ぴかの三蔵法師。優しそうなお顔です。
三蔵法師と言えば、孫悟空に猪八戒と連想しますが、中国でのダントツ人気は猪八戒だそう。
孫悟空は落ち着きのない冒険野郎のイメージ、女性には家庭的な猪八戒が好まれるそうです。
大きく同意!
ブタでもイノシシでもいいのです!
子煩悩でよく働いて稼ぐ男性!
世界共通でモテます!
お寺の中をさくっと散策。
鮮やかさが中国!って感じ!日本のお寺とは違うわぁ。
中国の方はこういう色彩感覚の中で育つので、真っ赤も普段使いなのねぇ。
色からパワーを感じるのでした。
三蔵法師とその弟子たちが、シルクロードの発展に貢献したということで、興教寺は世界文化遺産です。
大雁寺へ
今日のハイライトになる大雁寺へ向けて、バスへ!
14名なので、座席は二人で1席のゆったり移動です。
ドライバーの帳さんがとても丁寧な方で、乗降のさいには必ず手助けしてくれます。
足の不自由な方もいらっしゃったので、たいへん感謝しておられました。
田舎から都会へ戻ります。
都会になるにつれ、周囲はは50階建て以上のマンション!マンション!
上海、北京は現在1㎡100万円、西安は1㎡30万円だそう。
西安も100万円になるとガイドさん。
銀行に預けれるより値上がりするので、マンションがバカ売れだそうです。
習近平政権である限り、銀行は政府の銀行なのでつぶさないと。
不動産屋は銀行がつぶれない限り大丈夫だと。
あと8年はもつだろうとのこと。
いやぁ、バブル!バブル!バブル!ですよ!
ので、ガイドさんの自慢の一人息子23歳も最近30年ローンで148㎡のマンションを購入したそうです。
まだ、独身です。
でも、男性はマンションを持たないと結婚できなんだそう。
結婚したら女性が車を買うそうです。
なんだかすごい世界だ!
買ったマンションの広さにもビックリ!
バスを降りると目の前はマンション群!
最上階の屋根の下はペントハウスだそう!
うーん、チャイナ~♪ってデザインで楽しい!
大きな広場には大きなスタバ!
広場には三蔵法師の像と遠くに大雁塔が・・・!
歩きます!歩きます!
世界遺産 大慈恩寺
三蔵法師がインドから持ち帰った経典を翻訳した場所だそうです。
大慈恩寺の中に大雁塔があります。
経典を保存した場所だそうです。
登りますよぉ~!
かなりきついので、足腰の弱い方、マンションの10階まで登る自信のない方はお勧めしません。
薄暗い階段を黙ってひたすら登ります。
階段は徐々に狭くなります。
最上階に到着すると東西南北の景色が壮観!
レゴタウンのようなマンション群
ドドーン!と中心部へまっすぐな道!
ここがニューヨーク!と言われても驚かない。
東西南北の写真を撮ったら、速攻降ります。
でないと、次から次へとたくさんの人が登ってきますので、狭い最上階でゆっくり景色を堪能できる雰囲気ではありません。
すばやく降りたら綺麗な千手観音を堪能。
きっと、明日は足がガクガクなんだろうなぁ・・・と思いつつランチに向かいます!
西安の信号。分かりやすい目線の高さにあります。
お昼は西安名物のビャンビャン麺!
海鮮が美味しいというレストランです。
お店に入るとたくさんの水槽がありました。
魚を購入して料理してもらうというシステムのようです。
こんな魚も・・・。どうみてもサンショウウオに見えるのですが・・・。
養殖のワァワァ魚というそう。
料理される時、わぁーわぁー泣くそうなんです。
中国人はなんでも食べるとガイドさん。
広いお店の中。まだ昼食には早いのかあまり人がいません。
次々にお皿がやってくるので、いつも途中経過の写真になります。
名物というビャンビャン麺は、想像と全然違いました。
水で薄めたようなお汁にシッカリ麺が浸かってるという感じ。
麺自体も味がなく、うーん・・・・。ということで皆さん箸が進まないようです。
小雁塔
昼食の後は小雁塔を見学。
三蔵法師が経典などを保存したそうです。
こちらは、さらっと・・・・
見た!
で次へ。
お次は陝西省美術博物館へ。
吹き抜けが素敵な美術館。
こちらでは、ホテルマンのようなスマートな男性に、日本語で水墨画を解説していただけます。
いい感じな雰囲気にぼーっとしてたら、別室へ。
そこで翡翠についての一通りの説明からはじまり、カラーの3つの器を紹介されました。
習近平と一帯一路がうんぬん・・・とかで、器が特別価格でとか・・・。
なんと、美術館員がセールスマンに変身!
ヒスイの色違いのお茶碗が三つで25万とか・・・。
ふと、後ろを見るとすでに3,4人のセールスマンとセールスウーマンがスタンバっているではありませんか!
美術館でもセールスとは・・!
意外性にカウンターパンチ!って感じで楽しめました♪
いやぁ、中国ってやっぱ楽しい!
さて、セールスから逃れた後は、シルクロードの起点となる安定門へ。
安定門
どどーん!
漫画キングダムの戦闘シーンが蘇ります!
政も信もおらんけど・・・。
この門を通ってトルコのイスタンブールまで7000キロのシルクロードへ出発です。
ここでは、17%の税金を徴収していたそうです。
門の前には三国志で有名な赤兎馬(せきとば)。
血のような汗を流して走る名馬だそう。
当時、北方民族はいい馬を持っていて、戦いに負けてばかりいたそうです。
で、いい馬を求めて陶磁器や絹織物と交換したのがシルクロードの始まりだそうです。
さかさまに読むと「道路苦しい」。
たいへん過酷な旅だったそうで、たくさんの死人が出たそうです。
荷物も人も運ぶ馬にとっても、過酷だったんでしょうね。
想像すると悲しくなるのでやめとこ。
安定門の塀の上は幅広く、端っこが見えないくらい長い塀です。
スケールが半端ないです。
安定門から出発したシルクロード隊列はこんな感じだったそう。
お次は、漢長安城跡地。
これから整備されてどでかいものが出来るそうです。
きっと、どでかい何かが出来るのでしょう。
ここまでバスを降りてから、かなり歩いてます。
今回のツアーは、バスでの移動時間が少なくてバスの中で休憩出来ません。
歩きますよぉ~♪
もうすでに足がしびれてます。
疲れた~♪
お次はバス移動で唐大明宮国家遺址公園を見学。
唐の時代の丹鳳門を復元させているそうです。
これから建設する予定のもの。
こちらは外からの見学のみ。
写真を撮って次へ。
西安の中心、鐘楼まで戻って来ました!
やっと夕食です。
ほんとはまだ夕食には早いけど、もう歩き疲れましたぁ!
夕食は「徳發長」にて餃子宴!
ワクワク!どんな餃子!?
相変わらず野菜が美味しいです。
麺とご飯は正直にいいます。
イマイチです。
わたしだけはなく、皆さん同じ思いだと思います。
残った量で判断。
たぶん、あと10万は高い「阪神フレンドリーツアー」なんかに参加すると美味しいものが食べられます。
いつもそのツアーを利用する同僚に食事の写真を見せてもらって、あまりの違いにビックリしたのを思い出しました。
ここは期待しないで餃子を待ちます!
待つこと数分!
次から次へと餃子がやってきました!
かなりの種類が次々にやってきます!
正直に言います。
餃子の皮が分厚すぎて、皮の小麦粉の味ばかり・・・。
それも粉っぽい。
具の味は・・・
分かりません。
どの種類も同じ感じ。
みなさん、同じ思いのようです。
まっ、こんなもんですね。
夕食を食べて外にでると、
あら、夜景がきれい!
鐘楼のライトアップも綺麗です。
ライトアップされた西安の町中を楽しみながらホテルに戻りました。
あ~、疲れたぁ!
歩いたぁ!
明日は、マッサージに絶対に行きたい!
と心に決めて、ホテル近くのスーパーでアサヒビールロング7元(安い!)を2本仕入れ、ホテルから夜景を眺めながら乾杯です!
明日はいよいよ兵馬俑!
政に会えるかも!
中国・西安旅行1
関空から西安へ
一年以上ぶりの海外旅行!
待っていました!この時を!
今回はたってのダンナの希望で兵馬俑を見るために西安へ。
現地ガイド付きの一番安いツアーを探したら、またもやクラブツーリズム。
ほんと、お世話になってます。
3月出発59800円の3泊4日。
『関西空港から直行便で行く!世界遺産の古都西安4日間』コース情報:南の城門まで徒歩5分「グランド・パーク・ホテル」に連泊!
中国に関しては、まったく興味のなかったわたしも、秦の始皇帝をマンガ「キングダム」で勉強してからはワクワク感がアップ!
政に会いに行くぞ~!!
顔認証システムが導入されて、出国もスムーズな関空。
久しぶりの海外旅行に気分は最高潮です!
関空→西安 直行便の四川航空。エアバスA320。
チャイナドレスのCAさんかしら?とワクワク!
噂のチャイナドレスのCAさんではありませんでした。
だんなはちょっとがっくり。でも、赤いスーツに赤い口紅の綺麗なCAさんにご満悦のご様子。
モニターは座席にはありません。
天井からのモニタに中国語の映画が流れています。
ほぼ満席、ほとんどが中国の方々。
ほとんどの皆さんが「白い恋人」の紙袋を持っています。
そう、関空でも買える「白い恋人」なのでした。
飛び立ってすぐにランチです。
ごはんの左右に和風味と中華味のおかず。美味しいです!
期待していなかったので、これはラッキー!
トイレはビジネスクラス用に2つ、とエコノミー用に2つですが、当然ビジネスクラスのトイレは使えません。
ので、すれ違いができない狭い通路に食事のあとはずらーっと並ぶことに・・・。
座席にモニタがないのが寂しいけど、ダウンロードした映画をiPhoneで楽しんで、約5時間のフライトを耐えます。
着いたー!西安咸陽国際空港!
顔が映るピカピカの床!
広~い!ピッカピカ!
顔認証に指十本の指紋も採取されて入国!
空港を振り返ります。
第5ターミナルまで建設中とのこと。
デカすぎて写真に納まりません!
関空がしょぼく感じますぅ~。(´・ω・`)
現地ガイドの炉さんと合流して、すぐに空港近くのレストランで夕食。
家族連れ、友達同士、夫婦など、後期高齢者とシニアグループの総勢14名のツアーです。
野菜炒めなどは美味しいですが、麻婆豆腐は臭豆腐のような酸っぱさが・・・
日本ではなかなか味わえないかも。
バスは1時間ほどかけて西安の中心街へ。
ビルが、ビルが、ニョキニョキ!
すご~い!香港みたいな50階建て以上のマンション群!
大都会じゃん!
甘く見てました!西安がこんなに大都会なんて・・・!
砂漠の中の古い町だと思ってました。
失礼しました。<(_ _)>
西安の城壁の中の町です。道路が広い!
ネオンがとてもきらびやか!
西安でお世話になる元全日空ホテルだったグランドパークホテルに到着!
いい感じです!
部屋から窓の外をみると、ちょうど南門が見える部屋!
めっちゃ綺麗!
部屋も古さはあるけど、きちんと清掃されてるかんじでよいです。
設備は一通りあります。スリッパもドライヤーもあります。
コンドームも・・・。
荷物を置いたらすぐに街へ!
ホテルを出て右側の通り、南門の南側の大きな通り沿いにはグッチなどが入ったブランドビル。
地下にはスーパーマーケットもあります。
また、デパートやショッピングモール、銀行が並んでいます。
それにしても、大都会やぁ!
クリスタルキングの「大都会」あ~あぁ~♪
が頭の中で流れ出すぅ~♪
広い歩道の20mおきぐらいで、広場ダンス!
大音響のスピーカーのゆったりした曲に合わせて、シニアの方々が踊ってます!
元気なおばちゃんたちは、周囲の人なんて気にしません!
今度は南門の方へ歩いてみました。
春節の名残がまだまだ残っていてきらびやか!
赤がきれいな南門!
電気代かかるやろなぁ・・・すごいなぁ~と思いながら歩きます。
大きな竜がかっこいい南門!
でかい!長い!
この日は西安の都会さ人と車の多さに圧倒されて終わりました!
いやぁ、来てみないと分からないものです。
人々の熱気も感じます。洋服のセンスもいい感じです。
やっぱり赤を着ている方をちらほら見かけます。
それも眼を射抜くような強烈な赤!
街はきれいです。ゴミなんて落ちてません。
オレンジのジャケットを着た清掃員があちこちで掃除をしています。
痰を吐いてるおっさんもおりません!
ただ、空気はきちゃないです。
PM2.5をモロに感じてしまいました。
ゴホッ・・・!
ホテルに戻ってホテルのATMから元を出金。
明日からの観光が楽しみです!
スーパーで買ったビールとポテチ、窓からの夜景を見ながら西安に乾杯!
香港旅行 -弾丸1泊二日の香港エクスプレスー
熟年夫婦と息子と娘の香港1泊だけ
我が家ではネコを飼っています。
これまでの旅行中、留守番を頼んでいた息子にネコの面倒を見てもらっていました。
娘はオーストラリアへ留学中で、彼女は友達同士であちこちと旅行しております。
息子だけが日本でじーっと、ネコと過ごす日々。
その息子の就職も決まり、ついに旅立ちが決定!
何と嬉しいこと!
お祝いをしよう!
お祝いついでに海外旅行へ行ったことのない息子と海外旅行へ行こう!
大学院の夏休みの間、オーストラリアから帰って来て、我が家で居候している娘にネコとの留守番を頼んでみた。
ネコにちょっかい出しすぎて、ネコに嫌われている娘は「わたしも行く!」と言い出した。
愛しいネコをひとりにして2晩過ごさせるのは、心が痛い!
なので、決まった先が1泊で帰って来られておいしいものが食べられる香港!
4人も行くとなると旅費も高くつくし、なるだけ予算をケチろうと選んだのが香港エクスプレス!
香港まで片道7000円弱で行けるじゃーん!
4人ともにリュックにして、当然、荷物は預けない!
それでも
運賃¥54,640
手数料および諸税¥28,160
予約料¥5,440
合計¥88,240(4人分)
LCCでも手数料や関空の設備料で結構高くつくのね。
旅行会社の1泊2日のツアーがあれば断然その方が安いと思うけど、残念ながらそんなフリーツアーはありません。
2泊3日からの香港ツアーなら多数あります。
でも、2晩もネコを一人にしておけないし、ペットホテルなんてのも無理!
そこで、価格を重視に今回の旅行プランを立てます。
ホテルは寝るだけだからとケチってComfort Guest House E を予約。
インド人の両替商がたくさん入っている重慶大廈(チョンキンマンション)のホテル。
尖沙咀(チムチャッチョイ)にあります。
いやぁ、あのカオスのようなアパートメントにホテルがあるとは知らなった。
安いし面白そうだしと予約。
ツインルーム2部屋で¥17,000
家族4人で1泊2日香港一人約¥20,000のツアーができあがりです!
日本の国内旅行より安いぞ!
さて、そんな家族4人での初めての海外旅行です。
たぶん、もう二度とこういう機会はないかもしれないので記録しておくことにしました。
初めての香港エクスプレス!
LCCができてからというもの、安く海外旅行ができるので、より身近になりました。
思ったより座席は窮屈ではありません。
身長が180cm以上の方はちょっとつらいかも・・・。
リクライニングの角度は浅めです。
香港まで約4時間ですので、その間でしたらそんなにリクライニングしなくても大丈夫かも。
4時間はKindleで読書、もしくはAmazon Primeでダウンロードしたドラマを見て過ごしました。
夢中になって見ていた「Gossip girl」のドラマをiPhoneに入れていたので、3本軽くみている間にもう香港です!
香港から中心部まで23分で着くというエアポートエクスプレスに乗ります。
チケットはちょっと高いけど、ここは節約しません!レーザー光線が飛びまくる夜景のショー、シンフォニー・オブ・ライツに間に合わない!
エアポートエクスプレスに乗るためにカウンターでチケット購入!
チケットブースでグループチケットを購入するとお得です。
すっかすっかで静かで快適です。
急げー!
地下鉄(MTR)に乗って尖沙咀駅まで急ぎます!
シンフォニー・オブ・ライツに間に合うか!?
間に合わんかった・・・!
レーザーショーは終わったところやった・・・!
関空からここまで、テンション高めの両親を冷めた眼で見ていた息子や娘も、香港の夜景には満足そうです。
な、気がします。
何も話さないので、分からんが・・・。
「わぁ!すごい!」とか「めっちゃ、綺麗やん!」とか感嘆符が出るような言葉が聞かれないのが寂しいが・・・。
せっかくの家族旅行、一人一人が盛り上げんかい!と思うのは無理な話なのね。
ので、「すごーい!、こんな高いビル群、日本では見られへん!」
と一人はしゃいでみるのでした。
5年前に来た時よりか夜景を見る遊歩道は整備され、横のビルではプロジェクトマッピングのショーも始まりました。
さすが、香港!竜がクリスマスを祝う内容です。
しかし、12月の香港は寒かった・・・!
例年にない寒気が来ているのだとか・・・。
日本の12月の服装でちょうどよい感じでした。
特に夜はダウンが必要です。
薄めのジャケットだったので寒かった~!
夜景も堪能したので、夜ご飯へ!
美味しいものを食べるのが一番の目的!
台湾が本店だけど、香港にもある小籠包がおいしい鼎泰豐 (ディンタイフォン)へ。
オーストラリアでも行きましたが、ここの小籠包は癖になるのです。
ここなら何度も食べてるし間違いないしです。
初海外旅行の息子に気を使って、外れなしのレストランを選びました。
小籠包食べて満足!
しかし・・・、静かなわたしたちのテーブル。
次々にやってくる料理を平らげると娘と息子はスマホをいじりだします。
話してるのはダンナとわたしの二人のみ。
家なら、夕食がすむとすぐに個々の場所へ散らばる子供たちです。
散らばる場所もないのでその場でスマホ。
もっと、旅を楽しめるよう「すごーく、おいしい!」とか「こんなん初めて食べたとか!」なんとか言わんかいな・・・。
ダンナとわたしが気を使って「どう?おいしい?」と聞くが「うん」のみ。
気を遣うわぁ・・・!(*´Д`)
いつもの食卓が香港に移動しただけ。
あかん・・・!疲れる。
ダンナと二人の旅の時はお互いに、この旅を楽しくしようと少なくともさり気なく気遣います。
不満はあっても、不満ばかり言っていたらその旅自体もつまらなくなるからです。
子供たちも友人同士で行くならはしゃぐのだろうけど・・・。
1泊でよかった・・・と。
デザートは香港のあちこちで目に付くマンゴーアイスの専門店、許留山でマンゴーアイスをいただきます。
寒いけど、ここのマンゴーデザートはおいしいから欠かせない!
震えながら食べました。
子供たちも不満が聞こえないということは、美味しかったのでしょう。
あ~、何かしゃべってよぉ~!
とりあえず、ここでも楽しませようと色々話しかけてみるのですが、子供たちのテンションは上がらず。
まぁ、いつもワイワイという家庭ではないから、外国に来た!というぐらいでは無理か・・・とあきらめモード。
さて、ホテルへのチェックイン!
重慶大廈(チョンキンマンション)に宿泊
重慶大廈(チョンキンマンション)のホテルってバックパッカーの聖地みたいなところらしいです。
複数のエレベーターがあって、対応する部屋のエレベーターに乗らないといけません。同じ階だからと乗っても連絡はできていません。
そのエレベーター待ちがすんごい人。
数十分待ってやっとホテルいえ、ゲストハウスのフロントに利用されている部屋に到着。
インド人っぽい人が「なんちゃら、なんちゃらOK?」とか言ってるけど、よー分からんけど、「OK!」
どうやら1Fまで降りてそこからまた数十分待って、別のエレベーターに乗り込んでゲストハウスに到着です。
部屋はコンパクトでツインルーム。
L字型にベッドが置かれてます。
まぁ、一泊だけだからいいんじゃないの?っていう感じです。
面白かったのが、トイレとシャワー。
トイレの便座の上にシャワーがある。
どう考えてもトイレはビショビショ。
へぇ、水回り工事の節約なんだぁ・・・って思いました。
しかし・・・洗い場はトイレの前面部分だけなので非常に狭い!
まぁ、一泊だけだし・・・。
ふと、娘を見ると超膨れ面!
「せっかくの家族旅行なのになんでこんなとこなん?
今まで泊まった中でも最低やわ!」
うっそー!どこが・・・!?
コンパクトで清潔な感じじゃーん。
と思ったのだけど、娘にとってはバックパッカー用のこのゲストハウスじゃなく、少なくとも大きなフロントのあるホテルに泊まりたかったようです。
家族旅行なら両親がそこそこのお金を出すと思ったのでしょう。
あまいぞ娘!
8時間しかいない部屋にたくさんのお金は出さんぞ。
いいホテルへ泊まりたければ自分のお金で行くのよ。フンッ!
と、ふてくされた娘。
どんな小さな部屋でも寝てしまえば分からん。
黄大仙で占い、北京ダック
朝ぁ~!さぁ、もう今日で香港はラスト!
お粥食べにいくぞ!
尖沙咀(チムチャッチョイ)にあるマンゴープリンで有名な「糖朝」へ。
さんざん迷ったあげくにやっと到着!
鶏肉とピータンのお粥を選択。
美味しぃわぁ!
豚肉の塩味がちょうどトロトロになったお粥と絡み合っていい味にいい味だしてます。
ピータンもおいしい!
朝からたくさんの方が、お粥を食べにいらしてます。
さて、ゆっくりとしている暇はありません。
と、言っても子供たちもしゃべらないしで静かなテーブルです。
食べ終わったら手持無沙汰でして・・・、ケータイを見るしかない・・・。
次、行こう!
娘の希望で占いができるという黄大仙(ウォンタイシン)へ。
地下鉄MTRの黄大仙駅まで約20分ぐらいかな。
人の流れに沿って駅を出ると目の前にどどーんと寺院が見えます。
朝から多くの人が線香をあげたり、お供え物を置いたりとお参りのや観光客の方でごったがえしています。
朱塗りの寺院が高層ビルに囲まれている風景は、ちょっとおもしろいです。
さらっと見学した後は目的の占いへ。
占い師がたくさん集まった占い横丁みたいなところがあります。
英語OKとか日本語OKとか書かれているので、日本語OKを探します。
こういう観光地では多言語を話せた方が、売り上げにもつながるでしょう。
私たちが入ったのは、日本語OKの女性占い師のブース。
日本語OKが数件しかなく、しかも朝から働いているのは彼女だけなんです。
値段は人相と手相とのセットで一人6千円!
高くないかい?
でもここまで来て引き返すのもなんだし・・・で、結局、息子と娘だけ占っていただきました。
なんのことはない、水をたくさん飲みなさい。方角はあっちの方がいい。
おまけに息子は「目が小さい!ほら!見て!小さい!小さい!」と言われて、病院へ行きなさいと・・・。
えー!そんなに悪いのか・・!?とびっくりして日本に帰ってきて眼科に行かせたけど、単に目が小さいだけで機能的には問題なかった。
全く・・・。
まぁ、眼科検診のかわりになったと思えばいいけど。
占ってもらって、少しだけ何かに気を付けようとか、就職が気になる二人の背中を少し押すきっかけになるとか、そういうことなのかと思います。
しかし・・・、二人で1万2千円は高すぎる~!
日本の占いで十分です!
まぁ、これも経験ですね。でも、ほんと商売上手です。
片言の日本語でも、日本語が話せるという看板をあげているので日本人客が来ます。わたしたちの後ろにも4人ほど日本人が待っていました。
英語も話せると看板をあげています。きっと片言の英語なんでしょう。
いやぁ、なかなかやるね。おばちゃん占い師。
眉はまっすぐはダメ!って言ってたけど、わたしゃ、おばちゃんの細字サインペンで描いたような、ぶれている細眉が気になってしかたなかったよ。
さてお次はランチ!
予約していないと席がないという情報から、日本のHISで予約した北京ダックの店へ!
鹿鳴春(尖沙咀)という北京ダックでは老舗の店です。
MTRで尖沙咀まで戻ります。
お店は雑居ビルの中にあります。
看板が目に付くところにないので分かりにくく、通り過ぎてしまいました。
うろうろしてやっと見っけ!
11時30分の予約に15分遅刻。
12時には店内は予約客で満席になっていました。
予約していてよかったぁ~。
さて、この年になって初めての北京ダック。
卵スープも頼みました。
TVでは見たことがあるけど・・・。ワクワク!
おじさんが切っているのがきっと私たちの!
ん・・・、鶏だね。
茶色の皮の部分に甘辛の醤油味っぽい。
これに甘いみそを付けてきゅうりといっしょにいただきます。
この包む皮がかなり分厚くてもさもさ感があります。
すぐにお腹がいっぱいになってしまいました。
結局、4人で丸ごと1羽の北京ダックを完食できませんでした。
北京ダックってこういうものか・・・ってのが経験できてよかったかな。
やっぱ鶏の方がおいしいかな。
さて、これで香港ツアーもおしまい!
あとは空港に向けてダッシュ!
出発までの時間がない!
走る、走る、MTRに乗って、エアポートエクスプレスに乗って、空港に到着!
香港エクスプレスのカウンターが見当たらない!
片言英語で聞くと、ターミナル1だという。ここはターミナル2だよ。
また走る、走る!
カウンターにはすでに搭乗客はいない!
わたしたちが最後か・・・!と思ったら、日本人の家族が滑り込んで来ました!
チェックインの時間にぎりぎり間に合ってよかったぁ。
あとは関空までLCCシートで3時間の我慢です。
ほんと、弾丸香港でしたが1泊で行けるっていえば行ける。
余裕はないけど、「食べる!」ということなら十分です。
近場で外国と活気を感じるのにはちょうどよいかも。
今度は香港の夜景が見えるバーとかに行ってみたいです。
でも、もう子供たちは行かないと思います。
子供たちは、同じ年代の仲間と楽しく行ってくれぇ~!
親は君たちが楽しんでいるのかそうでないのかよくわからんので、気疲れしたよ。
やっぱり熟年夫婦でぶつぶつ思いながらも、お互い気遣いながらの旅行の方がいいです。
香港は気軽に行けるナイスなレストラン街!
いつか熟年夫婦であこがれのペニシュラホテルに泊まって、香港の食を満喫したいと思います。
香港も、また今後行くフォルダに入れておこう!
LCC最高!
インド旅行5 -デリーから関空 ー
アグラからデリーへ
いよいよ最終日!
ふつうは名残惜しくなるんだけど、あの快適なANAのビジネスクラス、しかもフルフラットの座席で寝ながら帰れると思うと、ちょっとワクワクです。
昨日は、朝日のタージマハル、眩しい太陽の中のタージマハル、なんちゃってカフェのタージマハルと、もう十分に堪能しました。
気持ちはデリーへ!
朝はホテルの定番ビュッフェ。
インドに来てからの便秘でお腹はパンパン!
昨夜の生野菜のサラダにもびくともしなく、今朝もコーヒーにオレンジジュースと水分はたっぷりめで様子をみます。
あ~!つらい!
朝食後はデリーへ出発!
アグラからデリーまでは、ホテル経営するお金持ちが作ったという快適な高速道路を利用します。
途中、ドライブインで休憩。
今まで入った中で一番きれいなドライブイン!
さすが!お金持ちが作った高速道路だけある!
このドライブインでインドのカップヌードル・マサラ味とチップスをお土産に購入。
インドではベジタリアン用に緑の四角いマークが入っています。
アイスクリームにも緑のベジタリアンマーク!
お味は・・・、うーん、植物性脂肪のラクトアイスです。
当然ながら乳脂肪は入っていませんので濃くはありません。
約6時間でデリーに到着。
デリーに近づくと高層マンションがぞくぞくと建設中です。
近代的なビルディング群があると思えば、河川敷にはバラックのボロ屋が密集しています。
しかし、こういうところもあと10年もすればきっと変わっているんでしょう。
こういう格差を見ると、国の伸びしろがまだまだあるんだって思います。
ランチです。
夜はバーというか、昼間もバーのような暗い店に入ります。
暗い夜の店の雰囲気の中でランチのタンドリーチキンをいただきます。
相変わらずナンは美味しゅうございます。
インドでのお店はガイドさんが探すんだそうです。
日本人の好みに合わせた店を探してくれているようで、このタンドリーチキンも見た目はインスタ映えしそうにはないですが、美味しかったです。
店はどちらかというとインドの若者が夜に集まりそうなナイトバーという感じでしたが、お味はなかなかです。
紅茶店
ガイドさんからお土産用に紹介された紅茶店へ寄ります。
えっ!?ここ?
って思うくらい、はっきり言って汚い小さい店でした。
フラッと入ってみたいとは思わないお店です。
観光客を連れてくるというスタイルです。
ここで、注文したお茶を受け取ります。
これも話のネタにと石鹸をこちらで購入しました。
いつからおいてあったんだろう?って感じの古い石鹸です。
まぁ、インドですから。ということで良しとするのでした。
フマーユーン廟
ランチの後はフマーユーン廟へ。
タージマハルと同じくこちらもお墓。
真ん中のドームより棟が低いとお墓、高いとモスク!
とガイドさんより教えてもらいました。
タージマハルもフマーユーン廟もよってお墓!
窓の幾何学模様が素敵です。
お墓の中は涼しくて過ごしいい!
細かな彫刻が素晴らしいです。
世界中どこにでも器用な人はいます。
こういうのを見ると、国内でよく言われている日本人は器用という、「日本人は」は、どうかと思うのでした。
笑顔を見せてくれたかわいい女の子。
インドの女性も男性も、ほんとに顔が小さい!
無駄にでかい自分の顔がいやになります。
化粧品はインド人の2倍使わないといけないです。
クトゥブミナール
70メートルの世界最大の高さのある塔をもつモスク。
ドームより塔の方が高いからモスク!
あまりに塔が高いので飛行機の接触事故があったそうな。
と、ガイドさん。
ほんまかいな!?
話し半分に聞いとこ。
ローマの遺跡みたいです。
これくらいの暗さが、観光にはちょうど良い感じ。
昼間は太陽光線がきつすぎるぅ~!
車窓からはインド門を鑑賞
一瞬ですが、バスから鑑賞。
望遠で撮ってます。
バスから見ると親指サイズ!
遠っ!
この後、インドサリーの店に行きました。
特にほしいものもなかったので、トイレ休憩のみ。
同じツアーのおじいさんが娘にと、サリーを買おうとしていたのでみんなでアドバイス。
おじいさんが選んだのは赤とかピンクとかド派手なもの。
絶対にセンスない!って言われるから、それはやめとき!と女性陣が阻止!
日本人の女性の好みそうな淡い色合いを女性陣でおすすめ。
男性は女性用には赤けりゃいいという勘違いが改めさせたかったけど、おじいさんは買う気をそがれたのか、だいぶと迷ったけど購入せずでした。
まぁ、娘さんもあのド派手なサリーをもらって「お父さん、ありがとう!大事に着るわ!」ってのはたぶん、数パーセントの確率。
高い確率で「・・・・!(絶句)」だと思う。
阻止した女性陣は、父と娘の関係がぎくしゃくしないことを事前に対処したということだけで満足です。
女性はおせっかいですが、影の薄い一人旅のおじいさんがみんなに囲まれて中心になってのワイノワイノは、結構楽しかったはず!と見ました。
さて、最後は食事は中華料理です。
馴染みの味にちょっとホッとしました。
ディナー食事も終わって空港へ向かいます。
バスの中から眺める景色を目に焼き付けようと・・・。
いやでも焼き付くこの電線!
燃えるぞ~っ!
さて、いよいよインドともさようなら!
空港には象もいます。
ツアーではほとんど買い物できなかったので、空港のきれいなお店でゆっくり買い物をしました。
といっても、そうほしいものもなくお土産のチョコや金のガネーシャのブックマークを購入しただけ。
買い物については欲求不満です。
そして、乗り込んだANAのフルフラットのビジネスクラス!
これが帰りの一番の楽しみ!
朝食です。
和食にしました。
ん・・・。
インドの素材・・・?
成田―インドの方が格別に美味しい。
なんちゃって和食。全部食べることはできませんでした。
だんなは洋食を選択。
だんなも美味しくなかったとのこと。
帰りの機内食は期待しない方がよい。ということでした。
と、無事に成田に到着!
もういつ入れるか分からない成田のラウンジも十分に堪能です。
だんなはシャワーまで浴びてました。
設備は十分に充実してとても満足したとのことです。
インドの旅も、お腹をこわさず熱も出さずに無事に終了です。
ガイドさんの言っていた言葉が頭に残っています。
アメリカのシリコンバレーにはたくさんのインド人がいる。
googleやマイクロソフトに勤めて高給を取っていたMIT(インド工科大学)の人たちが、インドに帰ってきて起業をし始めている。
ITはインドでもっとも成長する分野。
そして、デリーは今や建設ラッシュ。
今年買ったマンションは、2,3年後には確実に2,3割増し!
ITと不動産でこれからはインドが伸びます!
日本の皆さん!ぜひ投資してください!
だそうです。
株は乱高下するので、不動産がおすすめだそう。
ただ、インド人にしか不動産は買えないのでガイドの私に言ってくれればよいのだそうで、もちろん手数料はいただきます!とのこと。
日本の不動産会社もインドに多数事務所を開いて投資しているよ!って。
インドで不動産を購入することは敷居が高いけど、REITならとインドのREITを探したけど見つからず・・・。残念!
確かに、この人口の多さと驚異的な大腸菌に対する抗菌力を見たらインドすごい!と思ってしまいます。
そして、カーストの枠に入らないIT企業を目指す若者の意欲もすごい。
ITなら最下位のカーストから抜け出すことができるんですから。そりゃ、ちょっとできる子なら家族総出で必死になりますって。
インドの未来は眩しいくらい明るい!
と感じた今回の旅でした。
あと10年したら、ハイテク都市のインドになっているかも!
「10年後にもう一度行く国」フォルダに入れておこう!
インド旅行4 -アグラ・タージマハル ー
アグラ・タージマハル
今日も暑いかいな・・・?で朝です!
朝日のタージマハルを見るために5時起きです。
6時にはロビーに集まって出発!
朝は涼しいのでテンションも上がります。
ホテルからバスで数分の川沿い原っぱへ移動。
「えっ?ここから見るの?」って思うような場所ですが・・・
いよいよ対面のタージマハル!
見える・・・!
はるか遠くに見えるタージマハル・・・。
ここから見えるタージマハルは小さい・・・!
想像していた”朝のタージマハルツアー”とは違うけど、まぁ、インドやし・・・。
iPhoneでは、やはり限界か・・・。
粗い画像です。
一眼レフもってくればよかったと思ったけど・・・、持ち運びに重たくて置いてきちゃいました。
あー、でもこの時だけは少し後悔。
日中はiPhoneで十分なのですが、光が足りなくなるとやはり一眼レフカメラの威力にはかないません。
おー、お日様あがったー!
ふと横を見ると・・・。
ビニールシートの家に住んでる女性が朝ごはんの支度をしているようです。
一気にこの殺風景な原っぱの現実に引き戻されます。
ホテルへ戻って朝の散策。
今回宿泊した中では一番大きなJAYPEE PALACE HOTEL!
ホテルの中のショップはしょぼいけど・・・。
中庭ではリスが元気に走り回っています。
プールもあります。
今回宿泊したホテルは、すべて大理石がふんだんに使われています。
カウンターも大理石。
朝食の後はいよいよタージマハルへ!
チケット売り場はすごい列です。
外国人優先(料金が地元の人とは全然違う)レーンからタージマハルへ。
おぉー!見えた!
あれが世界遺産、死ぬまでに見ておきたいタージマハル!
ほー。
美しい・・・!
今までさんざんホコリっぽくて、きちゃない町を見たかいがあります。
このタージマハルの美しさを倍増させるための演出だったんだぁ!って思えます。
街中のごじゃごじゃ感が、タージマハルの美しさをかえって引き立ててます。
しかし、年を重ねるとほんとちょっとやそっとのもんでは感動しなくなった自分が悲しい。
確かに美しいけど、残念ながらこれを死ぬまでに見なければいけない!
ほどの感動が出てこない!
と、思うのです。
どんな世界遺産にも感動ができる方は、その場所に興味を持ち、時代を知り、歴史を知り、その世界遺産のできた事情を知っているかで感動の度合いが違ってくるということじゃないかなと・・・。
あかん!
インド映画を一本ぐらい見ただけで来た軽いノリに、この風景はもったいない!
ずーっと見ていたいけど、やはり太陽光線ビームから逃れたく、早く日陰に入りたいの思いが強い!
タージマハルから入口方面を望む。
タージマハルの白い大理石を歩くために、靴カバーが用意されています。
白い靴カバーを履いて滑らないようにと・・・。
なんせシニアですから。
こけたら痛い。
このタージマハルの中に入るのにぐるーっと並んでいます。
ガイドさんはいなかったので、どうしてよいのかわからず列の終わりを探していました。
炎天下の中これを並ぶのかと思うとうんざりです。
しかし・・・!
思いついた!
高い外国人入場料で入場しているから、きっとファストパスレーンがあるはず!
そうなんです、チェックも何にもないけど、見た目明らかに外国人と分かれば優先的に入れる列がありました。
で、すんなり入場!
内部は撮影禁止です。
お墓ですので、中心部に大理石の棺が置かれてます。
見学者に押されてほんの数分でさらーっと回れます。
アグラ城
世界遺産のアグラ城へ移動。
世界遺産もなんのその!
早く日陰へ!!!
こちらの部屋から幽閉されたシャー・ジャハーンが愛しの妃が眠っているタージマハルを眺めていたそうです。
「ほんまかいな?
ほかに見るもんなかったんちゃうん?」
って思ってしまう、関西のおばはんです。
望遠で撮っています。
幽閉された部屋の内部は、大理石と埋め込まれた本物の宝石でものすごく贅沢です。
本物のルビーやエメラルドが埋め込まれています。
もちろんあちこち取られています。
日本だったら柵でかこってガラスばりにして触れないようにするでしょうが・・・。
ここはインド、触れます。
撫でてみました。
エメラルドをほじってみたい欲求をぐっとこらえました。
お昼はレストランでいただきました。
このスープは美味しかったです。
お馴染みの味です。そろそろ飽きてきました。
お次はタージマハルを見ながらのティータイム。
ということで、小さな小さなビルのホテルの屋上(8Fぐらいだったでしょうか)に案内されます。
ところでタージマハルは?
左斜め奥です。
望遠で頑張るとこんな感じになります。
タージマハルは見えます!
嘘じゃないです!
というところの屋上急場設置カフェでしょうか。
まぁ、インドです。
これも笑える思い出です。
夜はホテルのレストランで。
インドのビールは薄味です。
そろそろこういった料理も飽きてきました。
インドでは毎日、朝、昼、夜、全てカレーだそうです。
「飽きませんか?」とガイドさんに聞いたら、「野菜カレー、じゃがイモカレー、チキンカレー、色々あるから飽きないよ!」って。
めっちゃ飽きそう!と思ったけど、そもそもそれしか知らなかったら十分なのかも・・・と。
明日でいよいよ最終日!
デリーに戻ります。
最後の夜だというのに、ホテルのバーに行く元気も太陽に奪われてしまったシニア夫婦です。
なんだかもったいない気もしますが・・・。
ツアーの皆さんもお疲れのようで、ホテルの小さな売店を冷やかすぐらいでした。
それにこの旅行中ずーっと便秘だったお腹が、もうパンパン!
便秘薬はインドのトイレ利用が難しそうですし、ツアーですしで持って来なかった。
水分をとっても暑さで蒸発するのが早いのか、なかなか頑固です。
行く前に生野菜だけは食べるな!とアドバイスされていましたが、我慢できずに昨日からその禁断の生野菜を朝食に食べてます。
が・・・、効きません。(;'∀')
このまま関空かなぁ・・・。
あ~つらい・・・。
インド旅行3 ージャイプルからアグラへー
アグラへ
朝ごはん!
ホテルの朝食はどこも似たり寄ったりです。
ビュッフェスタイルなので、どうしても自分の口に合いそうなものだけを選択するとこんな感じになってしまいました。
カレーは必ずありますが、観光客向け仕様なのでしょうか、まったく辛くはないです。
ので、カレー好きな方には物足りないかもしれません。
味は化学調味料がいろいろと入っているとは思えないので、素朴な味です。
朝食後はアグラに向けて出発です。
今日もピーカン!真っ青な空!
今日も暑いんだろうなぁ・・・。
とバスに乗り込んで出発!
インドの街並みを見て楽しもう!
と思ったけど、こんな感じでゴミが気になります。
癒される風景になかなか出会えないですが・・・、これはこれで、これから綺麗になるという発展性に目を向けることにします。
中国も日本も数十年前はこんな感じ。
それが今や・・・!って思うと、
インドは確実に伸びます!
なんといっても中国に匹敵する巨大な人口!
カースト制度から抜け出すための一つとしてIT産業が選択されるという現実!
それに比例する頭脳人口!
そして、大腸菌に負けない強い身体!
間違いなく最強になるでしょう!
そんなインドの未来を想像しながら景色を眺めてみます。
フルーツの屋台は、まぁまぁ絵としてもきれいかな。
バイクは基本3人乗りらしい。
この子たちが大きくなる時には、インドはどう変わっているのか楽しみです。
チャンド・バオリ(階段井戸)
ジャイプル近郊の階段井戸に到着!
階段は3500段!
ここから水を汲みに行くのが女性の仕事だったそう。
一日中、水汲みばかりしていたそうな。
足が鍛えられてパンパンやったんやろなぁ・・・と想像する。
と次にどうやってさぼろうかと考える。
排水用の穴?に野良オウム発見!
野鳥のオウムを初めて見てちょっと興奮!
ガイドさんが、レリーフの説明をするのですが、暑さで頭に入らない・・・。
湿気は多くないので大丈夫かと思ったのですが、やはり太陽光線がきつい!
今度インドに来るときは、絶対に11月以降にしよ!と思ったのでした。
さて、やっと涼しいバスに乗って高速道路を走ります。
なんとこれが田舎の高速道路。
道路わきには普通にお店が並び、人も行き来してます。
もちろん、いろんな動物も。
窓からの景色は相変わらず埃っぽくてゴミが散乱し、バラックのような家に人と動物という風景です。
窓の景色を見て癒されようとは思ってはいけません。
果物は豊富なようです。
アグラに到着!
お昼ご飯!
おなじみのカレーです!
ジャガイモカレー、野菜カレー、チキンカレー、と定番のようです。
味は・・・、
うーん、飽きました!
ファテープル・シークリー
まぶしい!
お日様も絶好調のお昼!
アグラ到着の前に世界遺産のファテープル・シークリーに観光です。
おっ!池だ!
近づいてみると、そう綺麗な水ではなかった・・・。
それにしても眩しすぎて・・・!
ガイドさんの説明も頭に入らず・・・。
日陰に入るとほっとし・・・。
この日陰からもう出たくないな・・・。
太陽のせいでせっかくのガイドさんの説明も、すっかり焼き尽くされて記憶から薄れた観光でした。
バスに戻って、クーラー全開の中ぬるいお水をがぶ飲みします。
あー生き返る!
再びバスに乗ってアグラへ出発!
野良牛ではないので、毛並みに艶があります。
やはり、食べ物によって毛並みも変わるのでしょうか。
この牛を先導している人はいないのですが、自宅へ戻る途中だそうです。
アグラのJaypee Palace Hotel(ジェイピーパレスホテル)に到着!
欧米からの観光客もたくさんいらっしゃいます。
大きなホテルです!
部屋の写真を撮り忘れていたので、出発間際に撮影!
シーツがよれてしまいました。
このツアーで利用した部屋はすべて十分な広さがあります。
ホテルはこのホテルで最後ですが、部屋の広さや清潔さは満足です。
中には鳩の見えるホテルもありましたが・・・。
バルコニー付です。
暑いので出る気はしませんが・・・。
荷物を置いて、中庭を散策しました。
綺麗な中庭にプールもあります。
外のホコリっぽさを微塵にも感じさせない優雅なホテル。
やっと落ち着いたという感じです。
日中の観光で、太陽との闘いにすっかり疲れてしまいました。
明日は朝日のタージマハルを見に行きますので早起きです。
せっかくなのでホテルのバーにでもと思うのですが、ダンナは疲れているようです。
熟年ツアーはほんと静かです。
若者ツアーでしたら、これも何かの縁かと盛り上がるのでしょうが・・・。
そういう場が作れない雰囲気なのがちょっと残念です。
あー、盛り上がりたい・・・!
と思うのはわたしだけ。
ダンナは早く寝たいようです。
バスの中で寝ればいいのに・・・!と思うのですが、バウンドして眠れないんだそう。
うーん・・・そーかなぁ???
もう慣れた私にはそれなりに心地よい揺れに変わったんですが・・・。
というわけで、ホテルの小さな土産物屋をひやかしてこの夜はおしまいです。
明日はいよいよインドのクライマックス!タージマハル!
死ぬまでに一度は見ておきたい世界遺産なのだそうで・・・。
ほんとにそうなのか?
楽しみです!