エジプト旅行6 -アブシンベル・カイロ -
アブシンベル
アブシンベル2日目の朝!
早速、朝日が昇るアブシンベルへ!
砂漠ばかりとイメージしていたエジプトでナセル湖からの朝日を見られるなんて・・・!
朝日に照らされた、全部ラムセス2世のアブシンベル大神殿。
そしてアブシンベル小神殿。4体はラムセス2世、2体はネフェルタリ。
大神殿と小神殿がいっしょに入るとガイドさんに教えてもらった場所からパチリ!
当時は男尊女卑がすごい時代。その時代にラムセス2世はネフェルタリのために、こんなに豪華な神殿を建てたのです。
どれだけ愛が深いのかとガイドさんに聞いた方がいらっしゃいました。
「ラムセス2世の奥さんはネフェルタリお一人なんですか?」
「違うよ~!子供は100人以上いるよぉ!」
「えぇ~!!」( ゚Д゚)
かなりのドスケベのようでした。
それでも、数ある妃の中でネフェルタリのためにだけこの神殿を建てたので、言葉だけじゃなく行動でしめしたところは愛が深かったのでしょうか。
さて、そうなるとラムセス2世から執着されたネフェルタリはどのような女性であったのかが気になるところ・・・。フフ。
神殿を堪能した後はやっと朝食!
今朝は、勇気を出して「Sunny side up, please!」と卵を焼いてる青年に言ってみました。
目玉焼きが焼けてる!
通じたわ!青年が何か言ってる。
身振りで「ひっくり返すのか?」ってまでは分かるけど、内容は細かく分からない。
よく分からないから「No!」って答えるとほとんど生のままの卵焼きの出来上がり。イメージは半熟ぐらいだったんだけど・・・。
まぁ、良いわ。
英語が通じたことがうれしい!
パンケーキは美味しかったかな・・・。
部屋に戻ってゆっくり荷造り。
アスワンに向けてバスで出発です。
お昼はヌビア人の方が経営するレストランで。
玉ねぎのスープ。かなりの薄味です。
素材のみの味です。
オリーブオイルにどっぷりつかった茄子とパンにつけて食べるごまペースト。
古代の味がするパン。
白身魚と野菜のスープ。
塩、こしょうプリーズ!
これこそデザート!
なんだか一気に古代のランチにタイムトリップしたみたいでした。
世界はまだまだ未知に満ちてるぅ~!
日本にいては、この感覚は味合わえないです。
ランチ後は、昨日とは反対にアスワンに向けてサハラ砂漠を3時間かけてバス移動です。
サハラとはアラビア語で砂漠という意味。
よってサハラ砂漠=砂漠砂漠とガイドのモーセンさんがよく連呼してました。
3時間爆睡した後はアスワンに到着!
パピルスの店へ~!
買わないと思うけど・・・。
きれいな店内へみんなでゾロゾロ。
ガイドのモーセンさんがパピルスができるまでの工程を実演し、どのような内容の絵が描かれているのかを説明してくれます。
値段は大きさによって変わります。
小さいはがきサイズで1,000円くらいから数万円まで。
高いし、いらないな。
ふと、ダンナを見ると熱心にパピルスの絵を見てるじゃなぁい?
「えー!? 買うん!?」
「うん。どれがいいかなぁ。」
「えぇー!高いでぇ!」
「思い出になるやん」
「はぁ・・・」(;'∀')
ということで、約5,000円のパピルスを購入。
ダンナが選んだのは、アンケセナーメンがツタンカーメンにオイルを塗っている様子が描かれてるパピルス。
なんて、ロマンチック・・・!(;・∀・)
しっかり我が家の玄関に飾られています。
この後、ルクソールからカイロへ出発するはずが、飛行機が遅れに遅れ、3時出発が夜9時出発となりました。
よって、カイロのホテルで取る予定だったツアー最後のディナーは、急きょナイル川クルーズ船に戻っていただくことになりました。
ちょっとがっかり・・・。
ツアー最後のディナーは、ツアー中で一番豪華になる予定だったのですが・・・
ま、これも思い出です。と言い聞かせます。
この間、ガイドさんや添乗員さんたちはあたふたと大変そうです。
やっと手配できたのは、わたしたちツアーだけのチャーター便。
この小さい飛行機でカイロに向かうことに・・・。
無事に飛んでくれるかしらと、ちょっと不安。
カイロ
無事にカイロ到着。すでに11時過ぎ。
このままホテルへ直行です。
ホテルは MOBENPICK HOTEL CAIRO PYRAMIDS ムーベンピックホテルカイロピラミッド。
広くて綺麗!
窓からピラミッドが見える!っていうホテルです。
ピラミッド~!!
肉眼では・・・
見えん!
写真に撮ってみると・・・かすかに三角が見える。
明日の朝も日の出前出発なので、結局ピラミッドが見えるホテルに泊まりながら、ピラミッドは見えず・・・なのです。
今日は移動で一日が長く感じました。
さて、明日はいよいよ最終日、そしてピラミッド!
憧れのピラミッド!
神秘の力を感じられるかしらん?
もうすでに夜中の1時半!
明日は5時のモーニングコール!
さぁ、寝よ!
と・・・ウトウトとしかかったところへ、
パン!パン!パン!
という音!
「えっ!?何?テロ!?」
急いでベランダから外を見るけど、通りは静か。
花火でした・・・。
真夜中の2時半に・・・。
げっ・・・!
眠れるか・・・。
がんばって、寝なくっちゃ・・・!
エジプト旅行5 -アスワン・アブシンベル ー
ルクソール到着!
今朝は青のりたっぷりのお好み焼きの夢で目が覚める・・・。
あともう少しで食べられるところだったのに・・・!
そろそろ船の食事も限界が来ているのかも、というところでナイル川クルーズ船も終わりです。
スタッフの方は親切で愛想もよく、何よりも観光して船に帰ってゆっくり休んでる間に移動してるってのがバス移動より疲れがとれていいです。
食事も今から考えると贅沢な話で、現地に行ったら現地の味を楽しむ。そんな気持ちでいたらいいのかもしれません。
でも、やっぱお好み焼き、食べたい・・・!
香水ガラス瓶と香油
朝はガラス瓶と香油のお店でのショッピングで始まりました。
お店に行くまでのバスの中ではガイドのモーセンさんが、ガラス瓶とオイルの素晴らしさを紹介します。
あいかわらずジャパネットたかたに匹敵するトーク炸裂です。
でも、・・・わたしは買わないかな。実用的でないし。
店に入るとすぐにガラス瓶製作の実演ショー!
パンッ!とガラスが砕け散る見せ場があったりと結構楽しいです。
いろいろな花のオイルも紹介されます。
とてもいい香りですが、普段から香水もつけないのでそう興味もありません。
しかし・・・
モーセンさんのトークのせいか、なぜかダンナが食いついた!
昨日のポロシャツ購入で発火したのか、買い物脳に火が付いたようです。
結局、蓮(日本人の定番)オイルを36ドルで購入。
いつ使うんだ・・・?
そして、ガラス瓶。
実用品でないものは場所をとるだけで・・・と思うのですが、こちらもダンナがラクダのガラス瓶を選んで購入。日本円で1,200円ぐらいの小さな瓶です。
この瓶にお店からのお土産のサハラ砂漠の砂をつめます。
ふと回りを見ると、ガラス瓶をお土産にと皆さん爆買い!
このラクダのガラス瓶・・・、しばらくぶりに見ると、購入した時のダンナとのやりとり
「えー、そんなん買うん?
どないするん?使わへんでぇ!」
「ええやん!思い出になるやん」
とかが思い出されるので、これはこれでいいのかな・・・と。
未完のオベリスク
観光は未完のオベリスクから。
途中でひび割れがしたので、未完成のままにされたオベリスク。
どのようにしてオベリスクが作られているのかが分かるので、遺跡として残されています。
高台にあるのでアスワンの街が見渡せます。
そしてエジプトの街中で見かけられる未完のビルディング。
ビルの上に柱が見え、まだまだ上に伸びそうな感じ。
でも、洗濯物が干してあったりと未完でも明らかに人が住んでます。
エジプト人はお金がたまってから上に増築していくのだそうです。
家族全員で住むので親の代で何階かを建て、息子の代でまた階数を増やすということもあるとか。
雨がめったに降らないのでこういうこともできるとガイドさんが言ってました。
バス乗り場に向かうまでの未完のオベリスクの近くの本屋。
ダンナがエジプトの観光案内本を購入したいとお土産ものが並ぶ本屋へ。
エジプト遺跡解説本を購入。英語版・・・読めない。
写真と画像を見るだけです。
バスに戻る途中にも、「ワンダラー!ワンダラー!」と土産物売りがやってきます。
そう言えばまだマグネットを購入していなかった。
いつも旅行に行くと冷蔵庫に貼るマグネットを購入するのが定番になっています。
ふと振り返るとダンナが土産物売りのツタンカーメンのマグネットに反応してるではないですか!
ほっておいたら言い値で買ってしまう!!
急いで交渉場面に加わると物売りは3ドルだと言ってる。
ダンナは2ドルだと言って、物売りも2ドルで応じようとしてる。
だめだ!1ドルだ!と割って入る。
物売りはダンナを見て2ドルと言う。
じゃぁ、いらない!と財布から2ドルを出そうとするダンナを連れ出そうとすると、物売りは1ドルでOKした。
物の状態から言っても1ドルで十分のツタンカーメン。
ツタンカーメンのマグネットを見ながら、「1ドルの買い物をするのにもママの許可がいる・・・」とつぶやいたダンナがなんだか愛おしくなりました。
アスワンハイダム
ナイル川の氾濫をコントールするために作れられたアスワンハイダム。
このダムのおかげでナセル湖が誕生!
海みたいに大きいです。
このダムが建設されたおかげで、ナイル川はコントロールできるようになったけど、数々の遺跡が水没してしまうことになったそう。
その一つが今夜行くアブシンベル神殿。
日本からのお金もたくさん入って高台に移動されたそうです。
「皆さんのおかげなんですよ」とガイドさん。
サハラ砂漠
ルクソールから約3時間かけてアブシンベルまでサハラ砂漠を移動します。
まっすぐな何もない道。
ひたすら爆睡。
と、ガイドのモーセンさんの
「蜃気楼が見えるよ!」
で目を覚まします。
わぁー、はじめて見る本物の蜃気楼!
蜃気楼って本当にあるんだぁ!
小山の前に水があるように見えますが、バスが移動して角度が変わると見えなくなります。
これじゃ、砂漠をさまよってたら「水だ!」と間違えるわ。
何度もあらわれる蜃気楼を堪能した後は、ガイドのモーセンさんから被り物の説明です。
エジプト人とアラブ人では被り物が違うんだそうです。
わっかを乗っけるのがアラブ人。
エジプト人はわっかはかぶらない。ねじって巻いて留めるんだそう。
ちなみにこの白い被り物の布とわっかのセットはクフ王のピラミッドで1$で売られています。
白い布にはmade in chinaと書いてあるけど・・・。だそうです。
そして宗教のお話。
エジプトは85%はイスラム教徒、15%はキリスト教徒で、モーセンさんはキリスト教徒、運転手さんはイスラム教徒。
こうやって仲良く仕事してますって。
エジプトでは、当初はキリスト教徒が多かったけど、イスラム教徒は4人まで奥さんを持つことができ、生まれた子供はイスラム教徒になるので自然とイスラム教徒が増加したそう。
それにキリスト教徒からイスラム教徒への改宗はできるが、イスラム教からキリスト教への改宗はできないそう。
すごいぞ、イスラム教の世界戦略!
アラブのお金持ちが作った砂漠のオアシス。
ナツメヤシの木、オリーブ、ブドウなどヨーロッパ向けに栽培してるそうです。
農業用のナセル湖からの水路。
砂漠に突然って感じでびっくり!
そして、サハラ砂漠にどんどんできる新築物件!
アスワンから3つの検問所を通り、やっとアブシンベルに到着です。
ホテルはSETI ABUSIMBEL セティアブシンベル。
コテージ風のかわいいホテルです。
部屋のテラスからは、ナセル湖が見渡せます。
ランチはホテルで。
パンは柔らかく素朴なお味。
このゴマのスープみたいなのものにつけてパンをいただくとか。
ダンナは「これはいける!」ときれいに食べておりました。
マンゴージュースを頼んだら、パックのジュースでした。
まぁ、これもエジプトです。
見た目は濃厚だと思ったのですが、食べると・・・やっぱ、コンソメ、ブイヨン等が足らん・・・!
これも・・・エジプトです・・・。
味がしないコメでした。
お昼からはゆっくりホテルを散策。
プールが夕陽に照らされてきれいです。
なんだかリゾート地に来たみたい!
アブシンベル
夜はアブシンベルの音と光のショーです。
映画や世界ふしぎ発見!でも見たラムセス2世のアブシンベル大神殿!
感動!
そしてすぐ近くにあるネフェルタリ神殿といわれる小神殿。
音と光のショーがはじまる数分前にはすべての明かりが消され、真っ暗になります。
そして、星空をみあげると・・・!
天の川が見える・・・!
そうです。
残念ながら乱視とシニアになるにつれ、暗い場所では見えにくくなっているわたしにはかすかに光るぽつぽつの星だけ・・・!
残念すぎるぅ~!
眼鏡を持ってくるべきでした。
すぐにアブシンベル大神殿に映像と音楽が映しだされます。
ラッキーなことに、圧倒的に多い日本人(98%日本人)のために日本語ナレーターの歴史物語でした。
だけどせっかくの映像も眼鏡を用意してなかったせいで、ぼやけたままでした。
残念だぁ!後悔するぅ!
12月のエジプトは朝夜ともに寒く、ダウンが欠かせません。
砂漠の寒い夜にすっかり凍えながら、ホテルに戻るとディナーです。
見た目、から揚げも美味しそうだったんだけどなぁ・・・
塩コショウふりかけます。
ぶつぶつ文句言いながらも、その国の食を味わうのもまた楽しい思い出になるです。
エジプトで食べたあの時の料理は・・・なんて言いながら笑い合うのもまた楽しいんです。
さて、明日も早くから朝日のアブシンベル神殿です。
しょうゆ味が懐かしくなって夜食にぼんち揚げも食べたし。
さぁ、寝よ!
エジプト旅行4 -エドフ・コムオンボ -
エトナの水門
午前1時前、電話のコールで覚醒!
エトナの水門にやっと到着したようです。
このまま寝たい・・・!という本能に負けちゃダメだぁ!
せっかくエジプトまで来たんや。
ただのもんは見とくんやぁ!
と奮い立たせます!
夜中にもかかわらず屋上のデッキにはたくさんの方が集まってます。
船の幅しかない水門前まで船を進めます。
船が動くのでぶれます!ぶれます!
ムスッとした船長さんはスタッフに怒鳴りあげてます!
船が壁面に当たっている音が、ギィ・・ギィ・・
でも、真剣に仕事してる男って(ふつうのオッサンやったけど)かっこよく見える~
水門の仕組みよりも、働くおっさんに感動した夜でした。
水面が上がっていく様子を見ていたら、冷たい風にすっかり眼が覚めました。
狭い水門に入るというクライマックスも終わったようです。
明日も早いので無理やり寝ます。
エドフのホルス神殿
5時30分のモーニングコール!
準備して朝食。
毎回ながらシニアの皆さんの朝は早い。
6時の朝食時間に6時には皆さん、すでに着席されて食事を始めてます。
今日の最初の見学はホルス神殿。
神殿までは契約している二人乗りの馬車で移動します。
明らかに疲れ果てて息の荒いやせた馬もいます。
そんな馬に若い青年が何度も鞭打って走らせる姿をみると、なんとも可哀想で見ていられません。若いからいい馬をまだ持てないのかもしれません。
往復で利用すると約3000円、一ヶ月のエジプトでの給料が3万円から5万円なので、稼ぐために何度も往復して疲れ切った馬を鞭うちます。
馬に生まれんでよかった・・・。
ホルス神殿・・・でかいわ!
壁面に描かれたプトレマイオス2世が敵を討つ場面をガイドのモーセンさんが演じながら説明。
プトレマイオス2世が敵国を倒し、神様に祝福され、神様とつながってる俺さまは偉いんだという内容だったと思います。
もうこの辺りから顔は動物、体は人間の神様、俺様の王様にも慣れてきました。
大勢の方がこのハヤブサ神ホルスと記念撮影をしています。
当時の人々の様子や王様は偉いのだ、などが描かれた壁画の高さやぎりぎりまで描かれている壁画に圧倒です。
王様よりこの絵を描いてる壁画職人たちがすごい!と思ったのでした。
奥にはホルス神の聖船があります。
上を向いてるお顔が苦しそうで・・・。
自由時間は20分くらい。
集合場所でまた同じ馬車に乗って船まで戻ります。
馬車は見学の間、ここで待ってることになってます。が、私たちの馬車は待ってる間に別のお客を載せて運んでいたようで見つけることができません。
仕方がないのグループのお頭の馬車にガイドさんと共に乗せてもらいました。
すでに往復の料金も払っているので、きっとお頭に後で怒られるぞぉ。
左がガイドのモーセンさん。毎日、色違いの自分の名前が入ったヒエログリフ入りのポロシャツを着ています。
もちろん、これも後でちゃんと購入できるようになっています。
ガイドさんが身に着けている装飾品や持ち物はサンプルでありガイドさんはモデルということですね。
さすがにお頭の馬は馬力がありました。4人乗っても大丈夫のようです。
しかし・・・降りるときに親指と人差し指をこすってチップを請求されたよ。
お頭もチップって言うんだ、もっと威厳があるのかと勝手に想像してた。
事前にガイドさんからまとめて全て払ってあるので、チップを払ってはダメです!
と、念を押されているのでここは無視です。
コムオンボ神殿
船に戻っていつもと同じ昼食のあと、コムオンボへ向けて出発!
ワニの神様の神殿だそうです。
帽子を整えている王様の横にワニの王様。
生命の表すエジプト十字のアンクをもっています。
このコムオンボ神殿は、医学的な壁画に描かれているというのでも有名だそうです。
女性の出産シーンが描かれてます。赤ちゃんが・・・!
民族衣装のガラベイヤを着て解説するガイドのモーセンさん。
いつも分かりやすい解説で楽しませてくれます。
モーセンさんのおかげで毎日がとても楽しい!
ところが・・・、ここで一体なんの話をなさっていたのか・・・
まったく覚えてない・・・!
太陽に照らされたコムオンボ神殿を堪能して、神殿の横にあるワニのミイラ博物館へ。
ミイラというか剥製に近いような感じ。
暗い照明の中、10体以上ずらーと並んでます。
ここはササーっと見学。
船に戻ったらお土産販売。
毎日、毎日、壁画に描かれたエジプト象形文字のヒエログラフをみているとデザインがなんだか素敵に思えて脳に刷り込まれてしまいます。
すっかり脳内でヒエログリフがいっぱいになったころ、ヒエログリフのTシャツ、ポロシャツの販売です。
自由行動はなく、スーパーにも行くことができずで買い物欲求がたまってます。
カイロで市場に行く時間をとっているツアーもありますが、このツアーにはありません。
エジプト綿のしっかりした良質な素材で、ポロシャツ1枚、約1500円は安い!
もう、買うしかない!
自分の名前を入れてもらえます。
7枚買ったら1枚おまけということで、娘や息子や姑や自分用にだんな用にと8枚買ったぞ!
夏が来たら着るぞー!
ガラベイヤパーティ
今夜でナイル川クルーズ船ともさよならです。
明日からはアスワンです。
ディナーです。
もう、飽きてます。
ディナーの後はガラベイヤパーティ。
わたしたち関西組の担当添乗員は男性のせいか、パーティの衣装については船の中でも購入できますよ。と簡単な案内だけで、関西組は誰も衣装をゲットせずです。
一方、女性添乗員の名古屋・東京組はしっかりどこかでガラベイヤ衣装をゲットして、着飾ってキャー♪キャー♪と楽しそう。
いやぁ、この時は女性添乗員がうらやましいと思いました。
まぁ、踊ってしまえばそんなことも忘れます。
カウンターにいたスタッフにおすすめのカクテルを作ってもらいました。
あかん!めちゃくちゃ甘すぎて飲めんかった・・・!
エジプト人は甘いのがお好きのよう。
ガラベイヤパーティにダンサーもやってきて盛り上げてくれます。
みんなで踊って、眠くなった人から部屋に戻っていきます。
踊らな損です!
自分で盛り上がっていきましょう!
さぁ、明日はアスワンだ!
寝よ!
エジプト旅行3 -ルクソール西岸 ー
クルーズ船二日目!
まだ船は停泊したままです。
今日は、ルクソール西岸の観光!
雨が降らないので、雨の心配をしなくていいのがいいです。
ガイドさんが日本で最優秀ガイド賞の表彰されたとき、はじめて本格的な雨に遭遇したそうです。はじめて傘を買ったのがうれしくて、うれしくて、エジプトに持ち帰り、ご近所さんに「雨がいっぱい降ったんだよー!」と自慢したそうです。
さて朝食です。すでに同じメニューで飽きてます。
塩コショウで自分で味付けしていただきます。
でも、ふと我が家を振り返ると、毎朝トーストと卵にコーヒーという同じメニューなんですけど・・・。
ナイル川沿いのルクソールの街。
ごっちゃとした茶色街並みです。
3台横付けされてる船。
移動は船のロビーを通り抜け。ほかの船の方が豪華に見えてしまう。ほかの船の方はどんなものを食べてるんだろう?きっと、こっちより豪華にちがいない・・・!と思ってしまうのでした。
わたしたちの船のKAHILA(カヒーラ)号。
西岸へは、小舟に乗り換えて渡ります。
おぉー!張り付いてお掃除。
メムノンの巨像
まずは、メムノンの巨像!
アメンホテプ3世の像だそう。
デカイ!
でかさで権力を象徴するのでしょうね。
足元までは行きません。写真撮影を終えると早速次へ。
ハトシェプスト女王葬祭殿
またまた、「ワンダラー!(1$)」の呼び込みをかわしつつ、ハトシェプスト女王葬祭殿へ。
トロッコ列車に乗って神殿まで移動します。
到着!
トトメス2世の奥さんハトシェプスト女王の神殿です。
今まで見た遺跡と違って直線的です。
サングラスなしではつらい、空は雲一つないエジプトブルー!
思い浮かぶのは何年か前にここでテロがあったってこと。
そういったせいで観光地の各所で検問があります。
カバンをがバッと開いて爆弾チェック!
酉年ということでホルス像。
壁画のリリーフの着色も残っています。
丁寧に細かく描かれています。
日本人は器用だっていうけれど、ここエジプトでもドイツでもフランスでも、そりゃ細かい細工や丁寧に描かれた絵を見ると、世界中に器用な人はいくらでもいるんだ!って実感してしまいます。
日本人は器用だから・・・という視点はなんだか恥ずかしいです。
ハトシェプスト神殿で20分ばかり自由時間があります。
集合はガイドさん曰く「コカ・コーラのオアシスで」って。
真夏になるとこの辺りは40度以上で、毎日ここのアイスクリームが飛ぶように売れるそうです。
暑すぎて添乗員さんも「真夏は勘弁してくれぇ~!」って感じだそう。
ちなみに夏は暑いから観光客が少なくなります。
ので、旅行代金が安くなります。
すると、また観光客が増えるのだそうで、結局暑くても観光客は来ると。
しかし、覚悟してきていただきたいと。
倒れる方が二人ぐらいでるそうです。
バスに乗り込み次なる王家の谷へ。
王家の谷
到着!しかし、ここから写真撮影は禁止だそうです。
王家の谷では写真撮影ができません。
カメラはバスの中に置いたままにしておいてくださいとのこと。
脳内カメラで記憶に残してくださいとガイドさんは言いますが、無理です!
残りません!
ので、焦って記憶をたどります。
ラムセス4世とラムセス9世、最後にツタンカーメンの墓に入りました。
どのお墓も通路は整備されていて、まるで壁紙のように通路両側に描かれたきれいな壁画が色鮮やかに残されています。
よく描かれているコブラは死後の世界の道案内の意味だそうです。
壁画にはエジプト人の現世や死後の世界観が描かれています。
ラムセス4世のお墓では入ってすぐ右側にキリスト教徒の落書きが残ったままです。
どのお墓も無防備なんです。
もちろん触っちゃだめです。
しかし、こう毎日、毎日、エジプトの平面的な画風の絵を見てると、だんだんと愛着がわいてきました。
一つくらいエジプトの絵を記念に持ち帰りたいなぁ・・・と。
コースに入ってる店で、パピルスの絵は買わないぞぉ!っとの決心がここで既にに揺らいでいることには、気づいてない・・・。
ラムセス9世のお墓は、通路両側の白い壁にカラフルな死者の書の壁画が描かれています。ここの壁画が一番きれいです。
そしてツタンカーメンのお墓。一番奥にツタンカーメンのミイラが安置されています。
意外と小さいです。
クルーズ船へ戻る途中地元の方の市場が車窓から見えました。
残念ながら今回のツアーには、市場に行くなどの自由時間や散策はありません。
エジプトのスーパーマーケットに行ってみたかったです。
ナイル川クルーズ船
ランチは船で。
バイキング形式です。クスクスを試します。
うーん・・・、リピなし。
味が薄くて・・・。
プリーズ、塩コショウ!
食事の後は、ヒエログリフ講座です。
ガイドのモーセンさんから楽しく講義。
もちろん、これから行く貴金属店でカルトゥーシュを購入するため。
このあと、バスで貴金属店まで運ばれていくのでしたぁ~。
観光地と船だけの往復でショッピングしてませんからねぇ~。
周りを見ると同じツアーの方もシルバーや18金のアクセサリーを購入してるではありませんか。
物欲がふつふつと・・・!
旅の記念にとエジプトクロスと呼ばれる18金の小さいアンクのネックレスを購入。
あきらめる振りしたりして値切りに値切ったけど、言い値から30%ダウンがやっと。
グラムで測ってドル円で換算すると約2万円ぐらい。
今回の旅行で一番大きなお金を使いました。
でも、ここからはごっきげーん!
いやぁ、やっぱヒカリモノは気分を変えるわぁ!
部屋に戻るとスワン型にされたバスタオル。
やっぱ、器用じゃん!エジプト人!
3時には屋上デッキでティータイム。
エジプトではコーヒーを飲む習慣がないそうです。
だからかなのかコーヒーはインスタント。
ネスカフェをマグカップにスプーン1杯、お湯いっぱいなので薄い薄いコーヒーです。
素朴な味のクッキーもいただきました。
ファルーカが素敵です。
食べ物以外は素敵です。
板張りの見るからに豪華そうなクルーズ船です。
ガイドさんは一度だけ、TV撮影でお邪魔したそうです。
「ものすごい豪華でびっくりした!」と言ってました。
このあと、船室に戻って恒例の昼寝。
気が付くと夕方。
今夜はフルコース形式で。
期待しゃちゃいます!
ホワイトワインはまずます。
スープは・・・、うーん・・・素朴です。
出汁が・・・コンソメを足したいくらい。
パイ生地の中に鶏のクリーム煮です。
こちらも薄めの味です。
健康にいいかも。
しかし・・・コンソメやブイヨン足したい!
ビーフです。
もはや見るだけで味が想像できます。
これは、ネタになると思ったデザート!
チョコバナナがもちろん一番おいしかったです。
隣席していた122か国を回ったというおじさんは、「美味しい!美味しい!」と平らげています。
娘に「結婚するんなら、こういう人と結婚しないさい」と言いたくなるほどの気持ちいい笑顔で食事されていました。
ちなみにこのおじさん、次はリビア方面へ行かれるそうです。
そして、食事のあとはカクテルパーティ。
アルコールは控えめでアルコールが入っていないのもあります。
こうやって船にいる間も、いろいろと楽しませてくれるところがうれしいです。
この日は船に銀行の方がやってきて、日本円3000円をエジプトペソに両替。
こんな感じなので船から出ることは許されないのでした。
船はエドフに向かいます。
真夜中にエスナの水門を通り抜けるので、早々に部屋に戻って真夜中に起きる準備です。
今日も太陽いっぱい浴びたので疲れましたぁ!
エジプト旅行2ールクソール東岸ー
午前3時・・・目が覚める。
これが時差ぼけか・・・。
ベッドの中で寝返りゴソゴソ・・・。
と、外で流れるお祈りの時間を知らせる放送で眼が覚める。
かなりでかい音。
これから毎朝5時前に、この音で目覚めることに・・・。
そして朝ごはん!
甘いパンの種類が多いです。
オムレツというよりか卵を焼いただけです。塩コショウはご自分で。
ホテルのナイル川側へ出てみます。
おぉー!ミステリィナイル!
エジプトにいるんだぁ!って実感がひしひしと伝わってきました。
朝は寒いくらい。
空気は乾燥してて気持ちいぃ!
観光に出かけるぞぉ!
カルナック神殿
今日も明日もピーカン!
って感じな雲ひとつない青空。
朝日の差し込みが半端なく痛いです。
ほんとにピー!ってくる感じ。
湿気がないので太陽光も拡散せず直撃!
サングラスなしで外は歩けないくらいの強さ。
まずはビジターセンターで大きな模型を前にカルナック神殿の全体像をつかみます。
いよいよカルナック神殿へ。ゾロゾロ・・・。
羊の頭とライオンの身体のスフィンクスがお出迎え。
このスフィンクスが約3キロ離れたルクソール神殿まで続いていたそう。
門をくぐると・・・。
あっ!これだぁ!
「ナイル殺人事件」で出てきた羊の頭にライオンの身体のスフィンクス!
おぉ!テンションあがるぅ!
とやはり映画を見てるとちょっと楽しめるわ!
ラムセス2世像
でかい・・・!
こんなでかいもんばかり作る男は、気が小さい男に違いない。
と勝手に想像。
この像と同じポーズで手を前に組む写真を撮る観光客が多いそうですが、それは死人のポーズ!
生きているポーズはこっち!
左足を一歩前に出すの!っだって。
中に入ると大列柱。
触っちゃいけないけど、防御なし!
世界遺産がこれでいいのか・・・!?と思ってしまうけど、4000年前の建物の中に入り込めるなんて、なんて素晴らしい体験!
かすかに着色が残っている個所もあります。
想像力を駆使して大列柱をカラーにしようと頑張ります。
かなり苦しいが・・・
「ナイル殺人事件」では、この柱の上に人が登って石を落とすのですが、これは・・・登れない!
それにしても何もかもがでかい。
ずーっと上ばかり見てるので首がやたらと凝ります。
スカラベ(フンコロガシ)の像
この周りを7回周ると幸せが訪れるということでグルグル回りました。
ちなみにフンコロガシは大きな丸いフンを運ぶ姿が、太陽を運んでいると見られることから、幸せを運ぶのだそう。
20分ほどの自由時間を堪能したあと、次の観光地へ。
「ワンダラー(1$)、ワンダラー」の呼び込みをかわしながらバスに向かいます。
ワンダラーのほかに「シェンエン(千円)、シェンエン」や、なぜか「ヤマモトヤマ」と言って声をかけられます。
時間があれば、相手もしてみたかったけど・・・。
ルクソール神殿
ラムセス2世の横にはオベリスク。
2本あったそうです。
一つはパリへ
コンコルド広場にあったぞー!
パリのオベリスクは台座がついて触れられないように大事にされとったぞぉー!
右側にオベリスクの台座だけ残ってます。
オベリスクの両脇の像は二つともラムセス2世。
これ以外にもあちこちにラムセス2世。
どんなだけ自分が好きやねん!
気持ちわる・・・と思ったのは私だけなのか・・・。
さて、こちらは性の神様だそう。
皆さん”あそこ”を触ってご利益にあずからろうとするので真っ黒に。
「実際には触れないで、写真に撮ってその写真を触ってください」とガイドさん。
だんなはなぜか名残惜しそうにいつまでもこの壁画を見ておりました。
彼の脳内は今、どんなことになっているのか・・・
想像するのはやめとこ。
気を取り直してと・・・。
ツタンカーメン王とアンケセナーメン王妃座像。
二人がとても仲良しだったそうです。
ほんまかどうかは知らんが・・・。
後ろにまわるとアンケセナーメン王妃の手が長~~く伸びているのでした。
ここに書かれてあるヒエログリフは、もちろんツタンカーメンとアンケセナーメンの名前です。
が、ラムセス2世が削って自分の名前と妻のネフェルタリに書き換えたそうです。
やっぱ、気持ち悪い男やで。
ルクソール神殿からカルナック神殿につづくスフィンクス像。
これが約3キロ続いていたのですね。
すごい、どんなに当時は発展した都市だったのか・・・。
今日の観光はおしまい。
今日の宿泊であるナイル川クルーズ船、AL KHAHILA「アルカヒーラ号」に乗り込みます。
船室はきれいです。
ちゃんとバスタブも左側にあります。
さっそくバイキング形式の昼食。
フライドチキンだけ・・・美味しかった。
昼食後は船の屋上デッキに出てみます。
3台の船が横並びです。
隣の芝生は青く見えるで、隣の船の方が良くみえるぅ~!
6000円のオプショナルツアーを申し込まれた方は、あの白い帆船のファルーカに乗ってナイル川を遊覧します。
わたしたちはケチって昼寝です。
太陽が眩しすぎてデッキでゆっくりという気分ではありません。
光線が目に突き刺さります。
太陽に当たって疲れたせいか、船室に戻るとそのまま爆睡。
と、夕食タイム。
こちらもバイキング形式。
昼間よりか少しメニューが多い気が・・・。
ただし、使われている食材はほとんど同じ。
イスラム教徒が多いせいか、豚肉の料理がありません。
プレートにはBEEFと書いてあるのですが、肉のうまみが出てこないんです。
羊かな?
パンは塩と水と小麦で練って焼いたという感じで硬め。
余分な添加物が入っていなさそうにないので、安心かもしれないけど、味気がないです。
バター入りの食パンを食べ慣れているせいか、うーん・・・という感じ。
4000年前のパンを食べているよう。
そのかわりに菓子パンもたくさんあるんですが・・・。
食事の後はベリーダンスショー。
このおっぱいのお姉さんに迫られて、だんなと共にフロアでいっしょに踊りましたとさ。
この後、だんなはいつになくご機嫌で饒舌。
普段はほとんど話さないのに・・・。
おっぱい効果はすごい!
こうしてナイルの夜は更けていきました。
明日はこの船も出航します。
治安が心配なので船から出ることは許されません。
まぁ、安全が第一です。
まだまだ世界旅行したいですもん。
それにしても迫力のおっぱいでした。
エジプト旅行1ー関空からルクソールへー
関空からルクソール
長年の憧れだったエジプト!ツタンカーメンにピラミッド!
クラブツーリズム「燃料込」エジプト航空チャーター便利用 エジプト満喫8日間」
で熟年夫婦はエジプトへ!
今回の現地ガイドさんは、クラブツーリズムの世界ガイドの中でも最優秀賞を取られたモーセンさん。
今までいろいろなツアーに参加した現地ガイドの中でも、最高の5つ星ガイドです!
オチ付きの解説も秀逸!
聞いていて退屈させない話術!
笑いに厳しい関西人をも満足させます!
練りに練られた解説。まさにプロガイド!
この方に担当が当たってよかったぁ~。
次回エジプトに行くときや個人ツアーの時はぜひ、モーセンさんに!
そんな楽しかったエジプトの旅記録です。
さて、旅行前にはまずは勉強をと・・・。
旅行一週間前にはアカザクリスクティの「ナイル殺人事件」
とエリザベス・テイラーの「クレオパトラ」を見て、エジプトへのモチベーションを高めます。
今回は、お気楽なツアー参加です。
12月半ばのツアーで209,000円。
結構、リーズナブル!
12月はエジプトの気候も最高気温25度と過ごしやすそうです。
周囲はテロとかを心配してくれるんですが、ツアーが出てるんですし、これは行くしかない!
逆にツアーのほうが添乗員とツアーポリスも一緒ということで個人で行くよりかは安心なのでは?
と、今度何かあったら一生ピラミッドを見れないかもしれないということで決めちゃいました。
エジプト航空のボーイング777-300ERで関空、成田経由でルクソールまでチャーター便で出発です。
今回のツアーは総勢100人弱。
関西、名古屋、東京の3グループに分かれ、バス3台のツアーだそうです。
関西組は36名。そのうちお一人様参加者が12名。男女ともに半々です。
さすがエジプトまでお一人様で参加する方々は旅慣れた方ばかりです。
年齢層は・・・、12月の半ば出発ということで、シニア、シニア、シニアのオンパレード。
小さなおばあさん、おじいさんの集まりです。
家族4人参加の方もいらっしゃいました。
中にはすでに120か国を回ったという無国籍に見えるおっちゃんもおりました。
エジプト航空ではアルコールが出ないために関空でワインを探します。
大きなボトルしかなく、成田で買えばよいか・・・と。
成田からルクソールまで15時間のフライト。
長い・・・。
映画を見て・・・と思ったけど、日本語字幕や日本の映画が少ない。
「てるみくらぶ」という店舗を持たない旅行会社が、まったく同じコースでエミレーツ航空(乗り換えあり)で16万ちょっとであったのです。
一瞬、そっちにしとけばよかったかなぁ・・・と頭によぎりました。
エミレーツ航空の設備と食事には満足させられるんですよね。
まぁ、直行便だしということで自分を納得させます。
それに今にして思えばプロガイドのモーセンさんにも出会えましたし。
仕方がないので、amazonプライムでダウンロードした映画やkindleで電子ブックを読んで過ごします。
スリッパがないので持参したスリッパを利用しました。
エジプト航空の機内食
機内食は2回。
まずは、関空から成田までの間にクッキー。
朝早かったので少しお腹の足しになります。
いったん成田で飛行機を降ります。早速、ワイン探しへ。
ここにも大きいボトルしかないし・・・、で缶ビールにしました。
成田から飛び立って3時過ぎにランチです。
チキンを選択。想像してたよりおいしいです。よかった。
おやつタイム。
サンドウィッチとなぜか大福もち。
この大福もちが美味しかったぁ。
2回目の機内食。
朝ごはんですね。
こちらも美味しくいただきました。
エジプト航空の機内食は期待してたよりよかった。
・・・とこの時は思ったんですが・・・。
帰りはねぇ・・・、エジプトの食材が積まれるんですよ。当然ながら。
そんなことはまだ想像もいたしませんでした。
ルクソール到着
22時、砂ぼこりの中、ルクソールに到着!
周りに飛行機がいなくてポツン・・・と一機なのが寂しい。
観光で喰ってるエジプトは大丈夫なのか?とちょっと心配。
空港内までバス移動です。
中に入ると映画「ハムナプトラ」のような空港職員がいっぱい!
つるつる光る頭もなぜかセクシー?
なぜに日本人のハゲはセクシーじゃなくエロおやじのイメージなのか・・・。
そんなことを考えながら観光バスに乗り込んでホテルへ移動。
外は冷たくて、日本からダウンを着込んできたけどちょうどよい感じ。
23時頃にSTEIGENBERGER NILE PALACE(シュタインゲンベルガーナイルパレス)ホテルに着きました。もう寝るだけです。
ホテルは清潔でよい感じ!
大きなホテルです。
部屋から中庭を眺めます。大きなマンションみたいです。
wifiは使えません。有料です。
部屋にスリッパはありません。
もっとひどい部屋を想像してたので満足です。
なんでも過小評価しておくべきですね。
今夜は明日から始まる観光にワクワクしながら寝ます!
シャワー浴びて落ち着くともう0時過ぎ、明日は6時過ぎのモーニングコールだそう。
いよいよ歴史との出会い!
どんな街なのか楽しみぃ!
フランス旅行8 -パリからエールフランスで関空へー
6日間宿泊したホテルのチェックアウトも済ませました。
パリとも今日でお別れです。
同じホテルに6日間宿泊したのは、初めてです。
が、・・・飽きました。
ロケーションはシャンゼリゼに近く、毎朝PAULのクロワッサンも美味しかったですが6日間はさすがに飽きました。
今度来るときは場所を変えて3連泊ぐらいで・・・。
凱旋門から空港シャトルバス
トランクを少し引きずって、ホテルと同じ通りにある空港シャトルバス乗り場に向かいます。バス停は凱旋門のほんの近くです。
同じ通りの凱旋門前に並んでいるバスは、空港へ行くバスではないので注意です。
写真のバスは空港には行きません。
空港のバス停は凱旋門を後ろに見て、もう少しだけ通りを入ります。
シャルル・ドゴール ー エトワール、マックマオン通り、こちらが凱旋門近くの空港バス乗り場です。
空港まで約30分間隔でバスは出発しています。
エールフランスの自動端末
数か所止まりながら約1時間で空港に到着します。
Bordingは右だ!
ここまで順調です。
ホテルのネットで事前チェックインも済ませていました。
航空券はメールで受け取り、iPhoneにしっかり表示しています。
紙のチケットがないなんて、途中でバッテリーが切れたらどうなるんだろうとか、ドキドキです。
そんなことを思いながら、トランクを預けるカウンターを探します。
だけど、バカンス中なのか従業員数が少ないように感じます。
カウンターが分からない!
トランクを預けたいのにカウンターが分からない!
と、きょろきょろしてると旅行者が操作している端末が目に入りました。
きっと、あそこに答えがある!
これは、手荷物に付けるタグを発行させる自動端末なのでした。
横の同じ端末を操作している旅行者をチラ見して確認。
チェックインを済ませていない方は、これまた自動端末もしくはチェックインカウンターで先にチェックインを済ませる必要があります。
で、搭乗券をスキャンし、手荷物タグの作成、トランクにくっつけるのです。
iPhoneの搭乗券画面をくっつけて何度か失敗!
無事に発券されたときは、ほっとしました。
ひとりだったらきっと心細くなる・・・。
スタッフの方が少なくて聞ける人もいない状態でしたので。
出た!出た!
と、喜んでトランクに貼り付けて次へ。
トランクを預けたいが・・・キョロキョロ。(+o+)
何やらそれらしきカウンターが・・・
でも、スタッフもいない・・・
また、自動端末が・・・
ここでiPhoneに表示したチケットをスキャンさせ、荷物の重量も確認します。
が、何度やってもスキャンがうまくいかなくて嫌になった頃、スタッフが登場!
スタッフがトライして、やっと2度目でOK。
スキャンのピーッ!が難しすぎる!
コツが分からん!
と、すっかり疲れてやっと搭乗手続きを終えることができました。
荷物は自動的にベルトコンベアで運ばれて行きました。
セキュリティチェックも終え、ゲートに向かいます。
関空のような地方空港と違って色合いがおしゃれ―!
関空に向かって約13時間飛行になります。
あー、もうフランス旅行も終わりなんだ・・・。
いや、まだ機内食の楽しみが残っています。
エールフランスの機内サービスの映画は日本語字幕も少なく、すぐに退屈になってしまいました。
iPhoneに保存したAmazon primeの映画とKindleで読書をして過ごします。
どっぷりAmazonを利用している夫婦です。
エールフランスの機内食
機内食~!
ランチです。
PRESIDENTというブランドのチーズが結構濃厚。
匂いが・・・!
ディナーです。
PRESIDENTのチーズは持ち帰ります。
パリのスーパーでも見かけました。
強烈な匂いも思い出になります。
帰りの飛行機ではテンションが下がるので食欲も下がります。
お腹もいっぱい。関空まで爆睡態勢です。
エコノミーの狭い座席の中で、足の置き場に毎度のことながら悪戦苦闘していたら関空に到着。
関空に着くとまず最初に、家が燃えてないか・・・!
が頭によぎります。
関空に着くと、娘から「今日帰る」というLINEが入ってきました。
パリからバッグ買ったよぉ~!って写真送ったから、土産目当てに違いない。
と、一気に現実に引き戻されます。
今夜はスシローの寿司にしよ。
今回のフランス旅行を振り返って・・・。
・あちこち歩きまわるのは非常に疲れること。
・なので、パックツアーのバス移動は余力を保てるメリットがあること。
・予定していた美術館も疲れて行けなかったこと。
・バカンスシーズンで予定していたレストランに行けなかったこと。
・ケチらないでオプショナルツアーに参加して楽しかったこと。
・同じ場所に連泊するのは飽きてしまうこと。
・バッグをもう一つ色違いで買っておけばよかったこと。
など。
パリは他民族国家と言っていいほど、多種多様の人種が入り混じっていました。
アラブやアフリカからの移民、そんな中に混じって観光客がどっさり。
シャンゼリゼ通りでは、アラブ系移民女性が通りに突っ伏して紙コップを差し出している風景を何度も見かけました。
何らかの理由でパリまでたどり着いたのでしょうが・・・。
娘と同じような年ごろの彼女たちを見ると、胸が締め付けられます。
決してファッショナブルなイメージだけがパリではありませんが、それでも歴史という遺産、あちこちで感じるセンス、おいしいパンとワインとシャンパン!
やはり惹きよせられる魅力がパリにはあります。
ただ、ファッションに関してはカラフルさを期待していくと、
「ん・・・?」って。
スペインのマドリードと同じで、ブラックがしばらく流行色を占めている感じです。
言い方を変えると洗練されたシンプルなファッション。
カラフルなのは観光客のみ。
そんな今回のフランス旅行!
めっちゃ疲れたけど、
もう一度行きたい国フォルダに入れておこう!っと。
次はツアー旅行でエジプト!
気分はすでにスフィンクスにまたがるクレオパトラ!!